年会費無料や数千円程度かかるクレジットカードを利用していたら、カード会社から突然封筒でゴールドカードの案内が届いた。う~ん、どうするべきかよくわかりませんよね。
ゴールドカードの案内は「招待・インビテーション」とも呼ばれ、ある条件を満たした一部の会員にしか来ません。
今回は、そんなゴールドカードの案内について詳しく説明していきたいと思います。
1.ゴールドカードの案内とは?
2.案内からゴールドカードを作るメリット
3.案内からゴールドカードを作るデメリット
4.案内が来た後の申込方法は?
5.カード会社にメリット・デメリットは?
6.まとめ
1. ゴールドカードの案内とは?
特定のカード会社が発行している一般カードを利用しており、さらにある条件を満たした方向けにゴールドカードの案内が送付されます。
通常、案内が届いた時点で既にゴールドカードの審査は完了している状態です。
したがって、案内に沿ってそのまま申し込めば、ほぼ間違いなくそのゴールドカードを取得することができます。
三井住友カード ゴールドを例に取ると、このカードの案内は、三井住友カードの一般カードを利用している会員向けに案内が送付されます。
クレジットカードに詳しくない方が案内を受け取ると、何か裏があるのではないかと疑ってしまうこともあると思います。
そこで、案内からゴールドカードを作ることのメリット・デメリットについて説明します。
2. 案内からゴールドカードを作るメリット
年会費無料で作れる場合がある。
イオンゴールドカード、エポスゴールドカードに関しては案内が届いた場合、永年年会費無料でゴールドカードを持つことができます。
エポスゴールドカードに関しては、案内無しで申し込みした場合、年会費が5,000円かかるので、この分お得となっています。
招待でしか取得できないゴールドカードがある。
イオンゴールドカードに関しては案内なしの通常申し込みはできません。
案内でしか取得できないとのことで少しレア感が増しますね。
ほぼ確実にゴールドカードを発行できる。
通常のゴールドカードは、申し込んでもカード会社の審査に通るか分かりません。
年収やクレジットカードヒストリー、他からの借り入れ状況などによって判断されます。
一方、案内されたということはもう審査は終わっているようなもので、そのまま案内に従えばほぼ確実に作れます。
3. 案内からゴールドカードを作るデメリット
年会費が普通にかかる場合もある。
そんなデメリットというほどではありませんが、こういう招待のメリットを受けられないこともあります。
三井住友カード ゴールドを例に取ると、案内から申し込んでも、通常で申し込んだのと同じで年会費が10,000円かかってしまいます。
ただ、イオンゴールドカードやエポスゴールドカードと比べると、三井住友カード ゴールドのステータスと知名度は圧倒的なので仕方ないのかもしれません。
4.案内が来た後の申込方法は?
案内が届いたら、まずは中に入っている申込書を細かく読んでみましょう。
カード会社によって異なりますが、(1)勤務先名 (2)勤務先電話番号 (3)所属部名 (4)役職名 (5)年収などを書いて返送するだけで手続きは終わります。
5.カード会社にメリット・デメリットは?
一般カードをゴールドカードへアップグレードしたところで、カード会社は何がメリットなのかって気になりますよね。
カード会社としては、年間の高利用額が見込める会員に対して、サービスアップしたゴールドカードを持ってもらうことで
自社のカード依存度を高めてもらう
年会費を高く払ってもらう(年会費がかかるカードのみ)
こういった意図から案内を送っております。
逆にデメリットとしては
年会費無料のゴールドカードにした途端に、使用頻度を急激に落とす会員がいたらちょっと困るでしょうね。
そういった会員は、ゴールドカードの付帯サービスであるラウンジ利用や旅行の損害保険目当てであることが多いのですが、逆にユーザーとしてはこれを目指してゴールドカードを取得するのも賢い使い方と言えます。
6.まとめ
今回は、ゴールドカードの案内について解説しました。
カード会社によって、ゴールドカードは空港ラウンジ利用もできるし旅行保険も充実するので、これらに魅力を感じるのであれば、是非申し込んだほうがいいと思います。
また、そうでなくても、アップグレードする特典のようなものが用意されている場合には、その特典内容次第で切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。