年会費無料のクレジットカードである楽天カードが「マイルを貯めるのに便利」なことをご存知ですか?
中でも日常的に飛行機に乗らない人ほどお得に使えて、無理なくマイルを貯めることができちゃいます!
今回の記事では、そんな陸マイラーのためのクレジットカードとも言える「楽天カード」についてご紹介していきます。
※楽天カードで貯められるマイルは、ANAマイルとなります。
楽天カードでマイルを貯めるのはアリ!飛行機の利用が頻繁でない人こそおすすめ
楽天カードのポイントを必要な時にマイルに交換すれば、有効期限を気にせずに済む
楽天カードのポイントをマイルに変換する際にお金がかからずに、しかも早い
もちろん楽天カードは年会費無料なので、マイル貯めにおけるリスクがない
マイルを無理して貯めるのは良くない?マイル貯めに翻弄された体験談
ぜひ楽天カードで無理なく、効率的にマイルを貯めよう
楽天カードでマイルを貯める際の注意点。期間限定ポイントは交換不可?
楽天カードでマイルを貯めるのはアリ!飛行機の利用が頻繁でない人こそおすすめ
楽天カードは、普段から飛行機に乗らない人ほどお得にマイルを貯められるクレジットカードです。
効率的にマイルを貯めるには「ANAカード」や「JALカード」といったクレジットカードを活用するのが最強!とされてきました。
しかし、これらのクレジットカードは、日頃から飛行機に乗る人に対してマイルが貯まりやすい仕組みになっています。
逆に飛行機に乗らない人には対しては、年会費がかかったり、移行手数料などの追加料金がかかったりと、デメリットが多く存在します。
そこで日常的な支払いや買い物でリスクなくマイルを貯めたい人におすすめなのが、楽天カードです。
楽天カードのポイントを必要な時にマイルに交換すれば、有効期限を気にせずに済む
なぜ飛行機に乗らない人に楽天カードがおすすめなのか?
その理由は、マイルが持つ“有効期限”が深く関わってきます。
マイルの有効期限は3年しかない
マイルの有効期限は、マイル獲得から3年間しかありません。
これはANAマイルもJALマイルも変わらず3年間です。
正確にいうと、マイル獲得した月から36ヶ月後の末日までが有効期限となります。
3年は長いようにも見えますが、普段から飛行機に乗らない人からすると、3年でマイルを貯めるのは至難の業です。
例えば、ANAマイルであれば、5,000マイル~国内航空券に使うことができますが、5,000マイルを3年で貯めようと思うと、0.5%の還元率で100万円の決算が必用になります。
また、マイルを貯めて海外旅行へ行きたい!という人もいるでしょう。
そうなってくるとより多くのマイルを貯める必用があります。でも、マイルを貯めておける期限は3年しかないのです。
楽天スーパーポイントは、実質無期限で利用できる
それに対して、マイルへの交換が可能な楽天スーパーポイントは、実質無期限で利用することができます。
楽天スーパーポイントは、楽天カードを利用することによって貯まり、100円の利用で1ポイントが貯まります。
貯まったポイントは、2ポイント1マイルに交換できるので、マイルへの還元率は0.5%です。
楽天スーパーポイントの有効期限は1年間なのですが、カードを利用するたびに1年間延長されるので、実質無期限で貯めることができます!
実質無期限に貯められるということは、マイルを無期限で貯めているのと同等なので、マイルを貯めるスピードが遅い人でも、自分のペースで貯めることができるのですね。
楽天カードのポイントをマイルに変換する際にお金がかからずに、しかも早い
楽天カードなら、マイルへの交換手数料も無料で交換スピードも早いです。
マイルへの移行手数料が無料だから安心
楽天スーパーポイントをマイルへ交換する際には、手数料がかかりません。
要するに、貯めた分だけすべてマイルへ交換することができるということです。
クレジットカードの中には、ポイントをマイルへ交換できるものもありますが、移行手数料がかかることも少なくありません。
以下、主なクレジットカードのマイルへの移行手数料と年会費の一覧表です。
カード名 | 年会費 | 移行手数料 |
---|---|---|
ANA・JCBカード(一般) | 2,200円(税込) | 5,500円(税込) |
ANA・VISAカード(一般) | 2,200円(税込) | 6,600円(税込) |
ANA VISA Suicaカード | 2,200円(税込) | 6,600円(税込) |
ANAカード(学生用)VISAカード | 在学中は無料 | 6,600円(税込) |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円(税込) | 6,600円(税込) |
JCB一般カード | 1,375円(税込) | 無料 |
三井住友カード | 1,375円(税込) | 6,600円(税込) |
楽天カード | 年会費無料 | 無料 |
ライフカード | 年会費無料 | 無料 |
※移行手数料がある分、還元率が1.0%になっているカードもあります。
ANA JCB一般カード
ANA JCBワイドゴールドカード
楽天スーパーポイントからマイルへの交換は約一週間
楽天スーパーポイントは、申請から約1週間でマイルに交換することができます。
手順としては、以下の通りです。
- ポイント交換から「ANAマイル」を選択
- 交換ポイント数を入力
- 入力内容に間違いがなければ確定
たったのこれだけです。
ただし、楽天スーパーポイントからマイルへ交換する際の注意点がいくつかあるので、それに関しては後述しますね!
もちろん楽天カードは年会費無料なので、マイル貯めにおけるリスクがない
楽天カードは、前述している通り年会費が完全無料で利用できます。
マイルが貯められるクレジットカードでは、2,000円以上の年会費がかかるものも多く、日頃から飛行機を使わない人にとっては、重荷になりかねません。
もちろん年会費があるクレジットカードには、それなりのメリットもありますが、ノーリスクでのんびりマイルを貯めたい人にとっては、無料の方が良いですよね。
マイルを無理して貯めるのは良くない?マイル貯めに翻弄された体験談
皆さんは、なぜマイルを貯めようと思いますか?
- マイルを貯めていつか海外へ行きたい
- 家族旅行で沖縄に行きたい
- 良いホテルに泊まりたい
人それぞれマイルを貯める目的は様々で、その目的を果たすための手段としてマイルを貯めようと思っているはずです。
しかし、マイルを貯めるのが手段ではなく目的に変わってしまっている人をために見かけます。
いわゆる、手段が目的化してしまった人たちです。
手段が目的化すると、純粋に損をしていたり、そもそも何のためにマイルを貯めているのか分からなくなってしまったりと、あまり健全とは言えません。
そこで、今回はそんなマイルを貯めることに翻弄された人たちの体験談を2つご紹介していきます。
マイルを貯めるためにヨーグルトを買った陸マイラーの末路
陸マイラー(飛行機を使わずマイルを貯める人たちの総称)のAさんの体験談です。
体験談の概要をまとめると、以下のような内容になります。
- あるヨーグルトを購入し、そのレシートを送るとポイントが貯まる
- 陸マイラー(旦那)が、毎日ヨーグルトを買って帰る
- 奥さんと旦那でヨーグルトを消費していく
- そのヨーグルトが奥さんの口に合わない
- 奥さんは我慢して食べる(陸マイラー活動に協力しようと)
- 奥さんがそのヨーグルトのCMを見て鬼の形相になる
ざっくりこんな感じです。
この体験談から学べることは、マイルが貯まるからといって無理して商品を買い、それがストレスになってしまっていたという点です。
マイルを貯めるのもいいですが、無理はして貯めるのはよくありませんね。
友人の分の食事代をまとめて払ってマイルを貯めるはずが、逆に損をしていた話
陸マイラー(飛行機を使わずマイルを貯める人たちの総称)のBさんの体験談です。
体験談の概要をまとめると、以下のような内容になります。
- 友人と外食
- お会計が合計4,000円でマイルも貯まるのでまとめてBさんが払う
- ここで貯まるマイルは40マイル
- 友人からお金をもらうお金は端数を切り捨てる
- 64円多く払うことに
- 40マイルはゲットしたが、64円多く払ったので、結果的にマイナスに
ざっくりこんな感じです。
このパターンはしょうがない気もしますが、マイルを貯めるためにそれ以上のお金を払っていたら意味がありません。
このように、マイルを貯めるはずが、逆に損をしている場合も多くあるので注意が必用です。
ぜひ楽天カードで無理なく、効率的にマイルを貯めよう
年会費 | 無料 |
---|---|
交換可能なマイル | ANAマイルマイル |
移行手数料 | 無料 |
ポイントの有効期限 | 1年間(実質無料)※ |
※カードを一度でも利用すれば、全ポイントの有効期限が1年伸びる。
楽天カードは、年会費無料で貯めたポイント(楽天スーパーポイント)も実質無期限で保持できるので、マイルを貯めるのに最適なクレジットカードです。
ANAマイルへの交換も無料でできるので、貯めたポイントをすべてマイルへ交換できるのも嬉しいポイントですね!
楽天カード
ANAマイレージクラブに未加入なら楽天ANAマイレージクラブカードがおすすめ
ANAマイレージクラブへ未加入の人は、楽天とANAが提携して出している「楽天ANAマイレージクラブカード」がおすすめです。
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードのスペックをそのままに、ANAマイレージクラブカードの機能を併せ持ったクレジットカードになります。
楽天カードとの違いは以下の通りです。
- ANAマイルを直接貯められる(楽天スーパーポイントでも貯められる)
- 年会費が500円(実質無料※)
- ANA利用時の搭乗手続きスキップサービス利用可能
- ANAマイレージクラブへ同時に入会できる
※前年に1回でも利用があれば無料になります。
正直、ANAマイルを直接貯められる機能は、楽天カードの無期限でポイントを保持できるという利点を潰してしまうものなので、あまり意味がありません。
上記で特筆すべきは、ANAマイレージクラブへ加入できるという点です。
楽天スーパーポイントを保持していても、ANAマイレージクラブへ入会していなければ、マイルへ交換することができません。
そのため、未加入の人は、楽天ANAマイレージクラブカードへ申込んで、同時に入会するようにしましょう。
楽天カードでマイルを貯める際の注意点。期間限定ポイントは交換不可?
ここまで読んだ方は、楽天カードでマイルを貯めるメリットが分かってきた頃だと思います。
しかし、楽天カードでマイルを貯める際に注意しなければいけない点があるので、最後に解説していきます。
期間限定ポイントは交換不可!入会特典にも注意
楽天スーパーポイントには、2種類のポイントがあります。そのうち、片方がANAマイルへの交換が不可なので注意が必用です。
- 通常ポイント:ANAマイルへ交換可
- 期間限定ポイント:ANAマイルへ交換不可
楽天カードへ入会時、5,000ポイントの入会特典がありますが、そのうち2,000ポイントが通常ポイント、3,000ポイントが期間限定ポイントになります。
要するに、2,000ポイントのみマイルへ交換できるということですね。
マイルへの交換上限に注意
また、楽天スーパーポイントからANAマイルへ交換する際には様々な制約があります。
- 交換は50ポイント~で2ポイント単位
- 1回で交換できるポイントの上限は1,000ポイント(500マイル)
- 1ヶ月で交換できるポイントの上限は20,000ポイント(10,000マイル)
1回で交換できるポイントの量が限られているので、楽天スーパーポイントをまとめてマイルへ交換したい場合は、計画的に交換するようにしましょう。