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【危険】無職でも借りれるソフトヤミ金を利用してはいけない7つの理由

無職でも借りれるソフトヤミ金を利用してはいけない7つの理由

この記事は、無職でも借りれるソフトヤミ金を知りたい人に向けて書きました。

無職だと正規業者の審査に通らないため、「ヤミ金よりも良心的と言われるソフトヤミ金で借りたい!」という人もいるでしょう。

確かに、ソフトヤミ金は従来のヤミ金よりも良心的であるとされています。

しかし、違法なヤミ金業者であることには変りないです。

利用してしまうと様々な危険に巻き込まれる恐れがあるため、絶対に近づいてはいけません。

この記事では、そんなソフトヤミ金の危険性についてお伝えしていきます。

また、無職でもお金を得られる手段についても紹介していきますので、「お金が必要なのに無職で借入できない・・・」というときの参考にしてください。

ソフトヤミ金は超危険!利用してはいけない7つの理由

ソフトヤミ金は超危険!利用してはいけない7つの理由

ソフトヤミ金は以下の7つの理由があるため、利用すべきではありません。

  1. そもそも違法業者である
  2. 金利が法外
  3. 悪質な取り立てがないとは言えない
  4. 借金地獄に陥ってしまう可能性がある
  5. 個人情報を悪用されることがある
  6. 犯罪の片棒を担がされることがある

1.そもそも違法業者である

ソフトヤミ金は違法業者であると知っておかなくてはいけません。

金融庁に無許可で営業している業者であり、法律やルールといった常識が通用しないため、利用するのは非常に危険です。

2.金利が法外

ソフトヤミ金は金利が法外です。

正規業者であれば、利息制限法によって金利は以下の範囲内と決まっています。

元本
上限利息
10万円未満年利率20.0%
10万円以上100万円未満年利率18.0%
100万円以上年利率15.0%

しかし、ソフトヤミ金の場合は「トイチ(10日で10%)」や「トサン(10日で30%)などの利息制限法を無視した金利が一般的です。
たとえば、トサンなら年利で「1,095%」の暴利になります。

3.悪質な取り立てがないとは言えない

ソフトヤミ金は従来のヤミ金よりも取り立てがやさしいと言われ、確かにそれは事実のようです。

しかし、悪質な取り立てがないとは言えません。

実態はヤミ金と変りないため、いつ態度が急変してもおかしくはないです。

4.借金地獄に陥ってしまう可能性がある

ソフトヤミ金を利用すると、借金地獄に陥ってしまう可能性があります。

金利が法外なため、返済ができずにまた借金をする羽目になる可能性があるからです。

つまり、借金を借金で返済する状態になってしまうことがあるんですね。

5.個人情報を悪用されることがある

ソフトヤミ金を利用すると、個人情報を悪用されることもあります。

たとえば、詐欺会社や他のヤミ金業者に個人情報を売却されるような危険があるのです。

その結果、騙されたり、また借金をする羽目になったりするため、非常に危険です。

6.犯罪の片棒を担がされることがある

ソフトヤミ金の利用によって、犯罪の片棒を担がされることもあります。

返済ができなくなった場合、「仕事を紹介してあげる」と言われ、振込詐欺の出し子などをさせられるようなケースが報告されています。

7.詐欺に合う可能性がある

ソフトヤミ金は詐欺に合う危険もあります。

たとえば、保証料や保険料などという名目で前金を請求するのがそのひとつです。

借入には保証料や保険料などが必要と言われ、前金を要求され、「支払っても融資がされなかった。連絡も取れない・・・」というケースが報告されています。

また、借金で困窮している人には「整理屋」という手口も使われます。

整理屋とは、「債務整理をしたほうが良いので法律家を紹介する。それには紹介料が必要」と言って、お金を騙しとる手口です。

ソフトヤミ金を利用すると、このように詐欺に合う可能性があります。

ソフトヤミ金は不要!無職でもお金を作る方法はこんなにある

ソフトヤミ金は不要!無職でもお金を作る方法はこんなにある

ここまでの解説どおり、ソフトヤミ金は様々な問題があるため、絶対利用すべきではありません。

とはいえ、「どうしてもお金が必要。だけど無職だからヤミ金でしか借入できない・・・」と考えてしまう人は多いでしょう。

しかし、無職でもお金を作る方法は意外と沢山あるのです。

以下の方法であれば、無職でもお金を作ることが可能ですので、ぜひ参考にしてください。

  • 不用品の売却
  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 公的融資制度
  • 生命保険の契約者貸付制度
  • 年金担保融資

不用品の売却

リサイクルショップに不用品を売却すれば、その場ですぐに現金を得ることが可能です。

「出張買取」や「郵送買取」が可能な店舗もありますので、店舗に行くことなく売却もできます。

クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードに「キャッシング枠」を付属済みであれば、それを使って即借入が可能です。

キャッシング枠が付属済みの場合、審査や手続などは必要ないからです。

ただし、まだ付属していない場合は審査があるため、無職の人では利用できません。

クレジットカードのキャッシング枠については、「クレジットカードのキャッシング枠とは?仕組みや注意点まで徹底解説 」でも解説中です。

公的融資制度

公的融資制度の中には無職でもお金が借入できるものがあります。

たとえば、「生活福祉資金貸付制度」がそのひとつです。

生活福祉資金貸付制度とは、低所得者や高齢者、障害者が生活に困ってしまったとき、安定した生活が再びできるように融資をする制度です。

この生活福祉資金貸付制度であれば、以下に当てはまる世帯であれば、無職の人でも借入できる可能性があります。

世帯の種類
生活福祉資金貸付制度の利用条件
低所得者世帯
必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度)
障害者世帯
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者等の属する世帯
高齢者世帯
65歳以上の高齢者の属する世帯

生活福祉資金貸付制度の金利は、連帯保証人を立てる場合は「無利子」、連帯保証人を立てない場合は「年1.5%」です。

借入できる金額は利用目的によって異なり、詳しくは「厚生労働省の公式ページ 」に記載されています。

生活福祉資金貸付制度の申し込みは、お住まいの「市区町村社会福祉協議会」で受け付けていますので、まずはそちらに相談してみましょう。

生命保険の契約者貸付制度

生命保険の「契約者貸付制度」とは、「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」の範囲内で保険会社から融資が受けられる制度です。

終身保険や養老保険、個人年金保険などの保険を解約すると、それまで積み立てたお金が戻ってきます。

これを解約返戻金と呼びます。

この解約返戻金がある人であれば、その範囲内(一般的に7~9割が上限)で融資を受けることが可能です。

生命保険の契約者貸付制度は審査がないため、無職でも問題なく利用できます。

金利は「年2.0%~6.0%程度」が相場で、融資までは早ければ当日~2営業日程度です。

契約者貸付制度を利用したい場合は、契約中の保険会社に直接連絡するか、担当者に相談してみてください。

年金担保融資

年金担保融資とは、年金を担保にして「福祉医療機構」から融資が受けられる制度です。

年金担保融資は年金を担保にするため、無職であっても利用可能です。

年金担保融資の貸付条件は以下のとおりです。

限度額

10万円~200万円
(ただし、資金使途が「生活必需物品の購入」の場合は、10万円~80万円の範囲内)
金利年金担保貸付:年2.8%
労災年金担保貸付:年2.1%

年金担保融資の申し込みは、年金の入金がある銀行や信用金庫(「独立行政法人福祉医療機構代理店」と表示されている店舗)で行います。

無職でも収入があればカードローンの利用ができる可能性がある

無職でも収入があればカードローンの利用ができる可能性がある

無職でも、プロミスやアコムのような「カードローン」が利用できるケースがあると知っておきましょう。

それは「何らかの形で毎月収入がある場合」です。

たとえば、働いていなくても不動産やアフィリエイトなどで収入を得ている人もいます。

そうした人であれば、収入を証明できる確定申告書などの書類を提出することで、カードローンの審査に通る見込みがあります。

このため、無職でも収入があるのであれば、カードローンを検討してみるのも手です。

カードローンについては、「【全93社からプロが厳選】カードローンランキングTOP10~2020年最新版 」でも解説中です。

銀行カードローンは無収入でも利用できるケースあり!

銀行カードローンの場合、「専業主婦」なら無収入でも利用できるケースがあります。

銀行カードローンの中には、「申込者は無収入でも配偶者に収入があればOK」としているところがあるんですね。

そうしたカードローンであれば、配偶者に収入がある人なら、ご自身の収入がゼロでも借入できる可能性があります。

借金の返済が苦しくてもうダメ・・・それなら債務整理も検討!

借金の返済が苦しくてもうダメ・・・それなら債務整理も検討!

お金が必要な人の中には、「借金地獄に陥ってしまっている・・・」という人もいるかと思います。

そうした場合、「債務整理」も検討してみるのもひとつの手段です。

債務整理とは借金を減額したり、無効にしたりする手続のことであり、おもに以下の3つが代表的です。

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産

任意整理とは

任意整理とは、裁判所を通さない借金減額手続です。

裁判所を通さない分、債務整理の中でももっとも手軽におこなえます。

個人再生とは

個人再生とは、裁判所を通す借金減額手続です。

任意整理とおなじ借金減額手続ですが、裁判所を通す分だけ、任意整理よりも多くの借金を減額できます。

自己破産とは

自己破産は借金をゼロにするための手続です。

自己破産が認められれば借金は完全に0円となりますが、以下のようなペナルティが発生するので注意です。

・一定の価値がある財産は手放さないといけない
・一定期間職業制限がある
・国の機関紙である「官報」に住所氏名が記載される

債務整理をするなら専門家に無料相談をしてみよう!

債務整理には専門的な知識が必要になるため、専門家の手を借りないと手続が大変です。

このため、債務整理をするなら、弁護士や司法書士といった専門家に依頼するのがおすすめです。

インターネットで検索すれば、無料相談に対応している弁護士や司法書士の事務所が沢山見つかりますので、まずはそれらを活用してみてください。

 まとめ

ソフトヤミ金は違法業者であるため、絶対利用してはいけません。

ソフトという言葉が付いているものの、従来のヤミ金と何ら変わりなく非常に危険です。

利用してしまうと暴利に苦しむことになり、場合によっては犯罪に巻き込まれたり、詐欺に合ってしまったりする可能性があります。

このため、お金を得るなら、ソフトヤミ金のような違法業者ではなく、正規の方法を選択しましょう。

今回紹介したように、無職でもお金を得る方法はちゃんとあるため、諦めないでください。

また、「借金が多すぎてどうにもならない・・・」というような場合は、債務整理を検討してみるのもひとつの手です。

監 修

志塚 洋介

証券会社にて勤務しリテール部門からシステム部門に携わったのち不動産会社にてアカウンティング部門に従事。その後独立し、行政書士・FPとして家計や相続、会社法務などの相談・業務や金融・マーケット動向などについてのセミナー活動を行っている。

保有資格 :
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 行政書士
  • 宅建士
  • マンション管理士
  • 証券アナリスト検定会員補
  • テクニカルアナリスト

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