この記事は「借りやすい中小消費者金融のランキングを知りたい人」に向けて書きました。
大手消費者金融の審査に通らない場合、中小消費者金融を検討する人がいます。
審査に通る自信がなくなると、中小消費者金融の中で審査が甘い業者を知りたいですよね。
結論から言うと、中小消費者金融は大手より審査が厳しく借りづらいですが、中小の中で一番借りやすいのはセントラルです。
しかし圧倒的に借りやすい消費者金融は、大手のプロミス・アイフル・アコムです。
中小消費者金融のほうが借りづらいことを知らずに申し込みをしてしまうと、審査に通らないことや、サービス内容に不満が出てきてしまうことなどがあります。
この記事では、中小消費者金融の注意点と、おすすめできる人気の中小消費者金融のランキングをお伝えします。
また、口コミでも評判の良いおすすめの中小消費者金融も紹介しますので、消費者金融選びの目安にしてもらればと思います。
借りやすい中小消費者金融を探す前にこの6つを確認!
その1:審査が甘い中小消費者金融はない
その2:正規業者でも悪質な中小消費者金融が存在する
その3:中小消費者金融も総量規制の対象になる
その4:大手消費者金融より上限金利が高い中小消費者金融がある
その5:中小消費者金融は即日融資の条件が厳しい
その6:カードローンでなくキャッシングという場合が多い
【発表】おすすめの中小消費者金融ランキング!口コミで評判の良い業者を厳選
借りやすい中小消費者金融を探す前にこの6つを確認!
中小消費者金融は大手消費者金融とは異なる特徴があるため、「借りやすい中小消費者金融はどこなの?」と探す前に、次の6つを確認しておかなくてはいけません。
- 審査が甘い中小消費者金融はない
- 正規業者でも悪質な中小消費者金融が存在する
- 中小消費者金融も総量規制の対象になる
- 大手消費者金融より上限金利が高い中小消費者金融がある
- 中小消費者金融即日融資の条件が厳しい
- カードローンでなくキャッシングという場合が多い
それでは次章より各項目についてお伝えしていきます。
その1:審査が甘い中小消費者金融はない
中小消費者金融でも審査が甘い業者はありません。
融資である以上、どの中小消費者金融も審査は厳格におこないます。
むしろ大手消費者金融よりも厳しい審査を実施している内情を、今から説明します。
中小消費者金融でも信用情報の確認がある
中小消費者金融でも「信用情報」の確認あるため、信用情報に傷がある人は審査に通りにくいです。
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用記録のことです。
信用情報に傷がある人というのはたとえば、「金融事故」や「延滞記録」がある状態を指します。
ブラックだと中小でも厳しい
金融事故とは、次のような事故情報のことであり、俗に言う「ブラックリスト」だと思ってください。
- 長期延滞
- 債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
- 代位弁済
- 強制解約
信用情報にこのような情報がある場合、クレジットカードやローンなどの「信用貸し」の審査には通るのが非常に難しいため、中小消費者金融でも借入は難しいです。
延滞中の人はまず審査に通らない
現在進行形で延滞中ですと、中小消費者金融でも確実に審査落ちになるかと思います。
「現在延滞している=返せるお金がない」ということですので、そのような人には融資してくれません。
実は大手消費者金融のほうが審査に通りやすい!?
大手消費者金融のほうが中小よりも審査に通る確率が高いというデータもあります。
その理由のひとつが「審査通過率」です。
審査通過率とは「成約率」のことであり、申込者に対して何人が契約できたかを表したものになります。
大手消費者金融は次のように審査通過率を公開している会社が多いです。
キャッシング会社 | 審査通過率 |
---|---|
プロミス | 37.6%(2021年4月) |
アコム | 41.2%(2021年4月) |
アイフル | 38.1%(2021年3月) |
レイク | 35.1% (2021年3月) |
SMBCモビット | 非公開 |
中小消費者金融 | 約10% |
参考:プロミス「月次データ」、アコム「マンスリーレポート」、アイフル「月次データ」、レイク「決算・ビジネスハイライト」、中小消費者金融:当サイト調べ。
上記に対して、中小消費者金融の審査通過率は公表されていませんが、一般的に「10%弱」であるとされています。
中小消費金融の審査通過率が低い理由
中小消費者金融の審査通過率が低い理由は、おもに以下の3つだとされています。
- オートスコアリングではなく手動審査がメインなので、審査担当者によってムラがでる
- 資金力が乏しいので資金調達の具合によって承認率が左右されやすい
- ブラック状態など、返済能力や信用力の大きな問題がある人が申し込みするケースが多い
中小消費者金融の場合、資金力が乏しいため、貸倒れに対しては大手消費者金融よりもずっと警戒度が高いです。
このため審査では、人の目を重視し、大手消費者金融よりも細かい部分まで調査されることが多くなっています。
それに対して大手消費者金融は「オートスコアリング」という呼ばれるシステムで審査をほぼ自動化しているため、中小ほど細かい部分を調査しません。
そうしたことから、大手消費者金融のほうが審査に通過できることが多いという報告もあるのです。
その2:正規業者でも悪質な中小消費者金融が存在する
中小消費者金融は正規の貸金業者ですが、一部で悪質な中小消費者金融が存在するので注意です。
闇金のように法外な利息を請求することや、恐喝紛いの取り立てなど、あからさまことをしてくる中小消費者金融はまず存在しません。
しかし、中には悪質な業務形態をしている中小消費者金融も存在します。
中小消費者金融の中には、金融庁から営業停止命令や業務改善命令を受けた中小消費者金融もあります。
このため、中小消費者金融を利用する前には、業者名をインターネットで検索して、口コミを確認しておくのがおすすめです。
その3:中小消費者金融も総量規制の対象になる
中小消費者金融も「総量規制」の対象になるため、年収の1/3までしか借入できません。
この点は大手消費者金融と共通です。
年収の1/3はすべての貸金業者の借入を含める
総量規制の年収の1/3というのは、すべての貸金業者の借入を含めて計算します。(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
たとえば、以下のような人がいるとしましょう。
総量規制の上限額→ 166万円
貸金業者から既に借入れている額→ 100万円
この人の場合、総量規制の上限額は166万円ですが、すでに貸金業者から100万円借入しています。
よって、「166万円-100万円=66万円」となり、新たな貸金業者で借入できるのは66万円までです。
もし、貸金業者の借入額が総量規制の上限額の166万円に達しているときは、新たな貸金業者では1円も借入できないため、審査落ちになるので気をつけてください。
総量規制については、「カードローンの総量規制ってなに?5分でわかる総量規制 」でも解説中です。
その4:大手消費者金融より上限金利が高い中小消費者金融がある
中小消費者金融の場合、大手消費者金融よりも「上限金利」が高い業者が多くあると知っておきましょう。
上限金利とは、一番高い金利のことです。
たとえば、「年2.8%~18.0%」なら18.0%が上限金利ですね。
大手消費者金融の場合、上限金利は最高でも年18.0%ですが、中小消費者金融の場合は年20.0%付近という業者も多いです。
金利が高いと利息もその分だけ大きくなるため、注意しておく必要があります。
その5:中小消費者金融は即日融資の条件が厳しい
中小消費者金融でも即日融資が可能な業者はありますが、大手消費者金融よりも条件が厳しいです。
大手消費者金融であればネット振込や自動契約機などの利用ができるため、即日融資の条件が緩く、当日中に融資してもらいやすくなっています。
しかし、中小消費者金融はそうしたサービスが充実していません。
ネット振込ができる中小消費者金融は皆無なため、即日振込にはタイムリミットがあり、平日14:00~15:00位までとなっています。
自動契約機を設置している中小消費者金融もほとんどないため、カードを発行してATMから借入するという方法も難しいです。
即日融資には来店が必須という中小消費者金融もあります。
また、土日祝はほとんどの中小消費者金融が休日となるため、即日融資はほぼできません。
その6:カードローンでなくキャッシングという場合が多い
中小消費者金融の場合、ローンカードの発行がある業者はほとんどないため、大手消費者金融のようなカードローンでなくキャッシングという形になるケースが多いです。
2つの違いはカードの発行があるかないかくらいですが、カードの発行がないとATMから利用できないため、やや不便です。
追加借入ができないこともある
中小消費者金融には追加借入ができない業者があります。
その際は契約額が一度に融資され、後は返済していくだけという形になります。
このため、そうした中小消費者金融業者は銀行や信用金庫などにある「フリーローン」と同じような感じになるので注意です。
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【発表】おすすめの中小消費者金融ランキング!口コミで評判の良い業者を厳選
ここまで解説してきたように、中小消費者金融は6つの注意点があるため、申し込みする前にはそれらをしっかりと把握しておく必要があります。
その上で、申し込みをするかどうかを決めてください。
以下には、口コミで評判の良いおすすめの中小消費者金融業者を掲載しておきますので、申し込みの際の参考にしてもらえればと思います。
1位:セントラル
金利:年4.80%~18.0%
セントラルは創業41年の歴史を持つ老舗消費者金融です。
そんなセントラルには以下のような特長があります。
申し込みから借入までネット完結
即日融資が可能
自動契約機がある
はじめてなら30日間金利0円
セントラルは中小の消費者金融としては珍しく自動契約機があります。
このため、自動契約機を利用できるのであれば、銀行の振込時間外でも即日融資を受けられる可能性があります。
また、「30日間金利0円」という無利息サービスがあるのも魅力的です。
2位:ダイレクトワン
金利:年4.90%~18.0%
ダイレクトワンは、スルガ銀行グループが運営する消費者金融です。
そんなダイレクトワンには以下のような特長があります。
申し込みから借入までネット完結
即日融資に対応
ローンカードの発行あり
店頭でローンカードを最短30分で発行してくれる
ダイレクトワンは最短で即日融資も可能となっています。
また、ローンカードの発行があり、カードは日本全国の大手コンビニで利用可能です。
ローンカードはスルガ銀行の店頭窓口に行けば、最短30分で発行してもらえますので、申込当日に受取ることも可能になっています。
3位:フクホー
金利:年7.30%~18.0%
フクホーは大阪市に拠点を持ち、創業は1970年と古くから存在する消費者金融です。
そんなフクホーには次のような特長があります。
申し込みから借入までネット完結
即日融資に対応
フクホーは日本全国の申し込みに対応しており、申し込みから借入まではほぼネットで完結できます。
即日融資にも対応しているため、スムーズにいけば申し込みしたその日に借入できる可能性があります。
まとめ
中小消費者金融の利用を検討するときは、以下の6つに注意しておきましょう。
正規業者でも悪質な業者があるのでネットの口コミで評判を調査する
総量規制の対象なので年収の1/3までしか借入できない
上限金利が大手消費者金融よりも高い業者がある
即日融資の条件が大手消費者金融よりも厳しい
ローンカードの発行がなく、キャッシングという形になることが多い
上記の点を知らずに申し込みしてしまうと、借入できなかったり、思っていたようなものでなかったりするケースがあります。
しっかりと確認してから申し込みを検討してください。