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個人事業主だとゴールドカードは持てない?気になる審査基準と魅力を紹介

個人事業主としてゴールドカード作るって、結構審査厳しそうな気がしますよね。

確かに個人事業主は、普通に会社に勤めている人より安定していないイメージを持たれているかもしれませんが、ゴールドカードを作る上で個人事業主だからと言って審査が厳しくなることはありません。

今回は、個人事業主におすすめの法人ゴールドカードの紹介とともに、法人カードのメリットなども説明していきます。

目次
1.個人事業主におすすめのゴールドカード
2.審査基準
3.特典・サービス
4.法人カードを使うメリット
経費の支払い
カード決済により電子データが残る
社員にもカードを持たせられる
5.まとめ

1.個人事業主におすすめのゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード メイン

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード 年会費

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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード ポイント

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アメリカン・エキスプレス(通称:アメックス)はステータスの高いカードとして有名ですね。

気になる利用限度額は特に決まっていなく、個々のカード会員の利用状況や支払い状況などによって変わって来ます。

また、アメックスということもあり、保険関係も充実しております。海外旅行保険は最高1億円で家族も保障されたり、しかも自動付帯でもっているだけで利用することができます。

一つ気になる点は年会費が高いところですね。

年会費分のサービスは充実していますが、もし高く感じられるなら他の法人カードの申込を優先した方が良いと思います。

EX Gold for Biz

オリコカードビジネスの券面と紹介の画像

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EX Gold for Bizは、電子マネー(iD×QUICPay)の付帯が無くなり、コンタクトレス決済が可能となります。

ポイントも貯まり、カードショッピング1,000円につき1スマイルポイント貯まります。スマイルポイントは幅広く交換できるのでポイントの使い道には困りません。

また、MasterCardビジネスアシストまたはVISAビジネスオファー付帯のゴールドビジネスカードにより、日本国内だけでなく海外でも様々な特典が受けられます。

さらに、死亡・後遺障害保険だけの額を見ると低いと感じてしまうかもしれませんが、そのほかの障害治療保険や疾病治療保険、携行品損害や賠償責任など多くの補償をカバーしてくれています。

年会費・ポイント・使いやすさのなどを総合的にみておすすめな法人カードとなっています。

楽天ビジネスゴールドカード

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法人カードは全体的にポイント還元率が低めですが、この楽天ビジネスカードは1.0%と高還元率です。

事業主の方が経費精算用と私的利用のクレジットカードを分けたいという要望から、複数枚のETCカードを発行したいという要望まで、幅広にニーズに対応してくれます。

2.審査基準

審査基準に関して明確な基準はありませんが、だいたい年間所得300万円以上であれば発行に問題ないと言われています。

それ以下の所得でも、経営年数や安定性などから判断され発行してもらえることもあります。

また、噂ではアメックスのビジネスゴールドは赤字決算でなければ100万以下の所得でも作ることができる、ともありますが実際のところこれに関して断言はできません

上記に紹介したゴールドカードは個人事業主も発行できるような基準になっているので、自分に適した1枚を選んでいただけるといいかと思います。

まだ事業を始めたばかりなんですが。。

これは若干審査が厳しくなる可能性もあります。

しかし、事業主が他のクレジットカードで支払い遅延を起こしていたり、キャッシングやリボ払いの残高が膨らんでない限り、問題なく作ることができるでしょう。

3.特典・サービス

個人のクレジットカードと大きく違うのがこのサービスです。

法人カードの中には、経費利用の四半期レポートが見られるものや、コンサルティングをはじめ、財務、労務、人事、法務など多岐に渡って専門家に無料相談もできるカードもあります

さらに、優待価格で社員向けの福利厚生サービスに入れるものが用意されていることあります。

また、月の利用額が多いので、たとえポイント還元率が低くてもマイルなどのポイントがすぐたまりますね。

4.法人カードを使うメリット

法人カードを使う上での主なメリットを3つご紹介します。

経費の支払いに使える

初めて聞いた方もいるかもしれませんが、実はほとんどの個人向けクレジットカードは会社経費の支払いに利用すると規約違反となってしまいます

だからと言って、ちょっとしたものや出張費などで個人カードを使ったから利用停止ということはありません。

ただ、あまりにもカード利用歴に取引先の支払いばかり並ぶと、カード会社はビジネス利用と判断し利用停止になることもあります。

ですので、法人カードを作り堂々と仕事の支払いに利用しましょう。

カード決済により電子データが残る

法人カードを利用すれば、支払い履歴をすべて電子データにすることが可能です。

クレジットカードの利用明細書を確認すれば、いつどこで支払いしたかが一目でわかるようになりますし、CSV形式で利用履歴をダウンロードすることも可能です。

さらに、会計ソフトを使って法人クレジットカード明細を連動させることで、利用履歴が会計ソフトに自動的に経費として入力されるようになります

社員にもカードを持たせられる

会社員として働いたことのある方はわかると思いますが、会社経費の立て替え精算ってかなりめんどくさい作業ではないですか。

法人向けカードを社員の分も発行しておけば、経費精算ははるかに簡単になります。

社員も立て替えることないですし、引き落としも法人口座から可能です。

デメリットはなにかあるの?

デメリットを挙げるとしたら、楽天ビジネスカードをはじめ、法人カードの多くは「分割払い」ができません

自社のキャッシュフローをうまく把握しながら利用するように心がけて下さい。

また、使い勝手がいい法人カードは年会費が必ずかかります。

ただ、たとえ有料であったとしてもそれ以上に業務効率化できるメリットはあると思いますよ。

5.まとめ

今回は個人事業主におススメの法人ゴールドカードの紹介と法人カードのメリットなども説明いたしました。

個人事業主の方でも審査に変わりはないので、自分の適した法人カードを申し込んでみてはいかがでしょうか。

監 修

小河 俊紀

    1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

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