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楽天カードでマスターカードを選ぶ理由って何?VISAよりもお得なメリットを解説

この記事は、「楽天カードでマスターカードを選ぶ理由って何?」と、悩んでいる方に向けて書きました。

  • ブランドとしての、マスターカードのメリットがよくわからない
  • 2枚目にマスターカードを持ちたいけど、持てるのかな?

結論、楽天カードでマスターカードを持つ理由は、「世界中で使える」、「VISAより特定の利便性が高い」ことです。

さらに詳しく、楽天カードのマスターカードについて解説していきましょう。

楽天カードでマスターカードを選ぶメリットは、「世界中で使える」&「VISAより特定の利便性が高い」

クレジットカードのブランドをよく知らなくても、「VISAかマスターカードは知っている」方は多いのではないでしょうか?

中でも、マスターカードを選ぶメリットは、

  • 世界中で使える
  • VISAより特定の利便性が高い

この2点に絞られます。

確かに、世界的な取引数で比較すれば、マスターカードよりもVISAの方に軍配が上がります。

しかし、マスターカードはVISAに負けないブランドですし、使い方によってはVISAよりもメリットの高いカードです。

では、マスターカードのメリットについて、見ていきましょう。

楽天カードのマスターカードはVISA同様に世界中で使える

まず、マスターカードの大きなメリットとして「VISA同様に世界中で使える」点があります。

詳しく見ていきましょう。

マスターカードは世界的な取引第3位のブランド

「The Nilson Report」によると、マスターカードの世界的な取引件数は、2018年時点で世界第3位です。

このランキングによると、VISAが第1位となっており、2位以下のブランドを大きく上回る結果になっています。

しかし、2017年までマスターカードは長年2位をキープしており、世界的に十分規模が大きなブランドです。

ちなみに、2位のUnionPayは3位のマスターカードをわずかに上回る結果になっており、両者に大きな差はありません。

マスターカードは、VISAと比べて遜色なく使える

取引件数の順位こそ違えど、結論からいえば、マスターカードはVISAと比べて、ほぼ同等以上に使えるブランドです。

マスターカードとVISAが使える国とお店を比較すると、このようになります。

使える国使える店
マスターカード210カ国以上約4.400万カ所以上
VISA200カ国以上約4,600万カ所以上

「選べる国際ブランド|楽天カード」より)

VISAが使えるお店では、マスターカードも同時に導入しているため、実際のところ使えるお店がほぼ同じです。

ちなみに、JCBだと海外だと利用できるお店が減るので、「海外では使い勝手が悪いブランド」になってしまいます。

では、マスターカードとVISAと比べたとき、具体的にどんな違いがあるのか、次章で詳しく見ていきましょう。

楽天カードのマスターカードにあり、VISAにはない5つのメリット

VISAにはない、マスターカードのメリットは以下のとおりです。

  • Apple Payに対応している
  • au WALLETに対応している
  • コストコで使える
  • 海外の買い物時、VISAより安くなる
  • 楽天カードで選べるデザインが豊富

詳しく見ていきましょう。

Apple Payに対応している

楽天カード発行のマスターカードだと、Apple Payに対応しています。

その際、VISAだと店頭でApple Payが使えるのですが、ネット決済だとApple Payが使えません。

楽天カード発行のブランドと、Apple Payの関係をまとめるとこのようになります。

楽天カード発行のブランド店頭決済ネット決済
マスターカード
VISA
JCB

(楽天カード発行のアメリカンエキスプレスは、Apple Payに登録自体できない)

AppleユーザーでApple Payの利用を考えている方は、マスターカードにしておくといいでしょう。

Suicaにも使える

手持ちのSuicaカードがあれば、Apple Payに取り込んで使うこともできます。

Apple Payで使うSuicaは、日本国内で発行されたVISAだと対応していません。Suicaの利用を考えている方も、マスターカードにしておくといいでしょう。

au WALLETに対応している

au WALLETは、マスターカードのクレジット決済システムを利用しています。そのため、au WALLETを使えるのはマスターカードのみとなっています。

楽天カードでマスターカード以外を選択すると、チャージでau WALLETが使いづらくなる

厳密にいうと、au WALLETは「マスターカード以外のVISAやJCBなど他のブランドが使えない」わけではありません。

楽天カードでau WALLETを使うには「直接チャージ」と「auかんたん決済」と2つの方法があります。

  • 楽天カード発行のマスターカードだと「直接チャージ」と「auかんたん決済」いずれも使える
  • 楽天カード発行のVISAやJCBだと「auかんたん決済」では使えるが「直接チャージ」では使えない

楽天カード発行のブランドと、au WALLETのチャージ方法の関係をまとめると、このようになります。

直接チャージauかんたん決済
楽天カード発行のマスターカード
楽天カード発行のVISA
楽天カード発行のJCB

(アメリカンエキスプレスは取り扱い自体なし)

ちなみに、楽天カード以外のクレジットカード会社(セゾンカードやUCカードなど)発行のVISAやJCBだと、au WALLETに対応しているものが多くなります。

そのため、auユーザーかつ、楽天カードでau WALLETの使用も考えている方は、マスターカードにしておくといいでしょう。

コストコで使える

現在コストコで使えるクレジットカードのブランドは、マスターカードのみです。その他、VISA・JCB・アメリカンエキスプレスには対応していません。

日頃からコストコをよく利用する方は、ぜひとも楽天カードでマスターカードを選ぶことをおすすめします。

海外の買い物時、VISAより安くなることが多い

海外で買い物をするときに安くなるのは、VISAよりもマスターカードです。

というのも、海外でクレジットカードを使って買い物をしたときは、海外のお金を円に換算するための「為替レート」や「ブランドごとの為替レート」が関係してくるからです。

「クレジットカード会社(楽天カード)の海外事務手数料」は同じだが「ブランドごとの為替レート」だとマスターカードの方が安くなる傾向にある

実際に、楽天カードから請求される金額はこのようになります。

楽天カードから請求される金額=利用額(外貨)×①ブランドごとの為替レート(円)×②楽天カードの海外事務手数料

②の「クレジットカード会社(楽天カード)の海外事務手数料」は、それぞれこのようになっています。

ブランド名事務手数料
マスターカード1.63%
VISA1.63%

それぞれ、同じ手数料なので違いはありません。

しかし、①「ブランドごとの為替レート」には違いがあります。実際、2019年9月19日時点のレートでは以下の違いがありました。

ブランド名(※)為替レート
マスターカード108.46665円
VISA108.479152円

※(1米ドル=円となっており、基準レートで算出)

わずかな差ですが、積み重ねると大きな差になるため、マスターカードの方が総合的に安くなる傾向にあります。

参考:Currency Converter – Exchange Rate Calculator | Visa
Currency Converter from Mastercard | Foreign Currency Exchange Rate Calculator

(留意点)VISAの方が為替レートの安い日もある

ただし、留意点としてマスターカードよりもVISAの方が安い日もあります。

たとえば、2019年9月1日だとVISAの方が安くなっています。

ブランド名為替レート
マスターカード106.66175円
VISA106.549345円

ただ、全体の傾向としてマスターカードの方が、安い日が多いです。短期間だと問題ありませんが、長期間海外に滞在する人はマスターカードを選んでおいた方がいいでしょう。

楽天カードで選べるデザインが豊富

楽天カードの魅力は、ブランドごとにデザインが選べることです。

とくに、マスターカードは選べるデザインが豊富なので、お目当てのデザインがある方は、マスターカードにしておくといいでしょう。

楽天カードで、ブランドブランドごとに選べるデザインはこのようになっています。

マスターカードVISAJCBアメリカンエキスプレス
通常デザイン
お買いものパンダデザイン
楽天イーグルスデザイン
FCバルセロナデザイン
ディズニーデザイン
YOSHIKIデザイン
ヴィッセル神戸デザイン

YOSHIKIデザインとヴィッセル神戸デザインはマスターカードのみに対応している

楽天カードで、YOSHIKIデザインとヴィッセル神戸デザインに対応しているのは、マスターカードのみです。

この2つのデザインが欲しい方は、楽天カードでマスターカードを選びましょう。

楽天カードでマスターカードを選ぶ際の注意点

ここまで、マスターカードのメリットを中心に解説してきました。この章では楽天カードでマスターカードを選ぶ際の注意点を見ていきましょう。

他のブランドに変更する場合、一度楽天カードを解約しなくてはならない

現在持っている楽天カードを他のブランドに変更したい場合、一度楽天カードを解約する必要があります。

再申し込みまでに楽天カードが使えなくなるので、一度解約するのはおすすめしません。

なお、ブランドの変更時に一度楽天カードを解約しなければならないのは、マスターカードに限らず、他のブランドでも同じです。

1枚目がVISAでないと、2枚目に申し込めない

楽天カードは2枚持ちが可能です。他のブランドで一度解約するよりも、2枚持ちにして、2枚目にマスターカードを選ぶことをおすすめします。

ただし、条件として1枚目がVISAでないと2枚目に申し込めません。

1枚目をVISAにしておき、2枚目にマスターカードもしくはJCBにするのがおすすめ

おすすめなのが、1枚目をVISA、2枚目にVISAと同等以上の力を持つマスターカードか、国内に強いJCBにすることです。

「楽天カードの2枚持ちを予定していない」という方も、ひとまずVISAにしておくと、後々の選択肢が広がるのでおすすめです。

マスターカードのメリットと注意点を知って、楽天カードに申し込もう

マスターカードのメリットや注意点などをお伝えしてきました。

最後に、楽天カードでマスターカードをおすすめする人をまとめます。

  • 1枚目がVISAで、2枚目を作りたい人
  • 海外旅行によく行く人
  • コストコをよく利用する人
  • Apple Pay・Suicaを使う人
  • au WALLETを使う人
  • YOSHIKIデザインとヴィッセル神戸デザインが欲しい人

上記に当てはまる人は、ぜひ楽天カードをマスターカードで申し込みましょう。

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申し込む前に審査が不安な人は「楽天カードの審査基準や注意点を解説!楽天カードの審査ガイド 」をご覧ください

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監 修

小河 俊紀

    1972年富山大学経済学部経済学科卒業。(株)日本クレジットビューロー(現ジェーシービ)入社。カード基幹業務全般に従事。総務部調査役。1990年ヤマハ(株)入社。製造・卸・小売業における顧客囲い込み戦略推進。2008年に経営コンサルCard Seekを創業。現在に至る。すごいカードにて「マネーの未来」を連載

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