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楽天カードで強制解約されても大丈夫?強制解約される理由を徹底解説

楽天カードを強制解約されないために大切なこと

「楽天カードは強制解約されやすい」と聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

実際、楽天カードは強制解約されても大丈夫なのか、気になる方も多いと思います。

そこでこの記事では、強制解約をされてしまう理由や、強制解約されてしまった場合の対処法をお伝えします。

他社のカードローンには申し込めるのか、といった点にもお答えしますので、「強制解約が不安……」と思っている方はぜひ最後までお読みください。

楽天カードで強制解約となってしまう理由

楽天カードで強制解約となってしまう理由

楽天カードで強制解約となってしまう理由はさまざまです。そのなかでも、特に多い理由を5つ紹介します。

  • 不正利用
  • 支払延滞
  • 途上与信
  • 楽天カードの利用が極端に少ない
  • 登録情報の虚偽申告

不正利用

強制解約の理由としてまず考えられるのが、楽天カードの不正利用です。具体的には、以下ふたつの行為が不正利用とされます。

・ショッピング枠の現金化
・楽天カードを他人に譲渡

それぞれ説明しますね。

 ショッピング枠の現金化

ショッピング枠の現金化とは、クレジットカードを使って購入した商品を換金業者に売ることで、現金を手に入れる行為のこと。法律で罰せられる行為ではありませんが、クレジットカード会社の利用規約では違反行為とされています。

もちろん楽天カードの利用規約にも、ショッピング枠の現金化は規約違反として明記されています。そのため換金目的で楽天カードを利用していると判断された場合、カードの利用が即刻停止されてしまうのです。

楽天カードを他人に譲渡

自分名義の楽天カードを他人に貸すことも禁じられています。「利用残高がなくなってしまった友達に貸した」といったこともNG。もちろん親や兄弟にも貸してはいけません。

クレジットカードの譲渡は、詐欺などの犯罪行為と疑われるリスクがかなり高い行為です。そのため楽天カードでも、本人名義のカードの譲渡は重大な規約違反とされています。

支払延滞

強制解約の理由のひとつとして挙げられるのが、支払延滞です。

楽天カードで支払延滞をしてしまうと、「楽天e-NAVI」にエラーコードが表示されます。そして、エラーコードによって「支払延滞の深刻度」が変わってきます。

では、特徴的なエラーコードについて解説していきます。

「エラーコード2」

楽天e-NAVIに「エラーコード2」が表示されていた場合、「すでに強制解約が完了しました」というメッセージだと思ってください。

長期の支払延滞によって強制解約となってしまった場合などに表示されます。

残念ながら、エラーコード2が表示されてしまった場合は楽天カードが復活することはありません。

そのため、楽天カード以外のクレジットカード会社に申し込みをする必要が出てきます。

「エラーコード1」「エラーコードA」

楽天e-NAVIに「エラーコード1」「エラーコードA」のいずれかの表示がある場合は、強制解約にはまだ至っていません。

そのため、支払延滞をすぐに解消することで楽天カードを再び使えるようになる可能性があります。

具体的には、エラーコード1は「カードを不正利用している(と疑われている)状態」のこと、エラーコードAは「ネットキャッシングが利用停止となっている状態」のことを指します。

どちらにせよエラー解消のためには、お金をすぐに用意し、延滞を解消しなければいけません。お金を手に入れる方法については、記事の後半 で詳しく説明します。

 途上与信

途上与信に引っかかってしまい、楽天カードを強制解約されてしまう方も少なくありません。

途上与信とは、カードの申し込み以降に、定期的、または不定期に審査を行うこと。

つまり申し込み時点では審査に通ったとしても、それ以降に審査されて「信用なし」と判断されてしまった場合、楽天カードを強制解約されてしまうことがあるのです。

特に以下のふたつのタイミングで行われた途上与信によって、楽天カードを強制解約される方が後を絶ちません。

  • 増額申請時
  • キャッシング利用時

それぞれ説明します。

 増額申請時

「カード利用残高の増額」を申請するときは要注意です。

このタイミングで改めて審査が行われ、楽天カードを強制解約されてしまった……と落胆する方が少なからず存在するからです。

ちなみに、このとき自宅に届く“強制解約の旨が書かれた手紙”は、通称「不幸の手紙」と呼ばれています。

キャッシング利用時

キャッシングを利用したときにも途上与信が行われます。

具体的には、「10万円以上」の借り入れが行われているときに審査が行われるとされます。

キャッシング利用時の途上与信は、法律で定められている義務です。

そのため楽天カード問わず、それ以外のクレジットカードを使ってキャッシングをした場合にも要注意。

特に10万円以上の借り入れを行うときは、途上与信が行われる可能性が高いことは覚えておきましょう。

 途上与信の頻度は約3か月に1回

増額申請やキャッシング利用時などを除き、楽天カードの途上与信の頻度は3か月に1回といわれています。

「3か月に1回」というのは、ほかのクレジットカード会社と比べると高頻度です。

楽天カードの途上与信の頻度が高い理由は、楽天カードの会員戦略と関係しています。

多くの会員を集めるため、楽天カードはカード申し込み時の審査基準を比較的ゆるくしているとされます。一方で、カード利用後の途上与信はきついことで有名です。

つまり、まずは間口を広くし、あとから厳格な審査をすることで、結果としては信用力のある人のみを会員とする戦略を取っているのです。

他社のクレジットカード審査で落とされた人にとっては、「楽天カードは審査が通りやすい」といった面でメリットとして働くことがあります。

しかし楽天カードを無事に手に入れることができても、その後の途上与信で強制解約となるリスクがあることは知っておきましょう。

楽天カードの利用が極端に少ない

楽天カードが強制解約となってしまう理由のひとつとして、楽天カードの利用が極端に少ないことも挙げられます。

楽天カードには有料会員カードもありますが、最もベーシックな「楽天カード」は年会費が無料です。この「無料」という響きに惹かれて申し込む方は少なくありませんが、一方でカードをつくったまま一度も利用しない方も多いのです。

そして楽天側としては、一度も利用しない会員に対するシステム管理運営費などにお金がかかっています。つまり「無料会員」かつ「全く利用していない」方は、楽天カードにとっては利益のないお客様なんですね。

そのため楽天カードの利用が極端に少ない方に対しては、強制解約といったかたちで会員から除外することがあるのです。

登録情報の虚偽申告

楽天カードに登録している情報に誤りがあり、強制解約となってしまう方もいます。具体的には、転職したのに次の会社名を登録していなかった、住所が変わったのに変更申請をしていなかった、といったことです。

クレジットカード会社は、利用者の「信用」をかなり重視しています。そして信用は個人に結びついている以上、個人情報は正確なものでなくてはいけません。つまり個人情報を正確に登録、または申請していることが、その人の信用を図る土台となるのです。

そのため登録情報の誤りは、自分自身の信用を下げてしまう重大なミスといえます。そして最悪の場合、「信用が置けない人」として強制解約となってしまうことがあるのです。

楽天カードを強制解約されないために大切なこと

楽天カードを強制解約されないために大切なこと

楽天カードは、「還元率の高いポイント制度」をはじめ、多くのメリットがある優良なカード。そのため、強制解約に陥るリスクはできる限り減らしたいものです。

そこで、楽天カードを強制解約にならないために大切なことをふたつ紹介します。

・支払いが1日でも遅れたらすぐにお金を準備
・携帯代金や奨学金の支払いも延滞しない

では、それぞれ説明します。

支払いが1日でも遅れたらすぐにお金を準備

まず大切なのが、支払いが1日でも遅れたらすぐにお金を準備して返済に回すことです。

特に、楽天e-NAVIに「エラーコード1」「エラーコードA」の表示がある方は、すぐにお金を用意してください。なぜならこの場合は、すぐに支払いを行うことで楽天カードの利用を再開することができるからです。

一方で、支払いをせずにずるずると時間だけが経ってしまうと、「エラーコード2」、つまり強制解約となってしまうので注意が必要です。具体的には、楽天カードの利用停止から3か月経つと、強制解約となってしまう可能性が非常に高まります。

 消費者金融なら最短即日でお金が用意できる

「楽天カードの支払いをしたいけど、返済に回せるお金が手元にない……」といったこともあるかもしれません。この場合、真っ先に検討したいのが消費者金融です。

消費者金融を利用すると、審査から最短即日で融資を受けることができます。なかでも特におすすめは、消費者金融大手の「プロミス」です。

プロミスの特徴は、審査から融資までのスピードの速さ。最短20分融資というスピードは、ほかの消費者金融と比べても頭ひとつ抜けています。楽天カードが停止され、支払いに向けて1秒1刻を争うなか、プロミスは心強い味方となることでしょう。

さらにプロミスでは、初回利用者に限り「30日間無利息サービス」も実施しています。このサービスを使うと、無利息で借りたお金を楽天カードの未払い分にあてられます。つまり、リスクを限りなく減らしつつお金を借りることができるのです。

楽天カードの支払いに困った場合は、プロミスの利用を検討してみてください。

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 携帯代金や奨学金の支払いも延滞しない

楽天カードを強制解約されないためには、「楽天カード以外の支払い」にも気を配る必要があります。なかでも注意したいのが、携帯代金や奨学金の支払い延滞です。

携帯の機種代金の分割払いや、奨学金の定額返済は、カードローンと同じ契約です。つまり未払いを起こしてしまうと、自分の信用情報に傷が付いてしまうのです。

楽天カードの場合、「CIC」という信用情報機関が管理している信用情報を参照しています。

そして、携帯代金や奨学金の未払い履歴は、CICが保有する信用情報に記入されていきます。

つまり、CICに登録されている信用情報を楽天カードが見ることができる以上、その信用情報に傷がついている場合、「信用の置けない人」として楽天カードを強制解約されてしまう可能性があるのです。

これは、楽天カードの支払いが滞りなく済んでいたとしても関係ありません。なぜなら、楽天カードはあくまでCICに登録された信用情報をもとに審査をしているからです。

携帯代金の支払い遅延などは、一見すると楽天カードとは関係なく思えるかもしれません。

しかし、実は密接につながっています。

そのため、楽天カードを強制解約されないためには、携帯や奨学金などの返済はもちろん、他社カードの支払いや家のローン支払いも含め、すべてに置いて延滞しないように努めることが欠かせないのです。

楽天カードを強制解約されてしまったら……?

楽天カードを強制解約されてしまったら……?

どんなに気をつけていても、途上与信の結果などで楽天カードを強制解約されてしまうこともあります。この場合は、すぐに以下の3つの行動を起こしてください。

  1. 楽天コンタクトセンターに電話
  2. 再入会に申し込む
  3. ほかのクレジットカードに申し込む

それぞれ説明します。

 楽天コンタクトセンターに電話

理由もわからず強制解約されてしまった場合、「自分は何をしてしまったんだろう……」と不安になる方も多いと思います。

こうした場合は、まずは「楽天コールセンター」に電話してみましょう。そして、強制解約の理由をオペレーターに聞いてみてください。

ただ基本的には、楽天コールセンターに電話しても強制解約の理由は明確に教えてもらえません。

審査に関わる情報のため、楽天側の機密事項に該当するからです。

しかし、支払延滞をしていないのに強制解約になったときなどは、理由を聞きだせることがあります。

楽天コールセンター電話番号:0570-66-6910(有料)
※上記が利用できない場合 :092-474-6287(有料)
(9:30~17:30)

再入会に申し込む

先述した通り、「エラーコード2」が楽天e-NAVIに表示されてしまうと、楽天カードを復活させることはできません。

一方でそれ以外の場合だと、楽天カードの再入会に申し込めることがあります。

ただ、強制解約から半年間は審査をしてもらえません。

また、強制解約された履歴が楽天側のデータベースに残っていることから、強制解約の理由を問わず、再入会の審査に通るのは非常に狭き門だということは覚えておいてください。

しかし、可能性がゼロというわけではありません。

再審査までの半年間のあいだは、ほかのクレジットカード会社の支払いに遅れない携帯代金をしっかり払うなど、自分の信用を傷つけないように特に注意して行動することで、審査通過の可能性を高めておくことができます。

ほかのクレジットカードに申し込む

もしも楽天カードの再入会が叶わない場合は、ほかのクレジットカードに申し込むこともひとつの手です。

もちろん、楽天カードの支払延滞が61日以上続いた場合などは、いわゆる「ブラックリストに載った状態」となり、ほかのカード会社の審査には間違いなく通りません。

しかし、強制解約の理由が「ほとんど楽天カードを使っていなかったから」といったケースもあります。

この場合は楽天カード独自の基準による強制解約のため、自分自身の信用情報が傷つくわけではありません。

そのため、ほかのカード会社の審査には簡単に通る、といったことも珍しくないのです。

楽天カードの強制解約についてのQ&A

 楽天カードの強制解約についてのQ&A

楽天カードの強制解約は、多くの人が経験することではありません。

そのため万が一強制解約されてしまった場合、突然のことで慌ててしまうこともあるでしょう。

こうした時に慌てないために、楽天カードの強制解約についての疑問にお答えします。

・残っている支払いはどうなる?
・もらえるはずの楽天ポイントは?
・支払延滞をし続けてしまったら?

残っている支払いはどうなる?

楽天カードが強制解約されても、支払残高は通常通り分割で請求されます。

ただし、3か月を超える長期延滞が理由で強制解約となった場合は、一括請求をされる可能性も考えられます。

事実、楽天カードの規約にも「一括請求をする可能性があること」が明記されています。

もらえるはずの楽天ポイントは?

楽天カードを利用して手に入れた楽天ポイントは、強制解約によって消滅はしません。

「楽天スーパーポイント」として自動的に振り替えられるので安心してください。

また、入会キャンペーンなどで獲得予定となっているポイントも変わらず付与されます。

支払延滞をし続けてしまったら?

楽天カードの場合、支払延滞を3か月以上してしまうと強制解約となります。

そして3か月を超えても支払延滞を続けた場合は、裁判所から督促状が届きます。

場合によっては強制執行に伴い、財産を差し押さえられる場合もあるので、支払延滞は絶対にしないよう注意してください。

楽天カードを強制解約されるとリスクが高い!

楽天カードを強制解約されるとリスクが高い!

楽天カードは便利なカードであることから、日常的に利用している方は少なくないでしょう。

しかし一度でも強制解約をされてしまうと、再入会はかなり難しくなってしまいます。

さらに、支払延滞などで楽天カードを強制解約されてしまうと、ほかのカード会社や家のローンなどの申し込みにも影響してしまいます。

場合によっては、「カードが1枚も持てない……」といった状況に陥ってしまう可能性もあるのです。

強制解約にならないためには、日ごろから楽天カード以外の支払いも含めて延滞しないように努めることが大切です。

もしも延滞してしまった場合は、消費者金融などからお金を借り、すぐに返済にあてるようにしてください。

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監 修

恩田 雅之

1959年 東京生まれ 専修大経営学部卒業後、16年間パソコン業界の営業の職業に携わる。その間に資産運用に興味を持ちAFPを取得。2004年3月にCFP®資格を取得後同年6月、札幌にて「オンダFP事務所」を開業。資産運用に関するセミナー、NHKのローカル情報番組出演やブログ、コラムの執筆・監修などを中心に活動中。

保有資格 :
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 証券外務員2種

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