「プロミスの返済が終わった。もう借入予定がないので解約したい!」
このように、完済後に解約を考える人は多いようです。
しかし、プロミスの公式サイトを確認しても解約に関する情報はほとんどありません。
そのため、「解約について知りたいことが沢山ある」という人は少なくありません。
そこでプロミスの解約に関しての徹底解説してみました。
この記事を読んでもらえれば、プロミスの解約に関してのすべてが分り、迷うことなくスムーズに解約を行なうことが可能です。
プロミスの解約条件と方法
プロミスの解約に必要なものとその流れ
プロミスを解約する時にチェックしておくべき7つのポイント!
プロミスを解約することのメリット&デメリット
プロミスを解約後、信用情報機関から記録が消えるのはいつ?
プロミスを解約後いつから再契約が可能?
プロミスの解約条件と方法
まずはプロミスの解約条件と方法からお伝えしていきます。
解約条件
解約条件は「完済していること」です。
このため、解約するためには借入残高が0円になっている必要があります。
借入残高が0円でない場合は解約できないので注意しましょう。
プロミスでは1,000円未満の残高は完済扱いになるが・・・
実はプロミスでは1,000円未満の残高は完済扱いとなります。
これは1,000円未満の残高には、「利息が発生しない=返済の必要がない」ことになるためです。
よって、借入算高が1,000円未満ですと形式上は完済扱いとなるんですね。
しかし、あくまで完済扱いであり完済ではありません。
先にもお伝えしたように、解約には完全な完済(借入残高0円)が必要です。
このため、1,000円未満の残高は完済扱いになるとはいえ、借入残高が1円でも残っていると解約はできないので気をつけください。
1,000円未満の残高を完済するには?
1,000円未満の残高を完済するには以下の3つの方法があります。
- 硬貨が使える銀行ATM
- 銀行振込
- コンビニのメディア端末(Famiポート)
プロミスATMやコンビニATMでは硬貨を扱っていないので、1,000円未満の残高を支払えません。
これらのATMでも完全に支払えないというわけではなく、一旦多めに支払って後でその超過分をプロミスから返してもらうという形にできます。
ただし、ひと手間かかりますので1,000円未満の残高を支払える方法を選択したほうがおすすめです。
解約方法
プロミスの解約方法は以下となります。
- プロミスコール(0120-24-0365)
プロミスコールの対応時間は「平日9:00~18:00まで」となっています。
注意点はどちらも平日しか利用できないことです。
土日や祝日は受け付けていませんので注意してください。
会社務めのサラリーマン等にとってはなかなか厳しい時間帯になっていますが、プロミスの解約手続にはそれほど時間がかかりません。
このため、「平日は忙しくてあまり時間がとれない・・・」といった人でも心配無用です。
プロミスの解約に必要なものとその流れ
ここからは、プロミスの解約に必要なものとその流れを解説していきます。
「解約時の必要書類やどんな流れになるかを知っておきたい!」という時の参考にしてください。
プロミスコール
プロミスコールから解約する時に必要なものは、「プロミスカードに記されている会員番号のみ」です。
解約の流れは以下のとおりです。
基本的にはこの3ステップで終了しますので難しいことはひとつもありません。
ただし、作業工程に郵送が必要になるため、完全に解約できるのは数日かかります。
プロミスカードを無くした!それでも解約可能?
「プロミスカードを無くしてしまった・・・」このような人もいるかと思います。
しかし、プロミスカードを無くしてしまった場合でも問題なく解約できますので安心してください。
プロミスコールへカードを無くしてしまったと担当者に伝えれば、氏名や住所などを確認した後、本人と断定されればカードが無くても解約手続が可能です。
また、プロミスの会員サイトにアクセスすれば会員番号が分りますので、その会員番号をもとに解約手続ができます。
解約時にしつこく引き止められることはない?
「解約する時にしつこく引き止められないか心配・・・」このような不安がある人も多いかと思います。
口コミ等を確認している限り、プロミスの解約時にはそうした心配はなさそうです。
担当者のよっては形式上の引き止めがあるかもしれませんが、「もうご利用できなくなりますがよろしいでしょうか?」程度のものですので、しつこく引き止められることはありません。
このため、引き止めに関しては心配しなくてもOKです。
プロミスを解約する時にチェックしておくべき7つのポイント!
プロミスを解約する時にチェックしておくべきポイントがいくかあります。
そのポイントとは以下の7つです。
- 完済と解約は異なる
- 土日祝は解約できない
- 自動契約機やATMで解約できない
- カードの破棄
- 解約証明書の発行
- 契約書の返却
- 端数がある時のATMの返済
完済と解約は異なる
完済と解約は異なると知っておきましょう。
- 完済=残高をゼロにすること(借りたお金をすべて返すこと)
- 解約=解約手続をして契約を解除すること
上記のように別物であるため、完済をしただけでは解約したことになりません。
プロミスの場合、契約は自動更新ですので完済をしても解約手続をしなければ、基本ずっと契約が更新されていきます。
このため、プロミスの契約を解約するには、完済して解約手続を行なう必要があります。
土日祝は解約できない
土日祝は解約できないので要注意です。
プロミスの解約方法は以下の2つとなり、対応時間は平日のみになっています。
解約方法 | 解約対応時間 |
---|---|
プロミスコール(0120-24-0365) | 平日9:00~18:00 |
自動契約機やATMで解約できない
自動契約機やATMで解約できません。
何度かお伝えしていますが、解約方法は
- プロミスコール(0120-24-0365)
のみです。
この2つ以外では解約てきないと知っておきましょう。
カードの破棄
解約したらカードを破棄することになります。
破棄方法は解約方法によって以下のように異なります。
解約方法 | カードの破棄方法 |
---|---|
プロミスコール(0120-24-0365) | ハサミを入れて解約申込書と返送 |
解約証明書の発行
プロミスで解約すると解約証明書の発行があります。
プロミスコールで解約した場合は「郵送」となります。
もし、「解約証明書は必要ない」というような場合は、担当者に相談すれば発行をなしにできますので、必要ない場合はその旨を担当者の伝えましょう。
契約書の返却
解約しても契約書の返却はされません。
このため、「契約書を返却してほしい」という場合はその旨を担当者に伝えましょう。
電話で解約したなら後日郵送してもらえます。
端数がある時のATMの返済
プロミスでは借入残高に利息がつくため、高い確率で残高に端数が生じます。
しかし、プロミスATMやコンビニ等の提携ATMでは硬貨を利用できないため、端数までぴったりと返済ができません。
この場合どうすれば良いかですが、とりあえず多めに返済を行な後で超過分をプロミスから返済してもらいます。
たとえば、借入残高が4,580円なら一旦5,000円を入金します。
その後、プロミスコール(0120-24-0365)へ問い合わせ端数残高を振込で返却してもらいましょう。
このように借入残高に端数がある時のATMの返済は、一旦多めに返済して後でお釣りをもらうという方法をとります。
なお、提携ATMでも銀行のATMであれば、硬貨を利用できる場合があります。
その際は端数までぴったりと返済が可能です。
プロミスを解約することのメリット&デメリット
「プロミスを解約するとどんなメリットとデメリットがあるのか?」、という部分が気になっている人もいるかと思います。
そこでこの章では、プロミスを解約することのメリット&デメリットをお伝えしていきます。
解約のメリット
プロミスを解約するメリットは以下の2つです。
- 新たな借入を防止できる
- 住宅ローンなどの高額ローンの審査に有利となる可能性がある
新たな借入を防止できる
新たな借入を防止できるというメリットがあります。
プロミスはATMや振込で簡単に借入できるというメリットがありますが、これはデメリットにもなりうるんですね。
それほど必要ないケースでも借入してしまう可能性があり、不要な借金を誘発する恐れがあるのです。
特に借癖がある人や意思の弱い人はその傾向が強くなります。
しかし、解約すればもう借入はできなくなるためそうした心配はありません。
住宅ローンなどの高額ローンの審査に有利となる可能性がある
解約しておけば、住宅ローンなどの高額ローンの審査に有利となる可能性があります。
プロミスの場合、契約中ならいつでも借入できる状態であるため、住宅ローンなどの高額ローンの審査ではそれがマイナス要素となる可能性があるのです。
たとえ現在借入が無くても、将来借入して返済能力が低下することを警戒されてしまうんですね。
しかし、解約しておけば借入はできなくなるため、そうした点が審査に影響する可能性はありません。
解約のデメリット
プロミスを解約するデメリットは以下の3つです。
- 新たに借入できなくなる
- 再度利用したい時は再審査を受ける必要がある
- プロミスポイントが失効する
新たに借入できなくなる
当然ですが解約してしまうと、新たに借入できなくなります。
このため、「お金が必要になったのでまた借りたい」というような状況になっても対応できなくなります。
再度利用したい時は再審査を受ける必要がある
解約後に「またプロミスを利用したくなった」という場合、再審査を受ける必要があります。
審査は通常とおりにされますので、再契約だからといって優遇される可能性は低いです。
そうした事から、100%通過できるわけではなく、審査落ちになってしまう可能性も十分あります。
また、審査に通過できたとしても借入限度額は以前より低くなってしまう事も考えれます。
プロミスポイントが失効する
解約してしまうと、それまで貯めた「プロミスポイント」が失効します。
プロミスにはポイントサービスがあり、利用等によってATM手数料が無料になったり、一定期間無利息にできたりといった特典が受けられます。
しかし、解約すると貯めたプロミスポイントはすべて無効になってしまい、再契約した際もまたゼロからのスタートになります。
プロミスを解約後、信用情報機関から記録が消えるのはいつ?
プロミスは以下の2つの信用情報機関に加盟しています。
- CIC
- JICC(日本信用情報機構)
そのため、プロミスの契約内容や返済状況などはこの2つの信用情報機関に一定期間記録されます。
では、解約後にこれらの情報が信用情報機関から消えるのはいつなのでしょうか?
各信用情報機関の記録期間
各信用情報機関からプロミスの情報が完全に消える期間は以下のとおりです。
信用情報機関名 | 情報の記録期間 |
---|---|
CIC | 契約終了日から最長5年 |
JICC | 契約終了日から最長5年 |
どちらも「契約終了日から最長5年」となっています。
そのため、解約をしなければずっと記録が残ることになります。(プロミスの契約は自動更新なため)
よって、「信用情報からプロミスの記録を消したい!」というのであれば、しっかりと解約手続をしなければいけません。
信用情報にプロミスの情報があることのデメリット
信用情報にプロミスの情報があることのデメリットは、住宅ローンやマイカーローン等の高額ローンの審査に不利になる可能性があるという点です。
高額ローンの審査はとても厳しいため、信用情報の細かなところまでチェックされます。
そして先にもお伝えしましたが、プロミスは契約中であれば簡単に借入できるため、将来借入して返済能力が低下することを警戒される恐れがあるのです。
そうした理由から審査で不利になる可能性があるんですね。
解約すれば信用情報に記録が残っていても問題はない!
解約しても最長5年は記録が残るため、「信用情報からプロミスの記録が消えるまで高額ローンの審査を受けるのは待つべき?」という疑問がある人も多いかと思います。
結論から言いますと、解約しているのであれば記録が残っていても問題ありません。
先ほど信用情報にプロミスの記録があることでデメリットとなるのは、将来の借入で返済能力が低下することをローン会社等に警戒される可能性がある事とお伝えしましたね。
しかし、解約しているのであれば借入はできなくなるため、そうしたデメリットは無くなります。
このため、たとえ信用情報に記録が残っていても審査に影響する可能性は低いです。
信用情報から記録が消えたかを確認するには?
「信用情報からプロミスの記録が消えたかを確認したい!」このような場合は、各信用情報機関に「開示請求」をすることで確認できます。
開示請求の方法と料金は以下のとおりです。
信用情報機関名 | 開示請求の方法 | 料金 |
---|---|---|
CIC | パソコン・スマートフォン | 1,000円 |
郵送 | 1,000円 | |
窓口 | 500円 | |
JICC | スマートフォン | 1,000円 |
郵送 | 1,000円 | |
窓口 | 500円 |
一番料金が安いのは窓口ですが、窓口の数は多くないため、パソコンやインターネットからの請求がしやすいでしょう。
パソコンやインターネットからなら、日本全国どこからでも基本即日に開示請求が可能です。
開示請求の流れ
パソコンからCICで、開示請求する流れを解説しておきましたので参考にしてください。
まず、CICがパソコンからの開示請求に対応しているのは「8:00~21:45」となっており、必要なものは利用手数料の決済に使う「クレジットカード」です。(CICで利用できるクレジットカードはこちらで確認可能です。)
開示請求の流れは以下のとおりです。
CICのサイトで「パソコンでの開示手順へ」をクリックし、利用規約、注意事項を確認します。
その後、クレジット会社等に申告してある電話番号から「0570-021-717」に電話し、受付番号の取得を行ないます。
次に、取得した受付番号と個人情報をCICにて入力します。
受付番号を入力しましたら、開示報告書のPDFファイルをダウンロードして終了です。
なお、受付番号取得から1時間以内に開示報告書の表示操作まで行う必要がありますのでその点は注意してください。
プロミスを解約後いつから再契約が可能?
「プロミスを解約したけどまた利用したくなった。いつから再契約できるの?」、というような疑問がある人もいるかと思います。
プロミスに直接問い合わせたところ、「再契約の停止期間等もありませんのでいつでも可能です」という回答をもらいました。
このため、「再契約したい」と思ったらいつでも出来ます。
再契約には再審査が必要!
再契約はいつでも可能ですが、そのためには前回と同様に審査を受けなくてはいけません。
前回審査に通ったからといって確実に通過できるわけではありませんので、審査落ちになるケースもあり得ます。
無利息サービスは利用できない!
再契約の場合、無利息サービスは利用できないので注意です。
無利息サービスが利用できるのは「プロミスをはじめて利用する人(新規契約の人)」のみです。
このため、再契約の人は対象外になってしまいます。
再審査に通過するためのポイント3つ!
再審査に通過するためには以下の3つのポイントを抑えておく必要があります。
- 安定した収入源を持つ
- 他社借入がある際はなるべく減らす
- クレジットカードやローンの返済期日は必ず守る
安定した収入源を持つ
安定した収入源を持つことは必須です。
プロミスのようなカードローン会社が審査で最重視するのは「安定収入」です。
安定収入とは、「将来も安定継続して得られる収入のこと」です。
このため、毎月継続して得られる収入源がなければ審査に通るのは難しいです。
とはいえ、難しく考える必要はなく、何らかの職に就いており毎月お給料を得ているのであればOKです。
正社員の方が審査上有利ですが、アルバイトやパートであっても問題はありません。
他社借入がある際はなるべく減らす
他社借入がある際はなるべく減らすようにしてください。
他社からの借入額や件数が多いほど毎月の返済負担が増えますので、プロミスに返済能力を低く見られてしまう可能性があり、審査上不利になりやすいです。
特に注意したいのが「貸金業者(消費者金融・信販会社・クレジット会社)」からの借入です。
プロミスは貸金業者であるため、「総量規制」の対象です。
総量規制とは、「貸金業者は融資希望者の年収の1/3までしかお金を貸してはいけない」という法律です。
たとえば、年収300万円の人なら1/3の100万円が借入上限になるということですね。
この年収の1/3までというのはすべての貸金業者の借入額を含めるため、すでに貸金業者から借入があるとその分もカウントされ、プロミスで借入できる額に100%影響があります。
このため、他の貸金業者からの借入額によっては審査に通らないことや、限度額が少なくなってしまうこともあるので注意が必要です。
クレジットカードやローンの返済期日は必ず守る
クレジットカードやローンの返済期日は必ず守るようにしましょう。
これらの返済状況は信用情報に記録されますし、プロミスはその情報を申込者の信用度を測るためにチェックする可能性が高いです。
期日通りに返済しているのであればそれは信用として審査にプラスになりますが、そうでない場合は「お金に関して信用ができない」と判断され審査にマイナス要素となってしまいます。
特に現在進行形で返済を滞納している場合はまず審査に通りません。
そうした事から、クレジットカードやローンの返済期日は必ず守るようにしてください。
「携帯電話の本体分割払い」を利用している人は電話料金の滞納もNGです。
携帯電話の本体分割払いは「割賦契約(ローン)」であるため、信用情報にその支払状況が記録されます。
この支払いは電話料金と一緒に請求されるため、電話料金を滞納してしまうと分割払いの支払期日を守らなかったことになり、その情報が信用情報に記録されてしまいます。
よって、携帯電話の本体分割払いを返済中の人は電話料金の滞納にも気をつける必要があります。
まとめ
プロミスで解約をするには「完済」していることが前提条件です。
このため、解約したいと思ったら、まず利用残高を0円にしなくてはいけません。
その上で以下の方法で解約手続を行ないます。
- プロミスコール(0120-24-0365)
プロミスコールの対応時間は「平日9:00~18:00まで」ですので、解約に対応しているのは平日のみです。
ただし、解約にはそれほど時間がかからないため、ちょっとした空き時間があればすぐに解約可能です。
そのため、「平日は忙しくて時間がない・・・」という人でも問題なく解約できますので安心してください。