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ゴールドカードをもっていれば空港ラウンジは使えるの?

ゴールドカードを持っていれば空港ラウンジが使えるって多くの方は聞いたことあると思います。

でも、ラウンジを使ってみたいがためにゴールドカードを作る必要があるのかはちょっと疑問ですよね。

ただ、出発前など時間を持て余してしまう人には、空港ラウンジという限られた人しか入れない空間はゆったりできていいと思います。

今回は、そんな空港ラウンジに関して、詳しく説明していきます。

1. 空港ラウンジの種類は?

空港ラウンジは大きく分けて、カード系ラウンジ航空系VIPラウンジの2種類があります。

カード系ラウンジ

カード発行会社と空港ラウンジ運営会社が契約して、原則ゴールドカード会員向けに提供しているラウンジです。

航空系VIPラウンジ

各航空会社が設置し、ファーストクラスなどの上級クラスの乗客、及びFFP(マイレージプログラム)上級会員向けに提供しているラウンジです。

2. カード系ラウンジと航空系VIPラウンジの違いは?

カード系ラウンジと航空系VIPラウンジは、上記の利用資格のほかに大きな違いが2点あります。

それは、ラウンジの設置場所設備利用料金です。

設置場所

カード系ラウンジ

非制限エリアという、航空券を持っていなくても入れる場所に主に設置されています。

メリットは、付き添いの人が搭乗しない場合、その方と一緒に利用することができます

しかし、非制限エリアは搭乗口から遠いために、出発の時間を気にしながら早めにラウンジを出る必要があるところが残念です。

航空系VIPラウンジ

制限エリアという、航空券をもっている乗客しか入れないところに主に設置されています。

搭乗口の近くに設置されていることが多く、出発時間ぎりぎりまでラウンジでゆったりと過ごすことができるのがメリットです。

設備

カード系ラウンジ

通常は、フリードリンクフライトインフォメーション新聞雑誌の閲覧無線LAN環境などの無料サービスが準備されています。

そのほかに、シャワー・PC貸出・アルコール飲料・コピー・FAXなどが有料サービスとして使えることがあります。

利用時間制限やシャワー室の有無、同伴者料金など、サービスの詳細は空港ラウンジによって異なるので、それぞれの航空ラウンジで確認してみて下さい。

航空系VIPラウンジ

カードラウンジと比べてしまうと、格別に充実しています。

まず、ラウンジの広さを贅沢に確保しており、ソファーチェアーも十分なスペースで配置されています。

また、フリードリンク(アルコール含)フライトインフォメーション新聞雑誌の閲覧無線LAN環境はもちろんのこと、ラウンジによっては無料シャワールームエステを完備しているところもあります。

さらに、食べ物に関してはホテルのビュッフェ並のものが全部無料で食べ放題です。

利用料金

カード系ラウンジ

基本的に1,000円程度で誰でもラウンジを利用することができます。

しかし、カード系ラウンジに払う金額としては高いです。

人によって価値観はそれぞれですが、空港内にあるほかの喫茶店とかを使う方がいいと思います。

航空系VIPラウンジ

基本的に上級クラスのラウンジでは、お金を払っても使わせてくれることはありません。

それだけステータスの高い乗客だけに絞っているのだと思います。

ただ、一般クラスのビジネスラウンジであれば、3,000円程度で利用できるところもあります。

3. 結局どっちのラウンジがおすすめ?

この二つのラウンジを比べてしまうと、航空系VIPラウンジが圧倒的に良いです。

しかし、そのための条件は上級クラスの乗客、及びFFP(マイレージプログラム)上級会員にならなければならないなど、それなりに出費は多くなってしまいます。

そこで、おすすめしているのが「プライオリティパス」

世界120ヵ国400都市以上の空港に設置された700ヵ所以上のラウンジを利用できる会員プログラムがプライオリティパスです。

しかし、このパスはJALとANAのラウンジは使えないので、そこだけ注意してください。(主に海外旅行向けですね)

4. プライオリティパスを取得するには?

プライオリティパスの会員には3種類あり、「スタンダード」年会費99ドルでラウンジ利用の度に別途27ドル支払います。

「スタンダードプラス」年会費249ドル1年10回まで無料、11回目以降は27ドルでラウンジが利用可能です。

「プレステージ」年会費399ドルで制限なしでラウンジを無料利用できます。

ちょっとこれじゃ、そんなに魅力は感じられませんね。

ところが「楽天プレミアムカード」は、なんとカード年会費10,000円を払えば、無料でプライオリティパスのプレステージ会員がついてきます

プライオリティパスが欲しいなら、絶対楽天プレミアムカード経由での取得がおすすめです。

5. 空港だけじゃないカード利用ラウンジ

「イオンラウンジ」

比較的小規模のイオンを除き、実は全国150以上のイオンに設置されています。

ドリンクはセルフサービスでコーヒーやジュースなども用意されており、茶菓子類もスタッフがカゴに入れて持ってきてくれます。

イオンゴールドカードをお持ちの方は、是非利用してみてはいかがでしょうか。

「JCBラウンジ京都」

JR京都駅の「京都劇場」近くに「JCBラウンジ京都」があります。

入室可能なクレジットカードは「JCB ザ・クラス」「ANA JCBカード プレミアム」「JAL・JCBカード プラチナ」「東海東京証券プレミアクラブ JCB Platinum」「JCBプラチナ法人カード」「JCBゴールド ザ・プレミア」となっており、ステータスは全て高めです。

セルフサービスでドリンクが飲め、無料のWiFiも使えます。

さらに、観光地にはありがたい手荷物一時お預かりサービスもやっており、京都駅を利用する人にとって便利なラウンジになっています。

6. おすすめのゴールドカード3選

おすすめのゴールドカードを3つご紹介します。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカンエキスプレスゴールドカード メイン

アメリカンエキスプレスゴールドカード 年会費

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アメリカンエキスプレスゴールドカード ポイント

詳細

ゴールドカードと言えば、このアメックスゴールドを思い浮かべる人は少なくありません。

ステータスと認知度も高く、最も人気の高いクレジットカードの一つになります。

また、アメックスゴールドはゴールドカードの王道なので、ゴールドカードの特典として知られている、ほぼ全ての特典を受けることができます。

「エアポートミール」「エアポート送迎サービス」「手荷物無料宅配サービス」「無料ポーターサービス」「空港クロークサービス」「空港ラウンジ」等、旅行系の付帯サービスも充実しています。

そんなアメックスゴールドですが、実は審査基準がそこまで高くなく、20代で年収300万円以上あれば、審査に通る可能性は十分にあると言われています。

しかし、その分年会費が29,000円(税抜)と高いので、審査基準というよりその年会費を払い続ける余裕があるかどうかが重要になります。

三井住友カード ゴールド

三井住友カード ゴールド メイン

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三井住友カード ゴールド ポイント

詳細

三井住友カード ゴールドは、日本で最も有名なゴールドカードの一つであり、アメックスやダイナースクラブカードと比べると、ステータスは若干劣りますが、好感度や認知度は抜群です。

ゴールドカードに求めるすべてのサービスを受ける事ができますし、何処で使っても恥ずかしくないカードと言えます。

ただ、いきなり申し込んで審査に通るのは難しいので、最初は審査に通りやすい一般カードをメインとして使い、その後申し込むようにしてみましょう。

イメージ的には、一般カードの限度額がゴールドカードの最低限度額である50万円を超えてから申し込むと審査に通る確率が高くなります。

しかも、通常の年会費は税抜き10,000円ですが、WEB明細とリボ払いを選択することで、年会費を4,000円まで引き下げる事ができます。

ここまでのステータスとサービスがあるにも関わらず、年会費を4,000円にできるので、最強のゴールドカードと考えている人もいます。

JCBゴールドカード

JCBゴールドカード メイン

ボタン

JCBゴールドカード ポイント

詳細

日本唯一の国際ブランドであるJCBのゴールドカードになります。

JCB GOLD CARDの魅力は、ゴールドカードの最上級カードであるJCB GOLD THE PREMIERを手にできるという点にあります。

JCB GOLD THE PREMIERは、インビテーション(招待)制のカードとなっているため、JCB GOLD CARDを使わないと、手にする事はできません。

さらに、将来的にはJCS THE CLASSというブラックカードを持つことも可能ですので、ステータスカードが欲しいという方には非常におすすめのカードになります。

もちろん、ゴールドカードらしく、最高1億円の旅行傷害保険はもちろん、一般カードではほとんど付かない国内・海外航空機遅延保険や、ライフアクシデントケア(空き巣被害見舞金など)も付帯する等、充実した補償も魅力です。

7. まとめ

今回は空港ラウンジについて説明しました。

正直、カード系ラウンジは無料だから利用客がいるものの、お金を払ってまで行く価値があるところとは言えません。

ゴールドカードを持っていて付帯サービスを有効活用したい方は、一度行ってみてはいかがでしょうか。

監 修

小河 俊紀

    1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

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