JCB CARD Wはポイント還元率が高く、年会費も無料など、スペックが非常に高いクレジットカードです。

ですが、JCB CARD Wで買いものをすることが多い方にとって、限度額は非常に気になるポイントだと思います。

そこで、この記事では限度額の確認方法や利用可能枠の変更手続きについてまとめました。

JCB CARD Wの限度額について

JCB CARD WとJCBカードでは、限度額の上限などが違います。

なのでまず初めに、JCB CARD Wの限度額について解説していきます。

JCB CARD Wの初期限度額

JCB CARD Wに入会すると、限度額が設定されます。

そして、月々の利用金額や返済実績によって、利用限度額は上がっていきます。

キャッシング枠について

JCB CARD Wは希望すれば、キャッシング機能を利用することができます。

※キャッシング機能とは、クレジットカードで使える金額を現金に変えることができる機能

しかし、JCB CARD Wのキャッシング枠は他のクレジットカードとは少し違うので気を付けてください。

何が違うのか、解説をしていきます。

普通のクレジットカードには、ショッピング枠とは別にキャッシング枠があるのに対してJCB CARD Wはショッピング枠の一部をキャッシング枠として使えるということです。

なので、ショッピング枠が限度額に達している場合は、キャッシング機能を使うことができません。

利用可能枠の確認方法

利用可能枠は、JCB CARD Wの会員サイトで確認することができます。

限度額をオーバーしないように、利用可能枠はこまめにチェックしましょう。

利用可能枠が空くまでの反映時間

JCB CARD Wの利用可能枠が空くまでの反映時間は、およそ、3～7営業日です。

※営業日とは、会社の休日を除いて数えた日数のこと

そして、JCB CARD Wの引き落とし日は毎月10日です。(休日の場合は翌営業日)

なので、もし利用可能枠が埋まってしまった場合は、10日に3～7営業日を目安に足すと、次いつ使えるのかを予測しやすいでしょう。

繰り上げ返済で利用可能枠を空ける方法

しかし、「利用可能枠が空くまで待っていられない！」という方もいると思います。

JCB CARD Wには繰り上げ返済という方法で、利用可能枠に空きを作ることができるので、その方法を解説していきます。

JCB CARD Wでできる返済方法は、「指定口座への振り込み」と「リボ返済金額の引き上げ」の2つあります。

指定口座への振り込み

これは、指定口座に現金を振り込むことで利用可能枠に空きを作る方法です。

指定口座は、会員によって振り込む口座が違います。

JCB CARD Wのお問い合わせ窓口にて確認する必要があります。

リボの返済金額引き上げ

この方法は、JCB CARD Wのリボ払いを利用している方限定の方法です。

JCB CARD Wのリボ払いを利用している方は、毎月の返済金額を引き上げることで、利用可能枠に空きを作ることができます。

毎月の支払金額の変更は、JCB CARD Wのマイページより行うことができます。

JCB CARD Wの限度額を引き上げる方法

JCB CARD Wの限度額を引き上げる方法は次の3つです。

それぞれ解説していきます。

継続的な引き上げ申請

継続的な引き上げ申請とは、自分の希望する限度額へ引き上げる方法です。

そして、継続的な引き上げ申請には、審査があります。

申請方法と手順を説明します。

一時的な引き上げ申請

一時的な引き上げ申請とは、冠婚葬祭・海外旅行・引越し費用などの特定の目的がある場合に、一時的に限度額を引き上げる方法です。

この方法には、基本的に審査はありません。

自然引き上げ

自然引き上げとは、申し込みをしなくてもJCB CARD Wを継続的に利用していると、限度額が勝手に引き上がることです。

限度額が勝手に引き上がる理由に関しては、「利用実績が認められた」「年収が増えた」などの理由があります。

JCB CARD Wの限度額オーバーに関するよくある質問

JCB CARD Wを利用する上で、限度額をオーバーするとどうなるのか？

限度額のオーバーに関するよくある質問をまとめました。

限度額を超えるとどうなるの？

この問題が、一番気になる方が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、限度額を超えたからといって、強制解約になったりすることはありません。

※もちろん、支払いの未納や延滞が続けば強制解約の可能性もあります。

ただし、利用料金が引き落としされるまで、JCB CARD Wは使えませんので注意してください。

ETCカードは使えなくなる？

JCB CARD Wの限度額がオーバーしても、ETCカードは使い続けることができます。

理由は、ETC車載器が読み取るカードの情報は、ＥＴＣカードの有効期限のみだからです。

なので、JCB CARD Wが使用停止になっても、しばらくの間は使うことができます。

家族カードは使えなくなる？

家族カードは、限度額を家族でシェアしています。

なので、限度額をオーバーしてしまうと、使えなくなってしまいます。

なので、家族カードを使って大きな買い物をする前は相談する、といったルールを決めておくといいでしょう。

JCB CARD Wの限度額を引き上げて信用力を高めよう

JCB CARD Wの限度額の上限が引き上がるということは、クレヒスを積み重ねている証拠です。

※クレヒスとは、クレジットカードヒストリーの略でクレジットカードやローンの利用履歴のこと。

そしてクレヒスには、良いクレヒスと悪いクレヒスがあり、良いクレヒスがあるとメリットになり、悪いクレヒスがあるとデメリットになります。

そこで、どんなメリット・デメリットがあるのか解説していきます。

良いクレヒスがあるメリット

良いクレヒスがあることのメリットはいろいろありますが、特に大きなメリットは「社会的な信用を得られる」「利用限度額がUPする」。この2つです。

社会的な信用を得られる

良いクレヒスが増えると、カード会社から信用を得られるのはもちろんですが、将来的には、社会的に信用されることにつながります。

例えば、将来マイホームを買う際も「住宅ローンの審査が通る可能性が高くなる」などの大きなメリットを得ることができます。

利用限度額がUPする

良いクレヒスが続くと、ショッピング枠やキャッシング枠の限度額がUPします。

これは、良いクレヒスが続くことで、カード会社が「この顧客は信用できる」「十分な支払い能力がある」と判断し、利用限度額の引き上げを申請しなくても、カード会社が引き上げてくれます。

悪いクレヒスがあるデメリット

悪いクレヒスがあることの最大のデメリットは「社会的信用を失う」ということです。

社会的信用を失う

社会的信用を失うと将来的にどうなるのか？

以上のようなことになってしまう可能性が高いです。

なので、預金残高や引き落とし日などを把握しておきましょう。 そうすることで、残高不足による未払いを防ぎ、悪いクレヒスがつくことを避けることができます。

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