HOME  クレジットカード部  JCB CARD WJCB CARD Wと楽天カードを徹底比較!普段使いでお得なのはどっち?

JCB CARD W
JCB CARD Wと楽天カードを徹底比較!普段使いでお得なのはどっち?

JCB CARD Wと楽天カードを徹底比較!普段使いでお得なのはどっち?

JCB CARD Wと楽天カードは共に年会費無料でポイントも高還元率なカードなのでよく比較されます。

しかし、両方のカードの特徴を詳しく比較している情報は少ないです。

そこで今回は、JCB CARD Wと楽天カードで迷っている方に向けて、ポイント還元率や使いやすさを中心に重要な部分を徹底比較していきます。

JCB CARD Wと楽天カードの基本情報を比較

まず、基本情報から比較していきます。

JCB CARD W 楽天カード
選択ブランド JCB VISA/Mastercard/JCB/amex
申し込み資格 18歳以上39歳以下(高校生を除く学生可) 18歳以上(高校生を除く学生可)
年会費 無料 無料
ETCカード年会費 無料 年会費500円
楽天ポイントクラブ会員ランクによっては無料
家族カード年会費 無料 無料
審査・発行期間 最短3営業日 最短3営業日
基本ポイント還元率 還元率1%
1000円で2ポイント(1ポイントの価値は5円)
還元率1%
100円で1ポイント(1ポイントの価値は1円)
ポイント付与条件 月の合計利用額に対して1000円で2ポイント付与 月の合計利用額に対して100円で1ポイント付与
旅行保険 海外旅行保険
最高2000万円(利用付帯)
国内旅行保険は無し
海外旅行保険
最高2000万円(利用付帯)
国内旅行保険は無し

JCB CARD W、楽天カードどちらも18歳以上で作ることができます。

JCB CARD Wは18歳以上39歳以下と若年層向けのカードになっています。しかし、楽天カードは18歳以上であれば作れて年齢制限はありません。

JCB CARD Wと楽天カード普段使いでお得なのはどっち?

JCB CARD Wと楽天カード普段使いでお得なのはどっち?

結論から言えば、JCB CARD Wと楽天カードどちらもお得なカードです。

Amazonやスターバックスコーヒー、セブン-イレブンを良く利用する方はJCB CARD W。楽天市場をよく使う人は楽天カード。

このように普段よく利用するサービスにあわせてカードを決めるのがベストです。

JCB CARD Wと楽天カードの維持コストを比較

クレジットカードを持つにあたって年会費などの維持コストを気にする人は多いと思います。

JCB CARD Wと楽天カードは年会費と家族カードは共に無料になっています。ETCカードだけ維持コストに差が出るのでみていきましょう。

JCB CARD Wと楽天カードETCカードの年会費比較

JCB CARD W無料
楽天カード年会費500円
楽天ポイント会員ランクプラチナ以上で年会費無料

JCB CARD Wが発行手数料、年会費無料に対して、楽天カードは年会費が500円かかってしまいます。

ETCカードを含めた維持コストを考えてみるとJCB CARD Wの方がお得です。

しかし、楽天カードも楽天ポイント会員ランクプラチナ以上の条件を満たすことでETCカードの年会費を無料にすることができます。

楽天カードポイントプラチナ会員になるための条件は次の2つです。

  • 6ヶ月間で2000ポイント以上獲得
  • 15回以上ポイントを獲得

楽天カードをよく利用する人にとっては難しい条件ではありません。

しかし、もし条件を達成できなかった場合はETCカードの年会費がかかってしまいます。

カードの維持コストを絶対にかけたくない人はJCB CARD Wを選択すると良いと思います。

JCB CARD Wと楽天カードのポイントの貯まりやすさ&還元率を比較

CB CARD Wと楽天カードのポイントの貯まりやすさ&還元率を比較

JCB CARD Wと楽天カードポイントの貯まりやすさを比較

ポイントの貯まりやすさの点では楽天カードの方が有利になっています。

JCB CARD Wと楽天カードの付与条件

JCB CARD W月の合計利用金額に対して1000円で2ポイント
楽天カード月の合計利用金額に対して100円で1ポイント

※JCBは1ポイント=5円、楽天カードは1ポイント1円

理想的なポイント付与条件は、月額累計の最低単位でポイントが付与されることです。

楽天カードの場合、100円単位でポイントが付与されるためポイント獲得ロスが少なくポイントを貯めやすいカードと言えます。

JCB CARD Wは、1000円単位でのポイント付与なので、最大999円分のポイント獲得ロスが出てしまいます。

楽天カードの場合はJCB CARD Wでロスになってしまう999円分で9ポイント獲得できるため9円分お得にポイントを貯めることができます。

そこまで大きな差はありませんが、よりポイント獲得ロスを少なくしたいのであれば楽天カードがおすすめです。

公共料金の支払いでポイントは貯まる?

JCB CARD Wと楽天カードどちらも公共料金の支払いでポイントを貯めることができます。

公共料金の支払いは毎月のことですし、カード払いにすることでポイントが貯まるのは嬉しいポイントです。

ネットショッピング利用での還元率比較

JCB CARD W楽天カード
Amazon2%1%
楽天市場1.5%(ポイントアップサイト経由の場合)3〜15%以上

ネットショッピングをする際にAmazonと楽天市場どちらをよく使うかでカードを決めると良いです。

  • 楽天市場を使う人は迷わず楽天カード
  • Amazonを利用する人はJCB CARD W

こういった選び方がおすすめです。

コンビニ利用での還元率比較

JCB CARD W楽天カード
セブン-イレブン2%1%
ローソン1%1%
ファミリーマート1%1%
デイリーヤマザキ1%1%

よくセブン-イレブンを利用するという方はJCB CARD Wがおすすめです。

セブン-イレブンはJCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗で、ポイント還元がいつでも2%になります。

JCB CARD Wの2%還元はセブングループが発行する「セブンカードプラス」の1.5%還元よりも還元率が高く、本家を上回るほどの高還元です。

セブン-イレブンをよく利用するという方には最適なクレジットカードです。

JCB CARD Wと楽天カードのポイント提携店&交換先を比較

ポイント提携店の豊富さと還元率の高さはJCB CARD Wの方が優れています。

楽天カードは楽天グループのサービスを使ってもらうことが目的なので、提携店を増やすことには力を入れていません。

JCB CARD W提携店

ジャンル 店名 ポイント還元率
ショッピング セブン-イレブン 2%
高島屋 2%
グルメ スターバックスカードチャージ 5%
一休.comレストラン予約 2%
ネット通販 Amazon 2%
カーライフ 昭和シェル 1%
オリックスレンタカー 3%
ファッション Right-on 2%
スタージュエリー 3%
トラベル JTB国内宿泊オンライン予約 1.5%
JCB海外おみやげサービス 5%
東京ディズニーリゾートトラベル特典 5%
エンタメ ローチケMHV 3.50%
U-NEXT 1%
ライフ アート引っ越しセンター 130P(650円相当)
ヒューマンアカデミー 5%

JCB CARD WはJCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗が豊富でポイントも貯まりやすいので普段使いでとてもお得なカードです。

楽天カード提携店

ジャンル 店名 ポイント還元率
カーライフ ENEOS 2%
タイヤセレクト 3%
ファッション メガネストアー 3%
エースコンタクト 3%
ショッピング ルームズ大正堂 3%
美容 てもみん 2%
暮らし アリさんマークの引越し社 3%
アミューズメント 大江戸温泉物語 3%

楽天カードは提携店が少なくポイントを普段使いの利便性ではCB CARD Wに劣ります。

しかし、楽天市場で利用する場合はとてもお得になるので、楽天グループのサービスを頻繁に利用する方にとってはとても良いカードと言えます。

JCB CARD Wのポイント交換先

JCB CARD WのOki Dokiポイントは基本的に他社ポイントやギフト券に交換して利用する必要があります。

交換するポイント 交換レート 還元率
nanacoポイント 200ポイント→1000ポイント 1%
ビックカメラポイント 200ポイント→1000ポイント 1%
スターバックスカードチャージ 200ポイント→1000ポイント 1%
Tポイント 500ポイント→2000ポイント 0.8%
楽天ポイント 200ポイント→800ポイント 0.8%
dポイント 200ポイント→800ポイント 0.8%
JALマイル 500ポイント→1500マイル 0.6%

有力なのはnanacoポイントやスターバックスカードチャージへの交換です。還元率や利便性を考えるととてもお得です。

しかし、OkiDokiポイントを交換する必要があるので、楽天カードに比べると利用するための手間がかかります。

楽天カードのポイント交換先

楽天ポイントはどこでも1ポイント1円として利用できます。

共通ポイントでもあるので、コンビニの支払いや飲食店で利用することもできるので、ポイントの利用に関してはお得で利便性も高いです。

JCB CARD Wと楽天カードのポイントの使いやすさ比較

1ポイント1円でそのまま使える楽天ポイントの方が使いやすさの点では優れています。

セブン-イレブンやAmazonではJCB CARD WのOki Dokiポイントの方がポイントが貯まりやすく高還元になるので、使う場所によってカードを使い分けることが一番賢い使い方です。

JCB CARD Wと楽天カードの特徴を紹介

JCB CARD Wと楽天カード

JCB CARD Wならではの特徴

チケットJCB

チケットJCBは、JCBの会員のみを対象として、先行販売や優待価格による割引を受けられるサービスです。

各種チケットの先行販売やイベント毎に「JCB枠」というものが設けられており、一般客よりもチケットが確保しやすくなります。

コンサートや観劇などが好きな人にはとても嬉しいサービスです。

JCBトッピング保険

JCBトッピング保険はJCB会員のみが加入できる保険です。
「安い保険料で高額な補償」が魅力です。

月額150円の掛け金で最高1億円までの補償とかなり手厚い保険内容になっています。

保険の加入を検討している方はJCB CARD Wを作り、保険加入をするのも良いかもしれません。

楽天カードならではの特徴

ポン!カン!キャンペーン

ポン!カン!キャンペーンとは、楽天カードの利用者が以下の6つのサービスのうち3サービス以上を利用すると期間中に獲得したポイントが2倍、3倍に増えるサービスです。

楽天のサービス一覧

  • 楽天市場
  • 楽天トラベル
  • 楽天ブックス
  • 楽天市場アプリ
  • 楽天GORA
  • 楽天kobo

ちなみに、3サービスの利用で2倍。4サービスの利用で3倍。5サービス以上の利用で最大4倍になるので楽天ユーザーにとってはとてもお得なキャンペーンになっています。

楽天カフェ割引サービス

二子玉川にある楽天カフェで楽天カードを利用すると割引サービスを受けることができます。

コーヒーや紅茶を半額で飲むことができ、楽天ポイントも貯まるので楽天カードユーザーであれば利用する価値があるカフェです。

2回払いまで手数料が無料

楽天カードの支払いは、1回払い・2回払い・分割払い(3〜36回)・リボ払いから選択することができます。

他のカードだと分割払いにした場合、手数料がかかってしまいます。しかし、楽天カードの場合2回払いまでは手数料が無料です。

つい使い過ぎて払えない時も2回分割までなら手数料が無料なので嬉しいポイントです。

楽天銀行の利用で金利アップ

楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定することで、楽天銀行の金利を2倍にすることができます。

とてもお得なサービスになっているので、楽天カードを作る際は一緒に楽天銀行の解説もすると良いです。

JCB CARD Wと楽天カード審査難易度を比較

JCB CARD Wの審査難易度

JCB CARD Wの審査難易度は少し厳しめになっています。

JCB CARD WはJCBのプロパーカードであり、JCB独自の審査基準を設けているためです。

しかし、JCB CARD Wはそもそも18歳以上39歳以下を対象にしています。

このことからわかるように若年層向けのカードになっているので、クレヒスに傷がついているようなことがない限りは審査に落ちる心配は不要です。

審査に通りやすくするための裏技としては、キャッシング枠は0にしておくと良いです。

楽天カード審査難易度

楽天カードの審査難易度は易しいことで有名です。

楽天カードの審査が易しい理由は、楽天カードが信販系カードだからです。

信販系カードはお客さんに利用してもらうことで利益を得ているため、カードの利用者が増えれば増えるほど利益が上がります。

無職の状態で審査が通ることは難しいですが、普通に仕事をしている方や学生であれば審査に通るのは難しくありません。

JCB CARD Wと楽天カードの海外旅行保険を比較

補償内容 JCB CARD W 楽天カード
傷害死亡・後遺障害 2000万円 2000万円
傷害・疾病治療費用 100万円 200万円
賠償責任 2000万円 2000万円
救援者支援費用 100万円 200万円
携行品損害 20万円 20万円

海外旅行保険で最も使う可能性が高い保険は傷害・疾病治療費用です。

傷害・疾病治療費用は病院代の補償が出る保険です。

海外旅行で食中毒になったり怪我をして病院に行く必要に迫られることは珍しくないので傷害・疾病治療費用は特に重要です。

JCB CARD Wの補償額は100万円と少し物足りない感じがありますが、楽天カードは200万円まで補償がついているので、保険の手厚さを重視するのであれば楽天カードが良いです。

JCB CARD Wと楽天カードのカードフェイスを比較

JCB CARD Wのカードフェイス

JCB CARD W

JCB CARD W Plus L

JCB CARD Wは上記の2種類から選ぶことができます。

ピンクのカードはJCB CARD W Plus Lという女性向けのカードになっています。どちらともシンプルなデザインが特徴のカードです。

楽天カードのカードフェイス

楽天カードのカードフェイス

楽天カードのカードフェイス ピンク

楽天カードのカードフェイス パンダくん

楽天カードは上記の4種類から選ぶことができます。

シンプルなデザインのカードが欲しい方は上の2枚が良いでしょう。パンダくんの可愛いデザインのカードが欲しい方は下の2枚が良いと思います。

まとめ

Amazonやスターバックスコーヒー、セブン-イレブンを良く利用する方はJCB CARD W。楽天市場をよく使う人は楽天カード。

2枚ともおすすめのカードなので、自分のライフスタイルに合わせたカードを選ぶと良いと思います。

楽天カード

楽天 キャプチャ

ボタン

楽天カード ポイント

JCB CARD W

JCBw キャプチャ

ボタン

JCBw ポイント

監 修

小河 俊紀

    1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

詳細プロフィール