HOME  クレジットカード部  お役立ち・基本知識公共料金をクレジットカードで支払うデメリット。本当にクレカ払いが良いの?

お役立ち・基本知識
公共料金をクレジットカードで支払うデメリット。本当にクレカ払いが良いの?

この記事は「公共料金をクレジットカードで支払うか悩んでいる人」に向けて書きました。

結論、公共料金をクレジットカードで支払うべきだと思います。

ただし、次の2つのデメリットが一般的に考えられます。

  • 公共料金の銀行口座振替割引が適用されない
  • 自由に利用できるクレジットカードの金額が圧迫される
  • 公共料金をクレジットカードで支払う2つのデメリット

    公共料金をクレジットカードで支払うデメリットは、次の2つです。

  • 銀行口座振替割引が適用されない
  • クレジットカードを自由に使える金額が減ってしまう
  • 公共料金をクレジットカードで支払うと口座振替割引が適用されない

    公共料金には、銀行口座振替にすることによって料金が54円割引されるサービスがあります。

    しかしクレジットカードで公共料金を支払うと、銀行口座振替が適用されないというデメリットがあります。

    年間で考えると54×12=648円。電気・ガス・水道の3種類と考えると、年間で約2000円の割引が無くなることになります。

    公共料金をクレジットカードで支払うと、残りの限度額が少なくなる

    クレジットカードには毎月決められた金額までしか使えないと決められています。

    クレジットカードで公共料金を毎月支払うと、当然その料金分、自由にクレジットカードで支払える金額は減ります。

    クレジットカードを頻繁に使う人は気を付けないと、いざクレジットカードを使う時に使えない危険があります。

    公共料金をクレジットカードで支払う4つのメリット

    公共料金をクレジットカードで支払う代表的なメリットは次の4つです。

  • クレジットカードにポイントが貯まる
  • 公共料金の支払い忘れが防げる
  • 家計の管理が簡単にできる
  • 金融審査で重要な信用の蓄積が出来る
  • メリット1.クレジットカードにポイントが貯まる

    公共料金をクレジットカードで支払うことでも、ポイントは貯まります。

    クレジットカードの還元率は平均1%なので、水道・光熱費などを大体月1万円だとしても、年間で約1200円分もポイントが貯まります。

    メリット2.公共料金の支払い忘れが防げる

    公共料金をクレジットカードで支払う設定をすることで、支払い忘れを無くすことができます。

    というのも基本的にクレジットカードならご利用枠の中で自動引き落としとなるからです。

    メリット3.家計の管理が簡単にできる

    公共料金の支払いをクレジットカードに一本化していれば、月々の利用明細書だけで支払いが管理できます。

    電気・ガス・水道は検診日がバラバラですし、そこに電話料金やNHKなどが複数重なると、振替用紙を持って何回もコンビニに行くのは大変ですよね。

    固定費が管理しやすくなれば、節約の意識もつきますのでおすすめです。

    メリット4.金融審査で重要な信用の蓄積が出来る

    公共料金の支払いにクレジットカードを用いることで、あなたの信用性が高まります。

    どういうことかというと、「この人はクレジットカードを利用してもきちんと返済してくれる人だ」という情報ができるということです。

    この情報を個人信用情報というのですが、この情報が多く蓄積されることで、ローンの契約などが有利になります。

    今まであまりお金を借りることや、クレジットカードを使っていなかった人は、ぜひ公共料金をクレジットカードで支払ってください。

    公共料金をクレジットカードで支払うことをおすすめする3つの理由

    公共料金をクレジットカードで支払うことはデメリットもあるのに、私がおすすめする理由は3つあります。

  • 料金割引が適用されなくても正直あまり損しない
  • クレジットカードで自由に使える金額は大して変わらない
  • なにより支払い管理や支払い忘れ防止が地味ながら影響が強い
  • 公共料金の割引が適用されなくても正直あまり損しない

    正直、公共料金の銀行口座振替割引が適用されなくても、あまり影響ありません。

    なぜなら、割引が無くなった分、クレカのポイントが貯まるからです。

    クレジットカードのポイント還元率は平均で1~1.5%なので、毎月の水道光熱費が3600~5400円で口座振替割引分になります。

    クレジットカードで自由に使える金額は大して変わらない

    公共料金をクレジットカードで支払うといっても、毎月1万円、多くとも数万円でしょう。

    クレジットカードで設定されている限度額は平均すると10万円前後です。

    残り7万~9万円も毎月自由に使えれば十分かと思います。

    もし少しでも使える金額が減ると困る人は、年会費無料で公共料金などを支払うクレジットカードを新しく作ると良いです。

    なにより支払い管理や支払い忘れ防止が地味ながら影響が強い

    なにより私が言いたいことは、支払い管理や支払い忘れ防止は地味に大きなメリットです。

    公共料金を支払い忘れると1日単位で約0.03%程度の延滞利息がつきます。

    忙しい毎日を送る人は、この延滞利息を考えなくて済むだけで心にゆとりがもてます。

    さらにクレジットカードで公共料金を支払うことで、月ごとの公共料金の変動が一目でわかります。

    毎月数十円程度の割引が無くなるよりも、きちんと公共料金の変動を掴み、根本から公共料金を減らしやすくするメリットの方が大きいです。

    目の前のちっぽけな実利よりも、より将来的な利益を見越して動きましょう。

    公共料金をクレジットカードで支払う際には専用カードを新規で作ろう

    ぜひ公共料金の支払いに適したクレジットカードを作りましょう。

    一番のおすすめは楽天カードです。

    楽天カード

    楽天 キャプチャ

    ボタン

    楽天カード ポイント

    詳細

    貯めたポイントは1円から無駄なく使え、公共料金の支払いでも1%のポイント還元となります。

    年会費は永年無料で、入会してエントリー、そして1回以上カードを利用すれば、5,000ポイントがもらえるキャンペーンも開催中です。

    楽天カード以外でも公共料金の支払いでお得なおすすめカードを詳しく知りたい人は「公共料金の支払いでおすすめクレジットカード3選。どうせならお得に払おう」をご覧ください。

    監 修

    小河 俊紀

        1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

    詳細プロフィール