住信SBIネット銀行が元々発行していたSBIカードが新規受付停止となり、その後継となるミライノ カードが誕生しました。
充実した付帯保険や独自のポイントプログラムへのキャッシュバックが魅力なミライノカードですが、その中でも「ミライノ カード GOLD」は大手ゴールドカードにも負けない程トップクラスのスペックを持っています。
今回は、そんなトップクラスの魅力のあるミライノ カード GOLDを持つべき理由とメリットをまとめてみました。
1.ミライノ カード GOLDとは
2.ミライノ カード GOLDを持つべき6つのメリット
メリット1.スマートプログラム2ランクアップ
メリット2.ポイント有効期限の延長
メリット3.充実の自動付帯保険
メリット4.カードローン金利0.1%下げ
メリット5.コスパ良くステータスカードが持てる
メリット6.JCBブランド特典
3.ミライノ カード GOLDのデメリット
デメリット1.住信ネット銀行ユーザーでないとメリットが少ない
デメリット2.家族カードがない
デメリット3.選択ブランドはJCBのみ
4.ミライノ カード GOLDの審査
5.まとめ
1.ミライノ カード GOLDとは
ミライノ カード GOLDは、住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカード「ミライノ カード」のゴールドカードです。
ミライノ カード GOLD
詳細
ミライノ カード GOLDは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
スペックが高いカードとして有名で、まず年会費が3,000円(税抜き)とかなりの低額です。
さらに、国内・海外旅行損害保険が自動付帯で、最大5,000万円まで補償され、ミライノ カード GOLDを持っていない同行の家族まで補償されます(カード本会員の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供)。
ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
そして、ミライノ カード GOLDの引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定すると、スマプロのランクが2ランクアップします。
スマプロのランクが上がると、提携ATMを使った引き落とし手数料の無料回数と、住信SBI銀行から他行への振り込み手数料の無料回数が増えるのですが、新規口座開設者はランク2からのスタートなので、すぐに最高ランクのランク4に到達することが出来ます。
ミライノ カードでも使える、「支払い名人」、ショッピングガード保険(国内)、国内でも海外でもキャッシングが可能、等の機能もばっちり使用出来るので、旅行が多い方にはミライノ カード GOLDの方がおすすめだと思います。
ミライノ カード全般についてはこちらで詳しく書いていますので、ゴールドの内容を知る前にまず全体を知っておきたいという人はぜひご覧ください。
「現金を還元!?ミライノ カード5つのメリットとデメリット」
2.ミライノ カード GOLDを持つべき6つのメリット
ミライノ カード GOLDを持つべきメリットは以下の6つです。
メリット1.スマートプログラム2ランクアップ
ゴールドカードを持っておくと、月1円でも支払いがあればスマートプログラムのランクを2つあげられ、手数料無料回数の上限の増加やボーナスポイントの付与のサービスを受けることが出来ます。
「スマートプログラム」は、住信SBIネット銀行が展開する独自のポイントプログラムで、利用状況等によってランク分けされ、以下のようなサービスを受けることが出来ます。
ATM引き出し手数料は110円、他行あての手数料は154円(法人は165円または258円)と元々低いのですが、最大15回まで無料になるので、振込回数や引出回数が多い人にとって魅力的だといえます。
通常のランクアップ条件は?
ゴールドカードを保有していないと、スマートプログラムでランクアップするために以下の①~⑤の条件どれか1つに該当する必要があります。
「それでもどのランクに該当するか分からない」という人は、ランク判定チャートを行ってみてください。
→ランク判定チャート
普通にランクアップしようと思えば、このような条件をクリアしなければなりませんが、ゴールドカードを持っているだけで楽に2ランクアップ出来るのは大きいですね。
新規講座開設者はゴールドカード発行ですぐランク4に!
住信SBIネット銀行を持っていない人は、口座開設と一緒にゴールドカードを保有することで、最上位のランク4になることが出来ます。
新規口座開設者はサービスとして、条件に関係なく「ランク2」からスタートすることが出来ます。
ゴールドカードを保有することが出来れば、ランク2からランク4に上がることが出来るので、ATM引出・他行振込手数料が15回まで無料になり、かなりお得です。
また、5万円購入相当の50スマプロポイント付与もされるので、新規口座開設をする人はぜひゴールドカードに挑戦してみることをおすすめします。
メリット2.ポイント有効期限の延長
一般カードでは2年だったミライノポイントの保有期間が、ゴールドカードは3年に延長されます。
ミライノ カードでは1,000円利用で5ポイント(0.5%)獲得することが出来、1,000ポイントから住信SBIネット銀行のスマプロポイントに交換出来、現金へのキャッシュバックといったサービスを受けることが出来ます。
一般カードでは1,000ミライノポイントである20万円分の購入をするために、月平均8,000円程度の利用が目安となっていたのですが、3年の保有期間であるゴールドカードなら月5,500円程度と負担を少なくすることが出来ます。
「メインカードではなくサブカードとして寝かせていたい…でもポイントを失効させるには勿体ない…」という人にとってもは使いやすくなるのではないでしょうか。
月5,500円も、定期代の引き落としを1件入れておけば達成出来ますね。
メリット3.充実の自動付帯保険
ミライノ カード GOLDについている付帯保険は、他社ゴールドカードと比較してもトップクラスの充実さを誇っています。
※表は海外旅行保険
年会費3,000円という安さで、最大5,000万円の保険金が自動付帯です。
また、傷害・疾病治療保険も最大500万円という大きな保険があるので、何社もカードを発行しなくても少ない枚数で治療費が賄うことが出来ます。
ミライノ カードの保険についてはこちらで詳しく解説しているので、旅行をよくする人はぜひご一読ください。
「ミライノ カードの海外旅行保険はオトク?他社比較から徹底解説」
メリット4.カードローン金利0.1%下げ
ミライノ カードGOLDを保有しているだけで、住信SBIネット銀行でのカードローン利用時の金利が0.1%下げることが出来ます。
例えば、10万円を住信SBIネット銀行カードローンのスタンダードコースで借り入れた時、最大金利は14.79%ですが、カードを保有していると14.69%になります。
実際の金利額としては年100円、月8円程度の差ですが、少しでも安いに越したことはありません。
また、カード保有で尚且つSBI証券口座・住宅ローンを持っている人は最大0.6%も金利を引き下げてくれるので、これはぜひ注目しておきたいところです。
メリット5.コスパ良くステータスカードが持てる
気品があり、誰もが一度は持ちたいと思うスマートなゴールドカードを年会費3,000円という安さで持てるというのも大きなメリットです。
また、格安ゴールドカードではサービスや保険が十分に充実していないことも多いですが、ミライノ カード GOLDは格安とは思えぬスペックを誇るので、どこへ出しても恥ずかしくないゴールドカードといえるでしょう。
メリット6.JCBブランド特典
ミライノ カード GOLDはJCBブランドなので、以下の共通特典に加え、空港ラウンジサービスといったゴールド特典を受けることが出来ます。
ただ、JCB THE CLASSへのランクアップはないので注意しましょう。
3.ミライノ カード GOLDのデメリット
ミライノ カード GOLDのデメリットは以下の3つです。
デメリット1.住信ネット銀行ユーザーでないとメリットが少ない
ミライノ カードはスマートプログラムのランクアップやカードローンの金利引き下げなど、住信SBIネット銀行と強く結びついたサービスを提供しているため、住信SBIネット銀行を持っていない人にとってはメリットが少ないと言えます。
ただ、ミライノ カード GOLDは自動付帯保険という大きな魅力を持っているので、住信SBIネット銀行の口座を持っていない人でも持っておく価値はあります。
デメリット2.家族カードがない
以前のSBIカードでは発行出来ていた家族カードは、ミライノ カードでは発行することが出来ません。
支払を一括にまとめたり、審査関係なくクレジットカードを家族に持たせるということは出来ません。
デメリット3.選択ブランドはJCBのみ
以前のSBIカードはマスターでしたが、ミライノ カード GOLDを含めミライノ カードではJCBなので、世界各国で利用する時に物足りなさを感じることがあります。
以下は、世界でシェアされている国際ブランドの割合です(2015年)。
https://nilsonreport.com/publication_special_chart.phpを元に作成
国内で使うには申し分ないJCBですが、世界で見るとわずか2.7%であることがうかがえます。
ミライノ カードデビットなら世界シェアトップのVISAを取り扱っているので、VISAを持ちたいと考える人はデビットカードも申し込んでみてはいかがでしょうか。
4.ミライノ カード GOLDの審査
ミライノ カード GOLDの申し込み対象は「20歳以上(学生不可)」のみ表記されているので、詳しい年収基準等は分かりませんが、一般的なハードル(年収300万円程度~)であれば通るのではないかと言われています。
年会費が安いといえどもゴールドカードなので、クレジットヒステリーに今まで問題がなかったか、よく確認しましょう。
ゴールドカードの審査通過については、こちらも読んでみてくださいね。
ミライノ カード GOLD
詳細
ミライノ カード GOLDは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
スペックが高いカードとして有名で、まず年会費が3,000円(税抜き)とかなりの低額です。
さらに、国内・海外旅行損害保険が自動付帯で、最大5,000万円まで補償され、ミライノ カード GOLDを持っていない同行の家族まで補償されます(カード本会員の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供)。
ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
そして、ミライノ カード GOLDの引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定すると、スマプロのランクが2ランクアップします。
スマプロのランクが上がると、提携ATMを使った引き落とし手数料の無料回数と、住信SBI銀行から他行への振り込み手数料の無料回数が増えるのですが、新規口座開設者はランク2からのスタートなので、すぐに最高ランクのランク4に到達することが出来ます。
ミライノ カードでも使える、「支払い名人」、ショッピングガード保険(国内)、国内でも海外でもキャッシングが可能、等の機能もばっちり使用出来るので、旅行が多い方にはミライノ カード GOLDの方がおすすめだと思います。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミライノ ゴールドカードは年会費3,000円(月250円)で保有でき、充実した保険かつゴールドならではのサービスを受けられるメリットはとても魅力的で、ぜひ持っておきたいカードです。
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、ミライノ カードゴールドのメリットを最大限に生かすことが出来るので、ぜひゴールドカードに切り替える・申し込む際には口座の確認もしておくとよさそうですね。