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「無職だけどお金が必要」という危機的状況を乗り切る方法を徹底解説

無職だけどお金が必要

「無職だけどお金が必要……」
「こんな自分でもお金を借りられるのかな」

リストラ、病気療養、親の介護といった理由から、無職になってしまう方は少なくありません。

そして、貯めたお金が底をつき始め、一方で返済に追われる日々……。

あなたも、このような切羽詰まった状況に陥っていませんか?

そこでこの記事では、緊急でお金が必要となった無職の方向けに、「無職でもお金を借りられる方法」について解説します。

お伝えする方法をひとつでも試してみることで、今の状況がきっと好転することでしょう。

お金が緊急で必要な無職がすぐに試すべき方法

「緊急でお金が欲しい……」このようなときに、無職でもお金を借りられる方法を3つ紹介します。

具体的には、以下のとおりです。

  1. 生命保険「契約者貸付制度」
  2. 総合支援資金
  3. 内定者向けローン

お金が緊急で必要なときは、どうしても視野が狭くなりがちです。

しかし、自分の状況に適さない借り方を選択してしまうと、借りた後に大きな後悔が残ってしまうことも。

そこで、それぞれの方法について、メリットだけでなくデメリットも含めて紹介します。

まずは一度冷静になって、これから紹介する方法を検討してみてください。

生命保険「契約者貸付制度」

生命保険に加入している人であれば、無職であっても「契約者貸付制度」を利用することができます。

契約者貸付制度とは、「解約返戻金」を担保に、保険会社からお金を借りられる制度のこと。

無審査で借りることができるため、無職で定期的な収入がない人にとっては非常に助かる制度といえるでしょう。

【メリット】即日で借りることができる

契約者貸付制度のメリットのひとつが、場合によっては即日で借りられることです。

お金がすぐに必要になったときに、すぐに入金されるのは助かりますよね。

具体的には、生命保険を契約している会社に連絡を入れ、契約者貸付制度の申請を行ったその日に、指定した額を自分の口座に入金してもらえる可能性があるのです。

【デメリット】加入して間もないと借りられる額が少ない

契約者貸付制度のデメリットとして挙げられるのが、生命保険に加入して間もないと、借りられる額が低くなってしまうことです。

保険会社にもよりますが、契約者貸付制度では、最大で解約返戻金の7~8割の額を借りることができます。

つまり、解約返戻金が積み重なっている人であれば多く借りられる一方で、加入したばかりで解約返戻金がほとんどない場合は、借りられる額が必然的に少なくなってしまう制度なのです。

そのため、生命保険に1~2年以内に加入したばかりの方は、満足いく額を手に入れられないかもしれません。

総合支援資金

どうしてもお金が必要な場合は、「総合支援資金」を始めとする公的融資に頼ることも検討しましょう。

「総合支援資金」とは、失業などによって生活が困窮している人を対象に、単身世帯で最大20万円まで借りることができる制度のこと。

ハローワークを通じて求職活動を行うことなどが借り入れの条件となりますが、一時的にでもお金を工面できる制度として、利用を検討する価値は大いにあるでしょう。

公的融資に関しては、「無職が市役所でお金を借りる方法|お金作る最短方法の検証結果 」でもお伝えしています。

【メリット】保証人がいれば「無利子」で借りられる

総合支援資金のメリットは、保証人を立てることができれば「無利子」で借りられることです。

保証人を立てることができなかった場合でも、年率1.5%というかなりの低金利で借りることができます。

返済の負担を少しでも減らしたい方にとっては、非常にメリットの多い借り入れ方法といえるでしょう。

【デメリット】借入条件が厳しい

総合支援資金のデメリットは、借入条件がかなり厳しいということです。

先述した「ハローワークを使って求職活動をする」という条件のほかに、「生活保護を受けていないこと」「規定の年収以下であること」など、複数の条件があります。

制度が少し複雑なため、自分ひとりだけだと「果たして自分は条件をクリアしているのか」といったことが分からないこともあるでしょう。

この場合は、総合支援資金の申し込みを管轄している、お近くの社会福祉協議会に相談してみてください。

全国社会福祉協議会

内定者向けローン

就職先が決まっている学生であれば、「内定者向けローン」を検討しましょう。

内定者向けローンとは、銀行や「ろうきん」が提供しているローンのこと。

このローンを使うと、アルバイトをしていない学生でもお金を借りることができます。

満18~30歳までの人が借りられるなど、適用対象が広いことが内定者向けローンの特徴のひとつ。

ただし、利用の際には「内定証明書」の提出が義務付けられています。

【メリット】卒業旅行の費用にも使える

内定者向けローンは、その資金用途が広くとられていることがメリットです。

たとえば、借りたお金を卒業旅行の費用に充てることも可能。

就職前の学生は何かとお金が足りないものですが、内定者向けローンを利用することで、就職までの“一時しのぎ”をすることが期待できるのです。

【デメリット】利用できる地域が限られる

内定者向けローンのデメリットは、利用できる地域が限られることです。

具体的には、東海地方や静岡、新潟などに居住、または勤務予定の人でないと借りることができません。

具体的には、以下の5社でのみ内定者向けローンを利用することができます(令和2年7月時点)。

これらの会社が管轄する地域以外の人は、内定者向けローンを借りることができないことに注意しましょう。

・東海ろうきん「みらいず(未来図)」
・静岡ろうきん「就職内定者応援ローン」
・新潟ろうきん「就職内定者向けローン」
・長野ろうきん「就職内定者向けローン」
・武蔵野銀行「むさしの新卒予定者応援ローンROOKIE」(埼玉県内または東京都内)

少しでも収入があるなら「カードローン」を検討する

少しでも収入があるなら「カードローン」を検討する

無職の方のなかには、アルバイトをしようと考えている、または実際に少し働いている、といった方もいるかもしれません。

こうした方が検討したいのが、消費者金融のカードローンを利用してお金を借りること。

なぜならカードローンの場合、大きく以下2つの条件に当てはまれば、定職に就いていなかったとしてもお金を借りられる場合があるからです。

・継続して働き続ける意思があること
・月給2~3万円以上の固定収入があること

無職の方が消費者金融を利用する方法については、「お金が緊急で必要!無職でも消費者金融を利用できるのはどんな時? 」でも解説しています。

【1】継続して働き続ける意思があること

ひとつ目の条件が、継続して働き続ける意思があることです。

消費者金融によっては、1日~1週間ほどアルバイトとして働いているのであれば、カードローンの申し込みを行えることがあります。

つまり、「長く働いているか」ということは審査にほとんど関係なく、アルバイトであっても、「これから働く意思があるかどうか」という点が審査の際に重視されるということです。

【2】月給2~3万円以上の固定収入があること

ふたつ目の条件が、月給2~3万円以上の固定収入があることです。

「返済能力の有無」も審査では重視されますが、稼ぐ金額の多さではなく、むしろ少額であっても「定期的に収入があるか」にポイントをしぼって審査が行われます。

そのため、たとえ月2~3万円の少ない稼ぎであっても、消費者金融の審査に通過することがあるのです。

はじめてのカードローンなら「プロミス」

消費者金融を初めて利用する場合は、プロミスがおすすめです。

事実、プロミスのホームページ内の「よくあるご質問」には、「アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、現在お仕事をされていらっしゃる方は主婦、学生でも、審査の上ご契約いただけます」と明記されています。

つまり「アルバイトでも利用できる」ということが、公式に発表されているのです。

3秒で分かる「お借り入れシミュレーション」を試そう

「自分でもお金を借りられるのかな……」と不安を感じている方は、プロミスが無料で提供している「お借り入れシミュレーション」を使ってみてください。

「お借り入れシミュレーション」を使うと、プロミスから借り入れができるかを最短3秒で知ることができます。

入力項目は3つだけと非常に簡単なため、ぜひ試してみてください。

「30日間無利息サービス」でお得に借りる

プロミスでは、さらに「30日間無利息サービス」も実施しています。

このサービスを利用すると、初回利用者に限り、30日間のあいだであれば借りた額に利息が一切かかりません。

「カードローンが初めてで不安」といった方も、プロミスの「30日間無利息サービス」を使えば、安心して借り入れを行うことができるでしょう。

3秒診断で結果が早い プロミス

プロミス 新キャプチャ

ボタン

プロミス以外では、「レイク」もおすすめです。

詳しい借入方法は、「レイクで無職でも借りれるようになる方法 」のなかで紹介しています。

「無職にお金を貸します」という言葉には注意!

「無職にお金を貸します」という言葉には注意!

無職でもお金を借りられる方法についてお伝えしてきましたが、一方で「無職にお金を貸します」と近づいてくる業者には注意が必要です。

こうした業者のほとんどが「悪徳業者」。

特に、以下の2つの方法には絶対に近づかないようにしましょう。

・ヤミ金
・個人間融資

ヤミ金

ヤミ金は、無職をはじめ、消費者金融からお金を借りられない人などを狙う悪徳業者です。

一度でもお金を借りてしまうと、法外な金利を取られ、返済できない場合には自宅まで押しかけてくることもあるなど、金銭的にも精神的にも辛い日々が待っています。

ちなみに、現在は「ソフトヤミ金」と自称し、「ヤミ金よりも自分たちは良心的ですよ」と近づいてくる業者もいますが、その実態はヤミ金と変わりません。

ソフトヤミ金に関しては、「【危険】無職でも借りれるソフトヤミ金を利用してはいけない7つの理由 」のなかでも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

個人間融資

「個人間融資」も、危険な借入手法のひとつです。

個人間融資とは、その名のとおり、個人が個人に資金を貸し付ける方法のこと。

SNSやインターネットの掲示板で貸付先を募集している人がいますが、そのほとんどが詐欺師です。

事実、個人情報を伝えたら逃げられた、前金を入金したら連絡が取れなくなった、といった事件が多発しています。

一見すると、個人間融資は手軽にお金が借りられる方法に見えますが、顔も名前も知らない赤の他人にお金を貸す人はまずいません。

「お金を貸しますよ」という甘い言葉には、絶対に引っかからないようにしましょう。

無職でお金が必要なときこそ、収入確保への1歩を踏み出して

無職でお金が必要なときこそ、収入確保への1歩を踏み出して

今日、明日の生活を確保するために、使える制度はとことん活用し、一時的にでも必要資金を手に入れることは大切です。

事実、日本には公的融資をはじめとしたセーフティネットが厚く敷かれています。

しかし、その多くが返済を必要とするものであることも忘れてはいけません。

そのため、資金を手に入れることと同じく、収入確保に向けて少しずつでも歩みを進めてください。

生活の安定を目指して、まずは1歩を踏み出しましょう。

監 修

恩田 雅之

1959年 東京生まれ 専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちAFPを取得。2004年3月にCFP®資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。資産運用に関するセミナー、NHKのローカル情報番組出演やブログ、コラムの執筆・監修などを中心に活動中。

保有資格 :
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 証券外務員2種

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