リード：この記事は「楽天カードの分割払いを利用してみたい」という人に向けて書きました。

といったお悩みを持っている方にお答えします。

この記事では分割払いのお得な使い方、支払い手数料のシミュレーション、分割払いへの変更方法を解説していきます。

楽天カードの分割払いは、2回払いがお得です

楽天カードで分割払いをするならば、2回払いがもっともお得です。

オススメしている理由は2つあります。

それぞれ説明していきますね。

楽天カードは2回分割まで手数料無料

楽天カードは2回分割払いにしても手数料がかかりません。

支払い金額が大きく2回に分けても利息を払わず、買った分の料金だけ払えばいいのでうれしいですよね。

支出が大きく、１回での返済が苦しい時は心強いのではないでしょうか。

引き落としは翌日と翌々日の27日になるので、それまでにお金を用意しましょう。

楽天カードは2回分割払いでもスーパーポイントが貯まる

楽天カード2回分割払いをした場合でも、楽天スーパーポイントは１回払い同様にもらえます。

ポイント還元率も変わらず100円につき1％しっかり貯まるので、２回払いのデメリットは特にありません！

しっかりポイントをもらってお得に買い物を楽しみましょう。

【注意】楽天カードのボーナス分割払いでは2回でも手数料がかかる

楽天カードの２回払いでも、ボーナス分割払いを選択した場合は手数料がかかります。

ボーナス２回払いの手数料は年率13.89%かかるので気をつけましょう。

普通の２回払いのみ手数料が無料です。

楽天カードの分割払いは３回から手数料がかかる

楽天カードの分割払いは3回払いから手数料が必要です。

分割できる回数や、実際支払う利息を確認していきましょう。

楽天カードの分割払いは2回から36回まで対応している

楽天カードの分割払いは最大36回まで対応しています。

ただし、何回払いにでも分けられるわけではありません。

3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回払いに対応しているので、この中から自分にあった回数を選びましょう。

楽天カードの分割払いの利率は分割回数が多いほど高くなる

楽天カードの分割払いの利率は、年率12.25〜15.00%で分割回数に応じて上がっていきます。

実際に確認しましょう。

回数が多いほど年率が高いので手数料が多くかかります。

また、15回以上は利率は変わりませんが、返済に時間がかかる分利息は大きくなります。

次の章で、支払い回数により具体的にどれくらい利息が変わるのか計算したのでそちらも確認くださいね。

楽天カードで分割払いをした場合の返済金額と利息をシミュレーション

それでは実際に、楽天カードで分割払いをした場合の月々の返済金額と手数料をシミュレーションしてみましょう。

今回は10万円を3・6・10・12・24・36回で分割払いした場合をそれぞれ簡単に計算してみました。

	初回支払い金額	２回目以降支払い金額	手数料合計
3回払い	34,014	34,013	2,040
6回払い	17,350	17,346	4,080
10回払い	10,680	10,680	6,800
12回払い	9,017	9,013	8,160
24回払い	4,862	4,846	16,320
36回払い	3,485	3,457	24,480

回数が増えるほど手数料は大きくなり、24回や36回払いでは手数料だけで１万円を超えてきますね。

月々の支払い金額は減りますが手数料で損をすることになるので、できる限り少ない回数で返済してしまうのがオススメです。

楽天カード２回分割払いの利用方法

それでは2回分割払いの利用方法を確認しましょう。2回払いができない場合についても説明するので、合わせてチェックしてくださいね。

楽天カードで２回分割払いにする方法

街中のお店で楽天カードの2回払いを利用する場合は、会計時に2回払いと伝えるだけで大丈夫です。

また、ネットショッピングの場合は、支払い方法を選択するときに2回払いを選びましょう。

特別な手続きは必要なく、簡単に利用することができますよ。

楽天カードの２回分割払いは少額でも利用できる

楽天カードの2回分割払いを利用するのに、金額の下限は決められていません。

少ない金額でも2回払いを選びます。

「他のお買い物ですでに楽天カードを使いすぎてしまって、少額だけど分割払いを使いたい」という時も安心ですね。

楽天カードの２回分割払いができないこともある

条件により、楽天カードの2回分割払いを使えない場合もあります。主な理由は2つあります。

いざ買い物をするときに使えなくてあわてないために、事前に具体的に確認しておきましょう。

楽天カードの２回分割に加盟店が対応していないと使えない

カードの加盟店が2回払いに対応していない場合は、カード自体は使えても2回払いにすることができません。

分割をしたい場合は3回以上の、加盟店が対応している回数を指定しましょう。

大きな買い物をする前には2回払いに対応しているか、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

楽天カードの割賦限度額が足りないと２回分割は使えない

楽天カードの割賦限度額を超えていると2回払いは選択できません。

実はクレジットカードには「ショッピング枠」と「割賦枠」の2つの限度額があります。

ショッピング枠	1回払いの限度額
割賦枠	分割払い、ボーナス払い、リボ払いなど１回払い以外を合計した限度額

2回払いをするためには、割賦限度額を超えないようにしなければいけません。

ショッピング枠が足りていても、割賦枠が足りなければ2回払いが使えないので注意しましょう。

お買い物の前にあらかじめ、現在の割賦限度額と使用状況をチェックしておくと良いですね。

楽天カード用のwebページ、楽天e-NAVIから簡単に限度額をみられます。

楽天カード一括払いから分割払いに変える方法

「支払いが苦しいから、一回から分割払いに変えたい」という場合、楽天カードには「あとから分割」という仕組みがあります。

この方法を使うと後で簡単に支払い方法を変更できるので、いざという時のために知っておきましょう。

あとから分割ができない場合も合わせて説明していきますね。

楽天カードはwebで簡単に１回払いから分割払いに変更できる

楽天カードの専用サイト、楽天e-NAVIから簡単に支払い方法を変更できます。

手続きは支払い月の20日22時までに済ませる必要があるので、変更する場合は早めに済ませましょう。

なお、手続きの日によって支払いのスタートが変わります。

カードの支払い期日に影響するのでかならず日にちを確認して申し込みましょう。

楽天カードであとから分割払いにしても手数料は変わらない

楽天カードの支払いをあとから分割に変更しても、変更手数料はかかりません。

利息は最初から分割払いを選択した場合と変わらないので、安心してくださいね。

楽天カードのあとから分割を使えないこともある

条件により、あとから分割を使えない場合もあります。

あとから分割しようとしてあわてないために、注意点をまとめました。

楽天カードのあとから分割で２回払いにはできない

楽天カードのあとから分割で変更できるのは3回払い以上です。

あとから2回払いに変更することはできません。

つまり、あとから分割を利用すると必ず利息がかかるので注意しましょう。

楽天カードのあとから分割でボーナス払いや、回数を減らす変更はできない

楽天カードのあとから分割は、ボーナス払いへの変更や、支払い回数を減らす変更はできません。

また、2回払いからの変更も対応していません。

対応しているのはショッピング1回払いのみになるので注意しておきましょう。

楽天カードの分割変更期間をすぎると変更できない

楽天カードのあとから分割の期限をすぎると変更できないので、早めに申請しましょう。

手続きは支払い月の20日22時まで対応しています。

引き落とし口座に登録している金融機関により、支払い月の15日が期限になることもあるので注意が必要です。

後から分割をする場合は、検討したらすぐ手続きするのがおすすめです。

楽天カードの分割払いを賢く使ってお買い物を楽しもう

楽天カードの分割払いは、様々な支払いに対応していて便利です。

特に2回分割では手数料がかからないので、安心してお買い物できますね。

また、分割回数も柔軟に対応していて、あとから分割払いに変えることもできるので、非常に使いやすいです。

状況に合わせて、賢く楽天カードの分割払いを利用してお買い物を楽しみましょう。

【補足】楽天カードで分割払いした時も繰上げ返済が可能

楽天カードで分割払いした場合、お金がそろえば繰り上げて返済することができます。

分割払いを選んだあとに、まとめて繰り上げ返済する方法を解説します。

楽天カードの分割払いを繰り上げるには電話連絡が必要

楽天カードの分割払い分を繰り上げ返済するには楽天カードコンタクトセンターへの電話連絡が必要です。

連絡をするとカード番号と生年月日を確認されるので、手元に楽天カードを用意しておきましょう。

電話での連絡が済むと、振込口座を伝えられます。

口座に返済額を振り込めば繰り上げ返済完了です。

楽天カードの分割払いを繰り上げると利息分がお得

楽天カードの分割払いを繰り上げると、繰り上げた分の利息がかからなくなるので手数料を浮かせることができます。

例えば、12回払いで返済するものを6ヶ月で返せれば、手数料が半額になりますよ。

高い手数料を支払わないために、資金に余裕ができたら繰り上げ返済を検討しましょう。