この記事は楽天カードで先払いを検討している方に向けて書きました。
- 手数料ってどれくらいかかるの?
- 私の場合は先払いした方がお得になるの?
- 先払いするとしたら手続きはどうすればいい?
という疑問が出てきた方もいるでしょう。
この記事では先払いをすべき基準や、先払いする方法を解説しています。
楽天カードの返済で損をしたくない方は必見です。
楽天カードで先払いをするときは注意!振込手数料で損することもある
楽天カードの先払いは手数料がかかる
楽天カードの先払いで得をする3パターン
楽天カードで先払いをするには電話連絡が必要
楽天カードで先払いをするときは本当にお得か先に検討しよう
楽天カードの限度額いっぱいで先払いを考えている人は利用可能額の増額も検討しよう
楽天カードで先払いをするときは注意!手数料で損することもある
先払いをするとその分の利息がかからないのでお得そうに見えますが、実は注意が必要です。
先払いには手数料がかかるので、場合によっては利息より手数料が高くなって損をするかもしれません。
手数料と利息を計算してお得になる行動をとりましょう。
先払いでかかる手数料は、次の章で詳しく説明していきます。
楽天カードの先払いは手数料がかかる
楽天カードの先払いには2種類の手数料がかかります。
- 銀行振込手数料
- 早期完済手数料
それぞれどのような手数料でどれくらいの金額になるか、チェックしましょう。
楽天カードの先払いにかかる銀行振込手数料は自己負担
楽天カードの先払いは銀行振込になりますが、この手数料は自己負担です。
先払いをする口座は実際に支払いをするときまでわかりません。
支払いをするタイミングによって変わるので、自分が口座をもっていない銀行を指定されると割高になります。
現金で他行に支払った場合が一番高く、手数料は648円です。
カードによる振込の場合は多少安くなりますが、手数料を取られることには変わりません。
楽天カードの先払いは早期完済手数料がかかる
楽天カードで先払いをすると、早期完済手数料を余分に支払わなければなりません。
楽天カードの規約によれば、まだ払っていない分の分割払手数料に10%未満の割合がかかるそうです。
具体的な計算式は明示されていませんが、残りの利息に対して10%かかる可能性があると考えておきましょう。
楽天カードの先払いで得をする3パターン
手数料も加味した上で先払いした方が得をするのは、以下の3パターンに当てはまる場合です。
- 分割払いの元本が70,000円以上残っている
- 残り返済回数が多い
- リボ払いの返済をしている
このパターンに当てはまらない場合は、引き落とし日まで待った方がお得かもしれません。
具体的にそれぞれ解説しますね。
分割払いの元本が70,000円以上残っている場合はお得!
分割払いの元本が70,000円以上残っている場合は、迷わず先払いしましょう。
他行への振込になり、早期完済手数料が上限まで取られたとしてもお得です。
先払いをおこない、利息を浮かせることをおすすめします。
返済回数が多い場合はお得かも!残り回数ごとに先払いすべき元本の目安を解説
元本が70,000円以下の場合は、残りの返済回数によって損するか得するか変わってきます。
残りの返済回数が多い場合はそのぶん毎月の利息がかかるので、元本が少なくても先払いした方がお得です。
いくら以上だったら先払いした方がよいのか、目安が欲しいですよね。
そこで、残っている返済回数別に、先払いした方がお得になる金額をざっくりと計算しました。
残りの返済回数 | 残りの元本 |
---|---|
2回 | 40,000円 |
3回 | 35,000円 |
4回 | 30,000円 |
5回 | 25,000円 |
6回 | 20,000円 |
(※この計算では、振込手数料が最大にかかり、早期返済手数料も上限まで取られる場合を想定しました。そのため、さらに少額でも返済した方がお得になる場合もあります。)
残りの元本が上記の金額を超えている場合は、返済した方がお得です。
先払いをして手数料を浮かせましょう。
楽天カードでリボ払いの返済をしている場合は先払いしよう
残り金額にかかわらず、リボ払いの返済中の方は先払いするのがおすすめです。
リボ払いは返済までの回数がわかりにくく、つい使いすぎてしまうというデメリットがあります。
気づけば利息が膨んでいて返済が全然進まないという状況を避けるためにも、先払いしましょう。
楽天カードで先払いをするには電話連絡が必要
楽天カードの支払いを先払いするには、楽天カードコールセンターへの電話連絡が必要です。
連絡をした後、電話で指定された口座に入金することで完了します。
具体的な手順を確認していきましょう。
楽天カードコールセンターに電話しよう
先払いをするには、まず楽天カードのコールセンターに電話しましょう。
全額を先払いする場合と、一部返済の場合で連絡先や受付時間が異なるので注意が必要です。
全額返済の場合 | 一部返済の場合 | |
---|---|---|
連絡先 | 楽天カード自動音声専用ダイヤル | 楽天カードコンタクトセンター |
対応時間 | 24時間 | 9:30~17:30 |
電話の途中でカード番号を聞かれるので、手元に用意してから電話しましょう。
電話をしてから先払いまでの手順を解説
それでは、電話をしてから先払いまでの手順を説明します。
- 楽天カードコールセンターに電話する
- カード番号と生年月日の確認後に先払いする金額を伝える
- 振込予定日を伝える
- 先払い専用の振込口座番号を控える
- 指定の口座に先払い分を入金
コールセンターに電話して、先払いしたい金額を伝えましょう。
その後、振込用の口座番号を伝えられるので、その口座に入金します。
振込が反映されるまでには4営業日ほどかかるので、焦らずに待ちましょう。
楽天e-NAVIから支払いの反映状況は確認できますよ。
楽天カードで先払いをするときは本当にお得か先に検討しよう
楽天カードを先払いするときは、利息と手数料を比較して本当にお得かどうか検討しましょう。
利息がかかりそうだからとあわてて支払いすると、返って損するかもしれません。
支払いの残高と返済回数を確認して、しっかりと先払いすべきか考えるのがおすすめです。
【補足】楽天カードの限度額いっぱいで先払いを考えている人は利用可能額の増額も検討しよう
楽天カードの限度額がいっぱいで枠を回復させるために先払いをしている人は、利用可能額の増額を検討するのもおすすめです。
その月だけ限度を超えてしまった場合は、一時的な増枠をしてもよいでしょう。
限度額を引き上げれば先払いの手数料を払わなくてよい
限度額を引き上げることができれば、使用中の楽天カードをさらに使えるようになります。
先払いをして枠を空ける必要がないため、今まで先払いに必要だった振込手数料もかかりません。
1回払いもしくは2回払いならば利息もかからないので、返済に自信がある方はひと月当たりの限度枠を引き上げてもよいでしょう。
楽天カードの限度額増枠は楽天e-NAVIから申し込める
楽天カードの限度額増枠は楽天e-NAVIからインターネット上で簡単に手続きできます。