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ローンが通らない人のためのローンは中小消費者金融ではない?

ローンが通らない人のためのローンは中小消費者金融ではない?

ローンが通らない人のためのローンとして、よく中小消費者金融が挙げられます。

しかし実際のところは、大手消費者金融よりも中小消費者金融のほうが審査は厳しいです。

この記事では、なぜ中小のほうが厳しいのかを解説するとともに、ローン審査に通らない理由や、審査落ちしたあとの対処法を紹介します。

ローン審査に落ちてしまったという方は、ぜひ参考にしてください。

ローンが通らない人のためのローンは大手消費者金融

 ローンが通らない人のためのローンは大手消費者金融

くり返しになりますが、多くのサイトでは「ローンが通らない人のためのローンは中小消費者金融」と紹介されているものの、実際はそうではありません。
以下の審査通過率をご覧ください。

キャッシング会社審査通過率
プロミス37.6%(2021年4月)
アコム41.2%(2021年4月)
アイフル38.1%(2021年3月)
レイク35.1% (2021年3月)
SMBCモビット非公開
中小消費者金融約10%

参考:プロミス「月次データ」、アコム「マンスリーレポート」、アイフル「月次データ」、レイク「決算・ビジネスハイライト」、中小消費者金融:当サイト調べ。

中小消費者金融の審査通過率はどこもおおむね10%なのに対し、大手消費者金融は35~40%前後が一般的です。

なぜ中小と大手でこのような違いがあるのか、詳細は以下のとおりです。

中小消費者金融のほうが審査通過は難しい

中小消費者金融の審査通過率が低い原因は、まず大手消費者金融よりも経営が安定していないという点にあります。

経営が安定していない中小では、貸し倒れによる影響も大きいため、より厳しく審査をおこなっているのです。

つづいて、中小消費者金融では「オートスコアリングシステム」と呼ばれるコンピューター審査を導入していないのも、審査通過率が低い原因のひとつです。

中小消費者金融ではすべての審査が人の手でおこなわれるため、担当者によって審査の難易度が左右されます。

また、融資するための資金の調達も大手消費者金融ほどスムーズではないため、資金調達の具合によっても審査の難易度が左右されます。

このように審査の難易度がそもそも厳しいうえに、人やタイミングによって一定でないため、中小消費者金融の審査通過率は約10%と低いのです。

審査に通る自信がない人にこそ大手がおすすめ

審査に通る自信がない人にこそ大手がおすすめ

中小消費者金融に比べ、大手消費者金融は審査通過率が高く、おおよそ2人に1人は審査に通過している計算です。

それに、たとえば審査通過率37.6%(2021年4月)のプロミスですが、貸付条件は「年齢18歳以上74歳以下のご本人に安定した収入のある方(収入が年金のみの方は申込不可)」という点のみ。

さらには「主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入があるならばOK」との記載もあり、プロミスから融資を受けることは決して難しいことではないとわかります。

審査通過率の高さだけでいえアイフルが38.1%(2021年3月)と高いのですが、プロミスとは誤差程度の差しかないうえ、プロミスはサービス面がとても充実。

総合力ではプロミスが勝っているため、「ローン審査が通らない!」と嘆いている方も、まずはプロミスに申し込んでみてください。

プロミスは結果がすぐ出る3秒診断

プロミス 新キャプチャ

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なお、プロミスの審査に通過できなかった場合には、アイフルもおすすめです。

ただし、同時に申し込んでしまうと、「多重申込み(または申込みブラック)」と判断され、審査落ちする可能性があります。

多重申込みとなる件数は公開されていませんが、同時申込みは嫌がられるので避けましょう。

また、プロミスで審査落ちした直後に、アイフルに申し込んで審査落ちした場合は多重申込み(申込みブラック)を疑ってください。

審査に用いられる信用情報に申込み履歴が残るのは、6ヵ月間です。

多重申込み(申込みブラック)の恐れがある場合には、履歴が抹消された6ヵ月後に改めてプロミスやアイフルに申込みましょう。

ローン審査が通らない理由とは?

ローン審査が通らない理由とは?

つづいてローン審査が通らない理由を確認していきましょう。

なお、これらの理由は消費者金融や銀行のカードローンだけでなく、車や不動産ローンにおいても審査に落ちやすい理由です。

虚偽申告など書類に不備があった

ローン申込みの際、少しでも審査が有利になるようにと、収入や職業などをごまかす人がいます。

しかし、ウソをつく人は、信用に欠けると判断されるのが当たり前。虚偽申告を理由に審査に落とされるでしょう。

申込み時の書類では、必ず正しい情報を申告してください

また、「会社の正式名称が思い出せず適当に埋めてしまう」など、故意でなくても虚偽申告になりかねないことも避けてください。

そのほか、本人確認書類や収入証明書類などの提出を求められた場合には、速やかに正しい情報が伝わるように心がけて提出しましょう。

近年では、スマホで写真を撮り、データとして書類を提出できる消費者金融も増えています。
このとき写真がブレたり色が飛んだりして、文字が確認ような書類では承認されません。気をつけてください。

属性的に返済能力がないと判断された

ローン審査では、年齢や収入、職業、勤続年数などさまざまな属性から、返済能力があるかどうかを判断されます。
なかでも返済能力のあるなしに直結しやすいのは、「収入形態」と「勤続年数」です。

プロミスの貸付条件にもありましたが、ローン審査において重要視されるのは、「安定した収入を得ているか」。

収入形態が歩合制であれば安定した収入とはみなされにくいですし、働きはじめたばかりであればすぐに辞めてしまう恐れを危惧され、やはり安定した収入とはみなされにくいのです。

収入形態なら時給制や月給制、勤続年数なら最低1年以上を満たしていない場合には、ローン審査に落ちやすいでしょう。

希望融資額が収入に見合っていない

ローン申込み時に希望融資額を入力する欄があると思いますが、その金額が収入に見合っていない場合には、審査が通らない理由になりえます。

必ず必要最低限の融資希望額を入力しましょう。

他社借入件数や金額が大きい

今回申し込んだローンのほかにも、他社と契約しているローンがある場合、その件数や金額によってはローン会社から敬遠されます。

実際にいくつ以上の件数やどのくらいの金額以上であればという基準はありませんが、そのほかに審査に通らない理由が思い当たらないようであれば、可能性は高いでしょう。

また、大手消費者金融であれば公式サイトにて簡易審査をおこなえます。

簡易審査では、現在の他社借入件数や金額を入力することで融資の可否をざっくりと判断してくれるため、参考にしてみてください。

信用情報に事故情報(ブラック)の記載あり

ローン会社は必ずいくつかの信用情報機関に加盟していて、申込みがあれば申込者の信用情報を必ず照会するものです。

信用情報には、ローンやクレジットカードの利用履歴がすべて残っていて、たとえば延滞や規約違反をした事故情報も残ります

事故情報が残っている状態を「ブラック」と呼びますが、ブラック状態ではローン審査に通ることはまずありません。
貸し倒れリスクが非常に高い人物と判断されるためです。

なお、「ブラック状態でも融資OK」という消費者金融は、いわゆるヤミ金融であり、違法な金利での契約を進められますので避けましょう。

信用情報がスーパーホワイト

信用情報に事故情報が残っているケースだけでなく、信用情報に何も残されていない「スーパーホワイト」なケースも審査が通らない理由になりえます。

スーパーホワイト状態であってもまだ20代前半など若い内であれば、ありえないことではありません。

しかし、ある程度の年齢になってもスーパーホワイトだと、「債務整理をしたため、長期間に渡りローンを組めず、クレジットカードも作れない状態だったために信用情報がまっさらになったのではないか」と疑われてしまうのです。

在籍確認が取れなかった

ローン審査では、申告した職業にウソがないかを確かめるため、「在籍確認」がおこなわれます。

通常、職場へと電話をかけて在籍確認はおこなわれるのですが、実施されるタイミングは当然ローン会社の営業時間内です。

そのため、深夜営業のみのお店で働いているケースでは、電話による在籍確認がそもそも難しいことも……。

また、近年ではプライバシー保護の観点から、個人の情報を一切明かさない企業も増えています。

このようなケースでは在籍確認を取ることができず、審査を進められない事態にもなりかねません。

事前に電話での在籍確認が難しいとわかっている場合には、ローン会社へ電話をかけ、相談してみましょう

ローン審査が通らないときの対処法

ローン審査が通らないときの対処法

最後にローン審査が通らないときにできる対処法をまとめました。ご参考ください。

申込み情報や属性を見直す

信用情報に問題がない、ブラック状態でないようであれば、申込み情報や属性の見直しで審査に通るようになる可能性があります。

たとえば希望借入額を少額にするや、勤続年数が1年以上になってから申込むなど、審査が通らない理由を参考にして落ちる原因をつぶしていきましょう。

ローン以外でお金を借りる

ローン以外にもお金を借りる方法はいくつかあります。

・生命保険の契約者貸付制度を利用
・公的融資制度を利用

どうしてもお金が必要な場合には、これらの方法を試してみましょう。

そのほかお金の作り方について詳しくは「今すぐ10万稼ぐ方法~借金以外でお金を作ることは可能?~」 をご覧ください。

おまとめローンを利用する

おまとめローンとは、複数のローンを一本化することで返済負担を減らすための商品です。

借金総額によっては利息を減らすことにもつながり、確実な返済をしやすくなります。

おまとめローンについて詳しくは「おまとめローンの仕組みと利用法が6分でわかるおまとめ講座」 をご覧ください。

信用情報の事故情報(ブラック)が解消されるまで待つ

原因CICJICC KSC
61日以上の延滞 5年 1年 5年
3ヵ月以上の連続延滞 5年 5年5年
強制解約記載なし 5年 5年
任意整理、特定調停、個人再生 5年5年5年
自己破産 7年 5年 10年
代位弁済 記載なし 5年 5年

信用情報に事故情報が登録され、ブラックになってしまったとしても、事故情報にはそれぞれ登録期間が定められています。

登録期間が過ぎたあとは情報が抹消されますので、それを待ってから改めてローンに申込むのもひとつの方法です。

なお、信用情報を管理している機関は表のとおり3つありますが、3つの機関は常に情報を共有しています。

そのため、どれか1つの機関にでも事故情報が登録されていると審査に落ちる理由になりますので、ご注意ください。

債務整理する

多額の借金を抱え、どうしようもない状況に陥っているのであれば、「債務整理」も検討しましょう。

債務整理とは、「任意整理」「民事再生(個人再生)」「自己破産」の3つを指す、法制度です。

債務整理をすると借金を減額、もしくはゼロにすることができるため、返済負担を軽くできます。

どう頑張っても完済できそうにないというときは、法律事務所を訪れ、債務整理について相談してみてください。