緊急でお金が必要になったとき、あなたはどんな方法を選びますか?
一番簡単なのは、間違いなく「キャッシング」です。実際、多くのサイトでもキャッシングを勧めています。
しかし、キャッシングは焦って利用するものではありません。
この記事では緊急でお金を作る前に知っておくべきリスクを解説するとともに、キャッシング以外のお金の作り方を紹介します。
すぐにお金が必要という方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
緊急でお金を作る前に知っておくべきリスク
緊急でお金を作る必要がある場合、人は誰でも焦り、判断ミスを犯しがちなもの。
たとえば、「審査なしで誰にでもお金を貸します!」というヤミ金融と契約してしまう、友人知人から借用書なしでお金を貸してもらうなどです。
ヤミ金融のリスク
ヤミ金融とは、法律を無視した金融業をおこなう組織です。
法外な金利や、暴力、暴言などによる法外な取り立てをおこないます。
そのため、一度でもヤミ金融と取引をしてしまった場合には、お先真っ暗。人生をボロボロにされてしまうでしょう……。
ヤミ金融は、「審査なし」「年齢制限なし」「誰でもすぐに貸します」など、融資条件がとても甘いのが特徴です。
緊急にお金を作る必要があるときほど魅力的に感じやすいため、気をつけてください。
借用書を作らないリスク
たとえ個人間のお金の貸し借りであったとしても、借用書は必ず取り交わしましょう。
どれほど仲の良い家族や友人であっても、お金の貸し借りによって大きなトラブルに発展したケースは少なくありません。
しかし、借用書があれば、お金を貸した側も「最終的には返済してもらえる」という安心につながります。
また、返済までに時間がかかり、お金を借りた当時の記憶があやふやになってきたときも、借用書があれば意見の食い違いは起こりづらいのです。
たとえ仲の良い相手であっても、必ず借用書を作成しましょう。
【緊急版】お金の作り方4選
リスクを解説したとおり、お金が緊急に必要なときでも焦りは禁物です。
まずは、簡単かつ安全にできる「緊急時のお金の作り方」を順に確認していきましょう。
まずは使えるお金が本当にゼロなのかを要チェック
「2週間後に控える家賃引き落としのためにすぐにお金を作らなくてはいけない!」など、まだ猶予がある場合には、何かしらの節約でお金を工面できないかを確認してください。
たとえば、下記のような方法です。
・仕事中の飲食物をコンビニで購入するのではなく、自宅から持っていく
・自炊や食費を少し切り詰めるなどして節約する
・地下鉄やバスを使わず、自転車や徒歩で移動する
・不要な外出を避ける
必要経費だと思っているものも、少しの工夫で節約は可能です。
ただし、健康に害のない範囲でおこなってください。
不用品を売ってお金を作る
緊急時に不用品を売るのであれば、フリマアプリではなく、リサイクルショップや古本屋などで売るようにしましょう。
フリマアプリだと実際にお金が入ってくるまでに時間のかかる可能性が高く、緊急時には不向きなのです。
ただ、ノーブランド品やプレミアのつかない商品だと、買取価格は二束三文になりがち……。
ノーブランド品を売る場合には、「買取商品の数に応じて、買取金額を上乗せ」のサービスをおこなっているお店で売るのがおすすめです。
また、ブランド品やプレミアのつく商品であっても、お店によって買取金額は異なります。
少しでも高く売りたい場合には、いくつかのお店で査定を出してもらいましょう。
親や友人から借りてお金を作る
自分ではどうしても緊急にお金を用意できないようであれば、まずは親や友人から借りることを検討しましょう。
ただし、「あの人ならきっと貸してもらえるだろう」という仲の人がいたとしても、必ず借用書は取り交わしてください。
公共の制度を利用してお金を作る
身近に頼れる人がいない場合には、まず公共の制度を利用できないか検討してください。
お金を借りられる制度はいくつかありますが、緊急時であれば、「緊急小口資金貸付」がベターでしょう。
緊急小口資金貸付
「緊急小口資金貸付」は、その名前のとおり、緊急でお金が必要な人向けの制度です。
しかし、だからといって手続き後すぐに借りられるという訳ではなく、融資までには最短でも5日程度かかります。
お金が必要な日までにまだ猶予がある場合に、頼りましょう。
緊急小口資金貸付を利用したい場合には、まず各市区町村の「社会福祉協議会」に電話してご相談ください。
借りられる金額や条件などは下記のとおりです。
限度額 | 1,000円単位で10万円まで |
金利 | 無利子 |
保証人 | 不要 |
貸し付け対象者 | 低収入の世帯であり、緊急かつ一時的に生活が困難になっていて、返済能力があるとみなされる者 |
融資条件 | 1 医療費または介護費を支払ったことなどにより臨時の生活費が必要なとき |
2 火災等の被災によって生活費が必要なとき |
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3 年金、保険、公的給付等の支給開始までに必要な生活費 |
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4 会社からの解雇、休業等による収入減 |
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5 滞納していた税金、国民健康保険料、年金保険料、公共料金を支払ったことによる支出増 |
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6 給与などの盗難等によって生活費が必要なとき(貸付限度額5万円) |
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7 事故等により損害を受けた場合による支出増 |
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8 社会福祉施設等からの退出に伴う賃貸住宅の入居に伴う敷金、礼金等の支払いによる支出増 |
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9 初回給与支給までの生活費が必要なとき |
キャッシングは「緊急のお金の作り方」のなかで最終手段
緊急のお金の作り方を調べると、多くのサイトでは「キャッシングが一番だ」と勧めています。
確かに大手では無利息期間ありのキャッシングサービスが当たり前になり、誰でも気軽に利用しやすくなったことは間違いありません。
しかし、どんなに利用しやすくても借金は借金。キャッシングはしないにこしたことはありません。
自分ではお金を工面できない、身近な人も国の制度も頼れそうにない、というときの最終手段として使うようにしましょう。
キャッシングしか頼れないほど緊急時の注意点
キャッシング以外にお金の作り方を選べない場合でも、これから紹介する注意点さえ守れば、安全にお金を借りられます。
ヤミ金融にだまされない
くり返しになりますが、ヤミ金融には絶対に手を出さないようにしましょう。
緊急でお金を作りたいときには、ヤミ金融の甘い言葉が天の助けのように感じるかもしれませんが、だまされないでください。
ヤミ金融でなくても大手キャッシング会社であれば即日融資も可能です。
少しでも怪しいと感じる金融会社には近づかないようにしましょう。
返済計画は事前に立てる
キャッシング会社からお金を借りる前に、まず返済計画を立てておきましょう。
大手キャッシング会社なら、公式サイトにて「返済シミュレーション」が用意されています。
いくら借りたいのか、いつまでに返したいのか(または毎月いくら返したいのか)を返済シミュレーション入力してみてください。
そして、シミュレーション結果を元に、「◯カ月で返すためには、毎月◯万円の返済か……。それは厳しいからもう少し返済期間を伸ばそう」や、「毎月◯万円だと利息が高いな……。もう少し月々の返済額を増やしてみよう」というように自分に合った返済計画を立てましょう。
無利息サービスを活用する
プロミス、アイフル、アコム、レイクといった大手キャッシング会社では、無利息サービスが用意されています。
無利息サービスが適用されると、適用期間中は利息がゼロ円。場合によっては、利息を一切払うことなく、借りた金額をそっくりそのまま返すだけでOKになることもあります。
また、低金利な銀行のカードローンよりも利息が減ることもよくあるほど、キャッシング会社の無利息サービスはお得です。ぜひ活用しましょう。
無利息サービスについて詳しくは、「利息なしでお金を借りるならどこ? 無利息サービスは本当にお得?」 をご覧ください。
すごいカード編集部が自信を持っておすすめするのはプロミスです。
無利息サービス、審査通過率、即日融資、すべての点でもっとも安心できます。
プロミス
緊急でもなるべく安全にお金を作ろう
緊急でお金の作り方を調べているのなら、誰であっても冷静な判断はしづらいものです。
ゆえに安易にキャッシングを利用してしまう人もいるでしょう。
しかし、どれほど緊急であってもキャッシングは最終手段。
今回紹介してきた「緊急時のお金の作り方4つ」を検討し、どの方法も使えない場合にキャッシングを利用しましょう。
また、キャッシングを利用する上でも、安全が第一!ヤミ金融を選ばないよう、不用意に借りすぎないよう、気をつけてください。