この記事は「楽天カードのリボ払いの利用」を考えている方へ書きました。
「楽天カードのリボ払いは危険」
「楽天カードのリボ払いは絶対に利用してはいけない」
など、リボ払いを勧めないフレーズをよく目にしませんか?
そこで、リボ払いが危険といわれている理由や、上手なリボ払い活用方法を解説します。
楽天カードのリボ払いは危険!でも注意点さえ抑えれば利用しても大丈夫
楽天カードのリボ払いが危険な3つの理由
楽天カードリボ払いの上手な活用方法①一括返済や繰り上げ返済を利用する
楽天カードリボ払いの上手な活用方法②可能な限り返済金額を多めに設定する
楽天カードリボ払いの上手な活用方法③絶対に複数のリボ払いを契約しない
楽天カードのリボ払いを利用するなら、きちんとした返済計画を立てよう
楽天カードのリボ払いは危険!でも注意点さえ抑えれば利用しても大丈夫
楽天カードのリボ払いは気を付けて利用しないと危険です。
しかし、注意点さえ抑えればリボ払いは利用しても大丈夫です!
リボ払いを利用すれば、支払いの滞納・延滞をしなくてすむ場合もあるでしょう。
そこで、リボ払いが危険といわれる理由と利用する際の注意点を説明したいと思います。
楽天カードのリボ払いが危険な3つの理由
楽天カードのリボ払いが危険と考えられている理由が3つあります。
- 高い手数料を支払うことになる
- いつまでたっても返済できない
- 他の返済方法に変更できない
この3つの危険な理由についてそれぞれ解説します。
楽天カードのリボ払いは月々の返済額が少ない分返済期間が長くなる
楽天カードのリボ払いのメリットは月々の返済額が少ないことです。
実際、利用金額が20万以下であれば月/3,000円からの返済が可能です。
しかし返済額が少ない分、返済期間が長くなり手数料が高くなってしまいます。
というのも、リボ払いの手数料は支払残高にかかるからです。
なので、返済額が少ないと支払残高が減らないため、高い手数料を支払うことになります。
楽天カードのリボ払いの手数料は実質年率15%
楽天カードのリボ払いの手数料は実質年率15%です。
1ヵ月にかかる手数料は「15%÷12ヵ月=1.25%」となります。
例えば、1万円をリボ払いで支払う場合、最初の月にかかる手数料は「125円」です。
1ヶ月の手数料をだけ見ると大した金額ではないと思うかもしれませんね。
ですが、重要なのは最終的にいくら支払うことになるのかということです。
楽天カードリボ払いでは、支払総額の方に目を向けるようにしてください。
楽天カードのリボ払い返済シミュレーションで返済金額を確認できる
楽天カードの公式ページでリボ払いの返済シミュレーションが行えます。
ぜひ、リボ払いを利用する前に総返済金額を確認してください。
ショッピングリボ払い返済シミュレーションは【こちら】から。
楽天カードのリボ払いを続けているといつまでたっても返済できない
楽天カードのリボ払いを続けていると、いつまでたっても返済できないので危険です。
それは、月々の返済額が少ない=金銭的な負担が少ないという錯覚に陥ってしまうことが原因です。
しかし実際は、リボ払いを繰り返すと元金を増やすことになり、返済が終わらないという結果を招くことになります。
リボ払いで金銭的な負担が減ることはない、ということを忘れないようにしましょう。
返済額が少ないため使い過ぎてしまう危険もある
楽天カードのリボ払いは返済額が少ないため、使いすぎてしまうという危険があります。
実際、いくら使っても月々の返済額が変わらないので、次の支払金額を心配する必要がありません。
しかし、先ほど説明したように、返済の負担は確実に増えていきます。
この危険を避けるため、支払残高と手数料を意識するようにしてください。
【注意】自動リボに登録しているといつまでもリボ払いになってしまう
自動リボに登録していると、リボ払い以外の支払い方法を設定してもリボ払いになってしまいます。
「リボ払いにしていないのにリボ払いになっている・・・」
ということがあれば、すぐに自動リボに登録していないかどうかを【楽天e-NAVI】から確認してください。
自動リボの確認・解除方法
自動リボの確認・解除方法です。
- 楽天e-NAVIにログイン
- ページ下部にある「サービスご利用状況」を確認
- 「自動でリボ払い」が登録中になっていないかを確認
- (登録中であれば)「自動でリボ払い」のアイコンを選択して「解除する」を選択
- 「自動リボ払い」が未登録になっているかを確認
楽天カードのリボ払いに設定した支払いは返済完了まで変更できない
楽天カードのリボ払いに設定した支払いは、返済完了まで変更することができません。
もし、楽天カード利用分をすべてリボ払いにしているなら、全額返済するまでリボ払いを解除できないということです。
ですから、自動リボに登録しているなら登録の解除を行いましょう。
また、後からリボ払いに変更する場合は慎重に決定するようにしてください。
楽天カードリボ払いの上手な活用方法①一括返済や繰り上げ返済を利用する
楽天カードのリボ払いを上手に活用する方法は、可能なら一括返済や繰り上げ返済をすることです。
手数料は支払残金にかかるので、返済額を増やせばそれだけ金利を下げることができます。
給料やボーナス、臨時収入のタイミングなど、無理のない範囲で支払残金を減らす努力をしましょう。
一括返済・繰り上げ返済をする方法
楽天カードリボ払いの一括返済・繰り上げ返済は【e-NAVI】から手続きが可能です。
- 楽天e-NAVIにログイン
- メニューの「お支払い(ご利用明細)を選択
- 「お支払い金額の調整」を選択
- 「リボ残高のおまとめ払い」を選択
- 一括払いであれば「全額払い」・繰り上げ返済であれば「金額指定」を選択
- 「金額指定」に返済可能な金額を入力
今月の支払いで返済したいのであれば、当月10日(22:00)までに手続きしましょう。(※11日以降は翌月分に反映)
楽天カードリボ払いの上手な活用方法②可能な限り返済金額を多めに設定する
楽天カードのリボ払いを上手に活用するために、可能な限り返済金額は多めに設定してください。
楽天カードリボ払いの最低返済額は、3,000円から設定が可能です。
生活に支障をきたさない範囲の金額を設定して、なるべく返済期間を短くしましょう。
返済金額を変更する方法
- 楽天e-NAVIにログイン
- メニューの「お支払い(ご利用明細)」を選択
- 「お支払い金額の調整」を選択
- 「リボお支払いコースの変更」を選択
- 「ショッピング・キャッシング・両方」の中から変更したいコースを選択
- 返済可能な金額を入力
返済金額の変更が反映されるのは、支払い月10日(22:00)まで→当月、それ以降は翌月となっています。
楽天カードリボ払いの上手な活用方法③絶対に複数のリボ払いを契約しない
楽天カードのリボ払いで失敗しない方法は、絶対に複数のリボ払いを契約しないことです。
複数のリボ払いを契約してしまうと、最悪の場合、元金が全く減らずに手数料だけを支払うことになりかねません。
極端な例ですが、リボ払いの支払額を3,000円に設定しているとします。
もし、毎月3,000円を楽天カードで利用してリボ払いにするならどうでしょうか?
まさに、元金が減ることはなく手数料だけを支払うことになってしまいます。
楽天カードのリボ払いを利用している間は、返済に集中するようにしましょう。
楽天カードのリボ払いを利用するなら、まずはきちんとした返済計画を立てよう
楽天カードのリボ払いを利用するなら、まずはきちんとした返済計画を立てましょう。
返済計画をしっかり立てておけば、次のような危険を避けることができます。
- 返済期間が長くなって手数料が高くなる
- いつまでたっても返済が終わらない
- リボ払いを変更できない
しかし、返済計画をどのように立てたら良いのでしょうか?
返済計画の立て方
返済計画を立てるカギは、収入と支出のバランスを知ることです。
まずは、収入から1ヵ月の大体の支出を引いてみてください。
残ったお金を、無理のない範囲で返済に充てることができます。
しかし、もしあまり残らないのであれば支出を見直しましょう。
例えば、1ヵ月の支出を書き出して、生活費以外に使っているお金を計算します。
その中で節約できる部分がないかを考えてみてください。
節約できたお金を返済に充てることができるかもしれません。