旅行好きにとって、クレジットカードを選ぶうえで重要なのが海外旅行保険ですよね。
万が一の時に備えるために短期保険に入るのも良いですが、手続きやコストを考えると、保険がついているクレジットカードが便利です。
しかし、クレジットカードの種類は多く、どれを一体選べば良いか迷いますよね。
そこで今回ご紹介したいのは、格安で充実した海外旅行保険を受けられる「ミライノ カード/ミライノ カードGOLD」。
あの三井住友カード ゴールド、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにも引けを取らないその魅力について、解説していきたいと思います。
0.ミライノ カードとは
1.ミライノ カードの海外旅行保険
2.他社ゴールドカードとの比較
3.ミライノ カードのショッピング保険
支払名人で更にオトクな補償
4.ミライノ カードの注意点
注意点1.一般カードは利用付帯
注意点2.一般カードには疾病治療・携行品損害保険金がない
注意点3.携行品損害保険金は海外旅行中のみ適用
5.ミライノ カードの国内旅行保険
6.まとめ
0.ミライノ カードとは
ミライノ カードとは、住信SBIネット銀行が発行しているクレジットカードです。
ミライノ カード
詳細
ミライノ カードは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
年会費は初年度無料で、次年度からは年会費900円(税抜き)がかかってしまいますが、年間10万円以上のご利用で無料にすることが出来ます。
そして、ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
また、「支払い名人」という支払い機能を使えば、ショッピング1回払いご利用分が自動的にショッピングリボ払いになり、これは通常のショッピングリボ払いと違い、新規ご利用分の初回お支払い手数料は無料になります。
この他にも、ショッピングガード保険(国内)が自動付帯、国内でも海外でもキャッシングが可能、利用付帯になりますが、最大で年間50万円の補償額が受けられる「JCB海外お買い物保険」等、ハイスペックな機能が盛りだくさんです。
ミライノ カード全体についての特徴やメリットについては、こちらの記事をご覧ください。
「現金を還元!?ミライノ カード5つのメリットとデメリット」
1.ミライノ カードの海外旅行保険
ミライノ カードの海外旅行保険金額は以下になります。
死亡・後遺障害保険金 | 障害治療保険金 | 疾病治療保険金 | 賠償責任保険金 | 携行品損害保険金 | 救援者費用保険/保険期間中 | |
一般会員 | 最高 2,000万円 |
最高 200万円 |
ー | 最高 1,000万円 |
ー | 最高 100万円 |
一般家族 | 最高 1,000万円 |
最高 100万円 |
ー | 最高 500万円 |
ー | 最高 50万円 |
GOLD会員 | 最高 5,000万円 |
最高 500万円 |
最高 500万円 |
最高 5,000万円 |
最高 50万円※ |
最高 300万円 |
GOLD家族 | 最高 1,000万円 |
最高 250万円 |
最高 250万円 |
最高 2,500万円 |
最高 25万円※ |
最高 150万円 |
PULATINUM会員 | 最高 1億円 |
最高 1,000万円 |
最高 700万円 |
最高 1億円 |
最高 100万円※ |
最高 500万円 |
PULATINUM家族 | 最高 1,000万円 |
最高 500万円 |
最高 350万円 |
最高 5,000万円 |
最高 50万円※ |
最高 250万円 |
※一般カードは利用付帯
以下に該当する家族が保険の対象となります。
- カード会員の配偶者
- 生計を共にする同居の親族
- 生計を共にする別居の未婚の子
一般カードでは最高保険金2,000万円と、900円の年会費を踏まえれば十分であると言えます。
その中でも特にゴールドカードでは、一般カードにはなかった疾病治療・携行品障害保険金も加えて最高保険金5,000万円が自動付帯という大きな魅力があります。
- 自動付帯…カードを保有しているだけで自動的に補償対象になる
- 利用付帯…カードで旅行費用などを支払うことで適用される保障
2.他社ゴールドカードとの比較
有名なゴールドカードと保険内容について以下に比較してみました。
比較1.年会費
ミライノ カード GOLDは年間3,000円と他社と比較して格安のゴールドカードで、負担がありません。
この安さで他社に引けを取らないトップクラスの保険内容なので、とてもお得です。
比較2.最大保険金
最大保険金もゴールドカードとして他社同様の保険内容です。
三井住友カードは自動付帯が1,000万円ですが、ミライノ カード GOLDは自動付帯5,000万円と一歩優勢です。
もしもの時に備えられる強さがあります。
比較3.傷害・疾病治療保険金
ミライノ カード GOLDの傷害・疾病治療保険金は、家族保障金額共に大手ゴールドカード以上に充実しています。
300万円程度が多い中、500万円という数字を誇ります。
海外では医療費がかなり高額なため、500万円でも足りないという場合はよくありますが、少ないカード数で保障しようと思った時に1枚は入れておきたいカードです。
ミライノ カード GOLD
詳細
ミライノ カード GOLDは大手ネット銀行の住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
スペックが高いカードとして有名で、まず年会費が3,000円(税抜き)とかなりの低額です。
さらに、国内・海外旅行損害保険が自動付帯で、最大5,000万円まで補償され、ミライノ カード GOLDを持っていない同行の家族まで補償されます(カード本会員の配偶者、同居の親族、別居の未婚の子供)。
ミライノ カードの基本ポイント還元率は0.5%ですが、スマプロポイントに交換すると、なんとポイント還元率が1.0%になります。貯めたポイントは、500ポイント以上から1ポイント=1円としてキャッシュバック可能です。
※スマプロポイント:住信SBIネット銀行のポイントプログラム
そして、ミライノ カード GOLDの引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定すると、スマプロのランクが2ランクアップします。
スマプロのランクが上がると、提携ATMを使った引き落とし手数料の無料回数と、住信SBI銀行から他行への振り込み手数料の無料回数が増えるのですが、新規口座開設者はランク2からのスタートなので、すぐに最高ランクのランク4に到達することが出来ます。
ミライノ カードでも使える、「支払い名人」、ショッピングガード保険(国内)、国内でも海外でもキャッシングが可能、等の機能もばっちり使用出来るので、旅行が多い方にはミライノ カード GOLDの方がおすすめだと思います。
3.ミライノ カードのショッピングカード保険
海外のJCB加盟店にて、ミライノ カードで購入した商品が破損・盗難に遭った時、以下の保障を受けることが出来ます。
荷物の移動や運搬で傷つきがちな品物をしっかり守ることが出来るので、海外旅行には嬉しいサービスです。
プラチナム会員では、海外だけでなく国内での購入にも適用することが出来ます。
支払名人で更にオトクな補償
自分で金額を設定し、超過した金額の支払いを翌月に繰り越す「支払い名人」を利用すると、国内の買い物で全会員に以下のショッピングカード保険が自動付帯されます。
一般・ゴールドカードを持っていて、保障をつけたいという人はぜひ利用しておくと安心です。
支払名人の登録については、カード発行時に同時に行うことが出来ます。
4.ミライノ カードの注意点
ミライノ カードの注意点は以下です。
注意点1.一般カードは利用付帯
一般カードの保険は利用付帯なため、保険を適用させようと思ったら事前に代金をクレジットカードで支払いする必要があります。
「うっかり忘れてしまった」となれば、保険金はおりないので十分に気を付け、不安であればゴールドカードに切り替えておきましょう。
注意点2.一般カードには疾病治療・携行品損害保険金がない
一般カードには海外旅行保険の中でも重視されやすい疾病治療保険がなく、傷害治療保険金のみなため、病気の際に保険金を受け取ることが出来ません。
携行品損害保険金もないので、カメラや時計など高価なものを持ち運ぶ際には注意が必要になります。
特に、ヨーロッパに行く際には携行品損害保険は役に立ちやすいので、詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
「クレジットカードについてる携行品損害保険って必要なの?」
注意点3.携行品損害保険金は海外旅行中のみ適用
ミライノ カードは国内の保険も充実していますが、携行品損害保険はゴールドカード以上でも国内には適用されず海外旅行時のみです。
国内旅行でも携行品損害保険金をかけたいという場合は、月額300円で保障をしてくれるセゾンカードがおすすめです。
5.ミライノ カードの国内旅行保険
余談ですが、ミライノ カードは国内旅行保険も充実しています。
入院費は1日あたり平均15,000~20,000円程度だといわれているので、数千円でも保証をしてくれるのはかなり嬉しいですね。
入院・通院の保険金がクレジットカードでおりるのは珍しいので、保険として十分に持っておくべき価値のカードです。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ミライノ カード自体でも、利用付帯や支払い名金の利用で十分な付帯保険を付けることが出来ますが、しっかり備えたいという場合はゴールドカードに切り替える方が良さそうですね。
ミライノ カードは最大保険金・疾病保険金など有名他社と互角という充実した保険内容を持ちながら、ゴールドカードは年間3,000円というコスパの良さが魅力です。
コスパ・保険内容ともに重視してクレジットカードを選ぶ人にとってはおすすめのカードなので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。