この記事は「年会費が無料のゴールドカードでおすすめのカードを知りたい」という人に向けて書きました。
結論、最もおすすめのゴールドカードは「三井住友カード ゴールド」です。
三井住友カード ゴールド
完全に年会費無料のゴールドカードがものすごく少ない中で、三井住友カードは初年度無料かつ、2年目からも4000円とかなり少ない年会費でゴールドカードを持てます。
その上、日本で最も有名なゴールドカードなので、ステータス性も高く、ゴールドカードに求めるあらゆるサービスも付帯している、完璧なカードです。
三井住友カード ゴールドの年会費を4000円まで下げる方法とは?
年会費を4000円まで下げる方法は、明細書の郵送をやめ、ネットのみで明細書を確認することと、リボ払いに設定することです。
リボ払いの設定も、1回99万円まで支払う設定ができるため、約1~2か月で100万円以上使う人以外は、実質1括払いと変わりません。
年会費無料のゴールドカード
年会費無料のゴールドカード
初年度年会費無料のゴールドカード
年会費の安いステータスカードはあるのか
無料でサービスが受けられるゴールドカード
空港のラウンジ
家族カード
コールセンター
ポイント還元率の高いゴールドカード
まとめ
年会費無料のゴールドカード
これから、年会費無料のゴールドカードとそのカードの特徴を紹介していきます。
また、初年度だけ年会費無料や年会費は掛かるけど、ステータス的にも問題がないものなども合わせて紹介していきます。
年会費無料のゴールドカード
まずは、年会費無料のゴールドカードを紹介していきます。
しかし、無条件で年会費無料というゴールドカードはほとんどなく、基本的には数か月~1年という期間の中で、一定の金額以上ゴールドカードを使用した場合に限り、年会費が無料となるものがほとんどになります。
条件なしで年会費無料のゴールドカード
イオンゴールドカード
詳細
イオンゴールドカードは、イオンカードを利用することで手にすることができるカードとなっています。自分で申し込むことはできず、必ずインビテーション(招待)を受ける必要があります。
イオンゴールドカードは、1度持ってしまえば無条件で年会費無料となる数少ないゴールドカードになります。(有名且つ持つメリットがあるカードと考えると、これ以外はありません。)
気になるインビテーションを受けるための条件ですが、公式なものは公表されておらず、ネットの口コミによると、次のいずれかの条件をイオンカードで満たすことによって、インビテーションが来るようです。
- 年間100万円以上の利用
- 年間120回以上の決算+80万円以上の利用
- イオングループで年間60万円以上の利用
- 利用総額500万円以上
全て口コミによる条件のため、100%確実という事ではありません。
ただ、年間100万円以上の利用は、ゴールドカードではよくある条件なので、信ぴょう性は高いと思います。
逆に言えば、それ以外の条件は微妙と言えます。
その他情報
ゴールドカードになることによって、国内・海外旅行の保険が付いたり、ラウンジが使えるようになることがメリットとなります。
また、ブランドがVISA、JCB、Master Cardと3つありますが、特に変わりはないので、どれでも好きなもので大丈夫です。ちなみに、VISAかJCBであれば、日本国内では困ることはありません。
☆年会費無料
☆ショッピングガード保険が適用
セブンカード・プラス(ゴールド)は、インビテーション(招待)でのみ手にすることのできるゴールドカードになります。
しかし、ゴールドカードにするデメリットはないもののメリットも多くなく、ショッピングガード保険が適用されるくらいになります。
そのため、セブンカード・プラス(ゴールド)はゴールドカードというより、セブンカード・プラスを愛用している証と言えます。
セブンカード・プラスのお申し込みはこちら
条件付きで年会費無料にできるゴールドカード
エポスゴールドカード
詳細
エポスゴールドカードは、1度でも年間50万円以上利用すると年会費が永久無料になり、ポイントに有効期限がないことが最大の特徴になります。
もちろん、ゴールドカードらしく国内主要空港14カ所・海外2カ所のラウンジが無料で使用でき、ホテルなどの優待、海外旅行の際のサポートデスクなども充実しています。
直接申し込んで手にすることもできますが、エポスカードを1~3年ほど使い続けていれば(年間50万円が目安)インビテーションが来るようです。またこの場合は、初めから年会費無料で使えます。
NTTグループカードゴールド
詳細
NTTグループゴールドカードは、申込基準(入会基準ではない)が18歳以上と他のゴールドカードより若い設定になっています。また、限度額も30万円からとゴールドカードの中では少ない金額となっており、本人に収入がなくても配偶者に収入があれば申し込みできます。
そのため、他のゴールドカードよりも手にしやすいと推測できます。それにも関わらず、様々な優待サービスや豊富なラウンジ利用、旅行保険の充実など、ゴールドカードとして十分な機能を備えています(サービス内容はこちら)。
ゴールドカードにステータスではなく、実質的なメリットを求める方にはおすすめです。
日本海信販VISAゴールドカードと三菱東京UFJーVISAゴールドも条件付きで年会費無料にできますが、そこまでメリットがないため、おすすめしません。
以上が、年会費無料のゴールドカードになります。年会費無料のゴールドカードは、使い方次第でおすすめが変わってきます。
そのため、あなたが利用したいサービスが充実しているゴールドカードを選ぶことが、失敗しない選び方になります。
初年度年会費無料のゴールドカード
初年度年会費無料のゴールドカードは、ゴールドカードのお試しとして使う事が一番の目的です。
ゴールドカードを持ってみなくてはわからないことも多いと思うので、試しに持ってみてはいかがでしょうか。
お試しという事もあり、ここでは年会費に関係なく、初年度年会費無料のゴールドカードも紹介していきます。
継続して持ちやすいゴールドカード
三井住友カード ゴールド
詳細
冒頭でもご紹介したので詳細は省きますが、三井住友カード ゴールドは、初年度無料のゴールドカードの中でも特にオススメです。
三菱UFJカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
詳細
三菱UFJカード・ゴールドには、アメリカン・エキスプレス、VISA、JCB、Masterの4つのブランドがありますが、1枚持ちであればアメリカン・エキスプレスが断然おすすめです(三菱UFJカードゴールド(その他ブランド))。
なぜなら、年会費等のサービスは他のブランドと全て同じですが、アメリカン・エキスプレスはアメリカン・エキスプレスが提供しているサービスも受ける事ができるからです。
少しわかりにくいかもしれませんが、三菱UFJカードが提供しているサービスとアメリカン・エキスプレスが提供しているサービスは別物であり、アメリカン・エキスプレス以外は三菱UFJカードが提供しているサービスしか受けられませんが、アメリカン・エキスプレスは三菱UFJカードとアメックスが提供しているサービスを両方受ける事ができます。
また、申し込み基準が18歳以上、本人に収入がなくても配偶者に収入があれば申込可能とかなり低く、限度額も10万円からとものすごく低いです。そのため、多くの人に持つチャンスがあります。
逆を言えば、ゴールドカードのステータスという面では、あまり期待できません。
20代の方が持ちやすいゴールドカード
JCB GOLD EXTAGE
詳細
JCBのゴールドカードは20歳から持てますが、20代でゴールドカード手にしたい方は、JCB GOLD EXTAGEの方がおすすめです。
なぜなら、20代向けのゴールドカードであるため、通常のゴールドカードより年会費が安く、サービスも充実しているため、お試しとしては十分すぎる内容になっているからです。
また、5年で通常のゴールドカードに切り替わるため、大卒の方だと27~8歳で自動的にゴールドカードに切り替える事ができます。
さらに、JCBゴールドザ・プレミアというゴールドカードの上をいくゴールドカードがあるため、最終的に高ステータスのゴールドカードを持ちたいという方にもおすすめです。
三井住友とJCBの20代向けゴールドカードが、20代の方が最も持ちやすく、おすすめのゴールドカードとなります。
そのため、Orico Card THE WORLD、ジャックスカードゴールド、UCSゴールドカードなど、20代の方でも持てるゴールドカードは他にもありますが、細かい部分は省略します。
年会費の安いステータスカードはあるのか
結論から言うとありません。
やはり、ゴールドカードにステータスを求めるのであれば、それなりの年会費を支払う必要がありますし、そうした場合は年会費1万円ほどは覚悟する必要があります。
しかし、三井住友カード ゴールドは、明細書を郵送ではなくネットで確認し、支払い方法をリボ払いにすることで、年会費4千円で持つことができるステータスカードになります。
これ以上のステータスを求めるのであれば、ダイナースやアメックスゴールドを持つか、ゴールドの上のプラチナカードを目指す必要があります(ダイナースとアメックスゴールド、三井住友カード ゴールドは人によって順番が変わるくらい大差はないです)。
無料でサービスが受けられるゴールドカード
ゴールドカードには、一般カードで受ける事の出来ない様々なサービスがあります。
今から、そうしたゴールドカードならではのサービスを受ける事ができるゴールドカードを紹介していきます。
空港のラウンジ
ゴールドカードを持つことによって、空港のラウンジを無料で使えるようになります。これは、飛行機をよく利用する人にとっては、非常に優れたサービスだと言えます。
しかし、ラウンジの全てが使えるというわけではなく、一部のラウンジに限られてしまいます。
これは、ゴールドカードだからというわけではなく、空港内のラウンジはいろいろな会社が運営しているため、全てのラウンジを無料で使うというのは、現実的ではありません。
空港のラウンジを無料で利用できるカードとして、最も有名なものがプライオリティパスになります。プライオリティパスは、主に海外ですが約600個のラウンジを無料で使用することができます。
そのため、国内外問わず空港をよく利用するユーザーは、ゴールドカードで利用できるラウンジに加えて、プライオリティパスを利用することで、多くのラウンジを利用できるようにしています。
プライオリティパスを単体で手にするのはハードルが高いため、クレジットカードのサービスとしてプライオリティパスを手に入れた方が、無難だと言えます。
プライオリティパスを手にするのに、おすすめのゴールドカードと、そのゴールドカードで利用できるラウンジの数を紹介します。
楽天プレミアムカード
詳細
楽天プレミアムカード最大の特徴は、プライオリティパスのプレステージ会員が年会費無料で持てるという事です。プライオリティパスには、3段階の会員があるのですが、プレステージは最上位になるので、ラウンド使用数などの制限がありません。
プライオリティパスのプレステージ会員だけでも年会費399ドル(1ドル100円だと399,000円)なので、かなりお得なカードとなります。もちろん、トラベルデスクや旅行封建も充実しています。また、VISA、JCB、MasterCardと3つのブランドがありますが、どれでも変わりはありません。
海外旅行を考えると、VISAかMasterCardにしておくと、多くのお店で使う事ができると思います。
もう一つおすすめがあるので、簡単に紹介しておきます。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
詳細
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、プライオリティパスを手に入れるためと言うより、ゴールドカードを手にしつつプライオリティカードも欲しいという方向けのカードになります。
そのため、楽天カードとは違い、プライオリティパスの入手にはお金がかかってしまいますが、楽天カードとは比べられないほど、ステータス感があります。
空港をよく利用する人には、空港ラウンジを無料で利用できるというのは嬉しいサービスですが、普段使わない人には必要のないものと言えます。
また、プライオリティパスは海外での使用がメイン機能となるため、海外にあまり行かない人には不要なものとなります。
家族カード
ゴールドカードは、家族会員という形で家族にも持たせることができます。家族にも同じカードを持たせるのであれば、家族会員の年会費が無料の方がお得になります。
年会費1万円のゴールドカードで、家族会員の年会費が無料だと、年会費6千円で家族会員も6千円というゴールドカードより、お得になります。
ということで、これから家族会員の年会費が無料のゴールドカードを紹介します。
家族会員が無料になるゴールドカード
Orico Card THE WORLD
詳細
Orico Card THE WORLDは、ゴールドカードでありながら基本のポイント還元率が1.0%あり、家族カードも無料という高コスパカードになります。
取得条件も、「20歳以上で安定収入がある方」となっており、最低限度額も低いことから、比較的取得しやすいカードとなっております。
年会費は9,800円と普通のゴールドカード並みの価格ですが、家族カードは3枚まで発行でき、すべて無料となっているところもポイントになります。
コールセンター
ゴールドカードには、ゴールドデスクというゴールドカード専用のコールセンターがあります。ゴールドデスクでは、さまざまな要望を叶えてもらう事ができるので、このサービス目的のためにゴールドカードを持つという人もいます(プラチナカードやブラックカードになると、より上のサービスを受ける事ができます)。
これから、ゴールドデスクの対応が良いと評判のゴールドカードを簡単に5つ紹介します。これらのカードは、サービスが良い分年会費が高く手に入れるのが難しいと言われています。
逆を言えば、こうしたゴールドカードはステータスや補償も十分なものがあります。
ポイント還元率でおすすめのゴールドカード
ここからは、特に無料というものではないですが、ゴールドカードの中でも、ポイントが稼ぎやすいカードを紹介します。
また、ポイントを意識するときには、年会費も意識するようにしてください。なぜなら、還元率が高くとも年会費が高ければ、逆に損してしまうケースも少なくないからです。
そして、ポイント還元率だけでみる場合は、ゴールドカードより一般カードの方が優秀なことが多いです。
ポイント還元率が高いカード
P-ONEカード(G)
楽天ゴールドカード
年会費無料のゴールドカードまとめ
今回は、さまざまなゴールドカードを紹介していきました。
年会費無料やサービスが充実しているなど、自分に合ったゴールドカードを選ぶことが、最も重要になってくると思います。
基本的に、年会費無料のゴールドカードや年会費が数千円のゴールドカードでは、ステータスというものはありません。
しかし、三井住友カード ゴールドでは、明細書の郵送を止め、リボ払いを適用することで年会費を4千円まで引き下げる事ができます。三井住友カード ゴールドであれば、ステータス性も十分に確保できます。
逆を言えば、年会費4千円を出さないとステータス性のあるゴールドカードは手にすることができません。