HOME  クレジットカード部  JCB CARD WJCB CARD Wの解約方法-絶対に確認すべき8つの注意点に迫る!

JCB CARD W
JCB CARD Wの解約方法-絶対に確認すべき8つの注意点に迫る!

JCB CARD Wの解約方法-絶対に確認すべき8つの注意点に迫る!

JCB CARD W(JCB CARD W plus L)は高性能なクレジットカードですが、様々な事情で解約する方もいるでしょう

とはいえ「JCB CARD W/JCB CARD W plus L」の様々な機能を突然切ってしまうと、日常生活に大きな影響が出ることがあります。

この記事では解約時に知っておきたいポイントを解説します。

JCB CARD Wの解約方法

JCB CARD Wのインターネットと電話のどちらを通しても解約出来ます。解約手数料はかかりません。

必要なものはスマホだけで、5分で終わり、郵送の手間がかからないので、基本的にはインターネットでの手続きをオススメしています。

解約手続きはどちらも契約者の方本人が行いましょう。

JCB CARD Wのインターネットでの解約方法

JCB CARD Wをインターネットで解約される場合は、まずJCB CARD Wの管理ソフトウェアの「MyJCB 」にアクセスしましょう。

「MyJCB」にアクセス後「お客様情報の紹介変更」を選択し、そこから「JCBカードの退会に関するご案内」を選択、そこで「解約したいカード」は「JCB CARD W」を指定し退会理由をチェックします。

その後「退会する」をクリックし、手続きは完了です。

JCB CARD Wの電話での解約方法

電話で解約する場合は自動音声とオペレーターと2つの申込先があります。

なかなかつながらない場合は、もう一方にかけ直せばつなげるかもしれません。

・自動音声

JCBインフォメーションセンター
0120-800-962(固定電話)
0570-00-5522(スマートフォン・携帯電話)
年中無休・24時間対応

・オペレーター

コールセンター窓口
東京 :0422-76-1700
大阪 :06-6941-1700
福岡 :092-712-4450
札幌 :011-271-1411
日祝、年末年始休・9:00~17:00

コールセンターは住んでる地域から基本的には住んでる地域から一番近いところにかけて大丈夫ですが、万が一つながらない場合は他の地域に電話しても受け付けてもらえます。

いずれも案内に従っていれば5~10分で解約できます。

JCB CARD Wの解約における8つの注意点

JCB CARD Wの解約における8つの注意点

JCB CARD Wの解約前には8つとても大事な注意点があります。

解約前にかならず確認しておきましょう。

注意点① 公共料金の支払先

普段水道や電気料金など公共料金をJCB CARD Wで支払っていた場合は、解約前に支払手段を変更しておきましょう。 変更の手続きをしないと、支払いが滞り、未払い扱いになる危険性があります。

注意点② 海外旅行保険

JCB CARD Wには海外旅行保険がついていますが、この海外旅行保険は解約するとなくなります。

他の海外旅行保険つきのクレジットカードに契約されている場合は問題ないですが、そうでない場合にJCB CARD Wを解約すると、保険無しで海外に旅行にいかなくてはなりません。

海外はスリや万引などの犯罪が多く、もしそれらの犯罪が起こったときに補償してくれる海外旅行保険は絶対につけておきたいです。

他の海外旅行保険を契約されていない場合、海外旅行に行くならJCB CARD Wの解約前にしましょう。

注意点③ ETCカードはなくなる

JCB CARD WにはETCカードがついており、高速道路に乗るときに使われている方も多いでしょう。

当然JCB CARD Wを解約すれば、そのETCカードも使えなくなります。

他のETCカードがない場合、全て精算所で支払うことになり、とても不便になります。

そのため、高速道路をよく使われる方は、JCB CARD Wの解約前に他のクレジットカードに契約するなどして、別のETCカードを確保されることをオススメします。

JCB CARD Wには三井住友カードや楽天カードがオススメです。

三井住友カードは海外旅行障害保険に加え、ショッピングで何らかのトラブルがあった場合、100万円までの補償がある「お買物安心保険」など充実の保険サービス。楽天カードはJCB CARD Wと同じ1%の高還元率が特徴です。

三井住友カードや楽天カードはこちらの記事 で比較しています。ぜひ参考にしてください。

注意点④ QUICPayの残高

JCB CARD Wには電子決済のQUICPayがついていますが、JCB CARD Wを解約すればカード内のQUICPayのポイントはすべてなくなります。

そのため,JCB CARD Wの解約前にかならずQUICPayはすべて使っておきましょう。

注意点⑤Oki Dokiポイントの残高

JCB CARD Wのポイント、「Oki Dokiポイント」も解約すると失効します。

QUICPay同様に解約前に使い切りましょう。

そこでJCB CARD W内のポイントの使い方をいくつかご紹介いたします。

Oki Dokiランドで商品購入

Oki Dokiポイントが200ポイント残っている場合はギフトや家電など様々な商品に交換できます。

交換できる商品は「Oki Dokiポイントデジタルカタログ 」にあるものから自由に選べます。

また商品だけでなくANA、JALマイルや、Tポイントなど各種ポイント、ギフトカードにも交換可能、交換は「MyJCB 」で行いましょう。

200ポイント残っていない場合は以下の2つの使い道があります。

Amazonの商品購入

Oki DokiポイントはそのままでAmazonの商品を購入できます。

1ポイント=3.5円で使えます。Amazonで購入したいものがある場合は高レートで引き換えられてとても便利です。

JCB CARD Wの支払への充当

JCB CARD Wの支払い額が残っている場合はポイントで支払えます。

この場合も1ポイント3.5円です。

注意点⑥ 未払い残高

JCB CARD Wを解約しても当然使った分の請求はされます。

一括払いの場合普段どおりの請求で、全く問題ありません。

ですが、リボ払いや一括払いにされている場合は使った分の請求がまとめて一括でされる場合があります。

そのため、リボ払いや分割払いにされている方は、解約前に利用分を必ず確認し、もし返済額が用意できないなら、解約は先に延ばしましょう。

注意点⑦ 家族カード

JCB CARD Wを解約すれば、その家族カードも解約になります。

そのため、家族の方が家族カードを使っている場合は「家族カードがなくなっても不便なことがないか。」必ず確認しましょう。

注意点⑧クレジットカードヒストリー(クレヒス)

もしあなたがJCB CARD Wで支払遅延を繰り返していたなら、クレジットカードヒストリー(クレヒス)」に傷がついている可能性が高いです。

クレジットヒストリーとは?

クレジットヒストリー(クレヒス)とはローンの利用や返済に関する履歴です。
CIC(株式会社シー・アイ・シー)やJICC(株式会社日本信用情報機構)などの信用情報機関に管理されています。

カード会社や銀行はすべて、カード作成やローンの審査でこのクレヒスを参照しています。

そのため、クレヒスに傷がついていると他のクレジットカード作成の審査に弾かれる危険があります。

必ず解約前は支払履歴を確認しましょう。

1、2回の遅延なら問題ありませんが、複数回ある場合は他のクレジットカードが作れなくなるかもしれないと認識しておきましょう。

JCB CARD Wの解約後にするべきこと

 JCB CARD Wの解約後にするべきこと

解約そのものは電話一本で終わるのですが、その後に今まで使ってきたカードの処分しないといけません。

解約後のカード処分法

解約後は当然今まで使ってきたJCB CARD Wは使えなくなります。

しかし、今まで使ってきたクレジットカードにはあなたの個人情報がたくさん詰まっています。

他人に渡る可能性があるため、そのままゴミ箱に捨てるのは絶対にやめてください。

JCB CARD Wを処分する際は、まず縦横両方から切り刻み、バラバラにしましょう。

バラバラにすることであなたの個人情報が一切見えなくなります。

そして3回位に分けて捨てましょう。

これでクレジットカードの処分は完了です。

解約受付書類のもらい方

JCB CARD Wは解約後、解約完了を保証する「解約通知書」はそのままではもらえません。

「JCB CARD Wをきちんと解約できたか不安」という方はJCBインフォメーションセンターに連絡すれば、解約通知書はもらえます。

JCBインフォメーションセンター
0120-800-962(固定電話)
0570-00-5522(スマートフォン・携帯電話)
年中無休・24時間対応

まとめ

・JCB CARD Wの解約は手数料無料で電話も可能ですが、基本的にはインターネットの方が手軽です。
・JCB CARD Wには公共料金の支払やクレジットカードヒストリーなど8つの注意点があるため、解約前には必ず確認しましょう。
・解約後は個人情報保護のためにハサミでバラバラにしてから捨てましょう。解約通知書はそのままではもらえないので電話で申し込みましょう。

監 修

小河 俊紀

    1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

詳細プロフィール