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借金返済が楽になる9つのコツと借金の返済に困らない方法

借金の返済をしていると、最初の想像とは違い返済がきついと感じてしまう人も少なくありません。

最近は、お金を借りる事が簡単になり非常に便利になりましたが、返済方法や返済計画をきちんと立てないと、返済がとても大変になってしまいます。

そこで、借金返済が早くなる方法はもちろん、借金の返済で絶対にしてはいけないことや、借金の返済で困らないための方法についてこれからお話ししていきます。

目次
1.借金を早く返済する9つのコツ
 コツ1.自分自身の支出入を明確にする
 コツ2.返済日を知る
 コツ3.完済するための返済計画を立てる
 コツ4.借金の元金を減らしていく
 コツ5.給料日後返済を心がける
 コツ6.臨時収入は返済に回す
 コツ7.最低限の貯金をしていく
 コツ8.借金の借り換えや一本化を行う
 コツ9.新たな借金をしない
2.借金を返済できなくなった時は債務整理をする
3.借金の返済に困らないための2つのルール
 ルール1.借金に慣れない
 ルール2.元金を意識する
4.借金の踏み倒しを絶対にやってはいけない理由
5.まとめ

1.借金を早く返済する9つのコツ

借金を早く返済するためには、次の5つのコツがあります。

借金を早く返済する9つのコツ

コツ1.自分自身の支出入を明確にする

返済計画を立てるためには、自分自身の支出入を明確にしておくひつようがあります。

なんとなく、「毎月1万円返せそう」と考えるのではなく、毎月の支出入をき書き出してから、「毎月○万円なら無理なく返せる」と考えることが大事になります。

コツ2.返済日を知る

返済日は、返済しなければならない日のことですが、ローン会社によって微妙に日にちが変わってきます。

返済日を知らずになんとなく返済していると、いつの間にか延滞してしまっていることがあるので、きちんと把握するようにしておきましょう。

というのも、延滞してしまうと利子より高い「遅延損害金」を払わなければなりません。

返す金額をできるだけ最小限に抑えるにためにも、こういった小さなミスはなくすことが重要です。

コツ3.完済するための返済計画を立てる

借金を早く返済するためには、毎月○万円返済するという感覚ではなく、いつ完済するかを明確にすることがポイントになります。

返済額が大きくても、毎月○万円返済という感覚で返済をしていると、借金がいつ完済できるかわからなくなってしまうため、新たに借金をしてしまう危険性が高まります。

しかし、完済日を明確にすることで、新たな借金をする危険を小さくできるので、最終的に借金を開催するのが早くなる可能性が高くなります。

コツ4.借金の元金を減らしていく

借金は、元金を減らしていくことを意識しなければなかなか減らすことができません。

例えば、
年利18%で50万円の借金をしている場合、1か月後には7,397円の利息が発生します。

50万円を年利18%で1か月借りた場合の利息

利息を考えずに1万円を返済してしまうと、元金は2,600円くらいしか減らせないため、借金はほとんど残っています。こうした返済方法をとってしまうと、借金はなかなか完済できません。

元金を意識しない返済方法

しかし、元金を1万円減らそうと考えると、17,397円返済することになり、元金は49万円となります。この返済方法を続けると、あと4年1か月で借金がなくなると、明確にわかるため、意識も高くなりきちんと返済を続ける事ができます。

元金を意識した返済方法

ここで大事な事は、あくまで元金を減らしていくという感覚ですので、返済額は無理のない範囲で問題ありません。

最低返済額

お金を借りると月々の最低返済額と推奨返済額が決められますが、最低返済額はほとんど利息分しかありません。そのため、最低返済額を返済し続けても、借金自体はほとんどなくなりません。

コツ5.給料日後返済を心がける

借金を早く返済するためには、毎月余ったお金を返済するのではなく、毎月返済できるお金を返済していくことになります。

そのため、給料日に返せるだけのお金を返済することが、借金返済の近道になります。

また、返済する日だけでなく、返済できるお金を返済するという感覚も非常に大事になります。

コツ6.借金の借り換えや一本化を行う

借金の返済を早くするためには、年利の低い銀行に借り換えたり、借金を一本化することで、少しでも支払う利息を少なくすることが重要になってきます。

借り換えや一本化には審査があるため、この方法は100%できるものではないですが、1度は挑戦してみる価値のあるものとなります。

コツ7.新たな借金をしない

借金の返済が遅れてしまう人の中には、借金の返済のために借金をしてしまうという人も少なくありません。

そういった事をしてしまうと、確実に借金はなくならないので、借金の返済のための借金は絶対にしない事が、何よりも大事になります。

2.借金を返済できなくなった時は債務整理をする

借金の総額が高くなり、借金の返済のために借金をするしかなくなった場合は、迷わず債務整理を選ぶことが重要になります。

借金の返済のための借金を繰り返してしまうと、自分の1人の問題でなくなる可能性が非常に高くなります。

そのため、借金の返済のための借金をしなければ生活が回らなくなった場合は、債務整理という手段を視野に入れる事がポイントになります。

専門家に相談したい方はこちら⇒「街角相談所」

債務整理

債務整理には、自己破産を含めて次の4つの方法があります。
任意整理:直接金融会社交渉することで借金の返済を楽にする方法
特定調停:裁判所を通した任意整理
個人再生:借金の金額を減らし、借金を減らす方法
自己破産:今ある資産をすべて放棄し、借金を0円にする方法

3.借金の返済に困らないための2つのルール

借金をする場合、次の2つのルールを守ることで、借金の返済に困ることはなくなります。

  • ルール1.借金に慣れない
  • ルール2.元金を意識する

ルール1.借金に慣れない

借金を初めてする時は、非常に抵抗がありますが、借金に慣れてしまうと自分のお金のような感覚で借金をしてしまう人が、意外と多くいます。

そのため、借金は最後の手段であり、1度借りた場合は2度と借りないという意思を持つことが、借金の返済に困らないための一番の近道となります。

ルール2.元金を意識する

借金をする場合は、利息よりも元金を意識することで、必要以上にお金を借りなくなります。

利息に対して損した気分を持ち続ける事で、どんどん借金を減らしていくことができます。

4.借金の踏み倒しを絶対にやってはいけない理由

借金の踏み倒しをするためには、最低でも次の2つの条件を満たす必要があります。

  • 住民票を放棄する
  • 最低でも10年は住民票なしの生活をする

この2つの条件を満たすためには、ホームレスになるくらいしか道はありません。

このように、借金の踏み倒しをするという事は、とてもリスクが高いものとなります。

5.まとめ

それでは最後に、簡単に今回の内容をまとめていきます。

  • 借金は元金を意識する
  • 月々の返済計画ではなく、完済計画を立てる
  • 借金の返済のために借金をするのであれば債務整理を行う
  • 借金は最後の手段という認識を持ち続ける
  • 借金の踏み倒しは絶対にやってはいけない
監 修

志塚 洋介

証券会社にて勤務しリテール部門からシステム部門に携わったのち不動産会社にてアカウンティング部門に従事。その後独立し、行政書士・FPとして家計や相続、会社法務などの相談・業務や金融・マーケット動向などについてのセミナー活動を行っている。

保有資格 :
  • 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
  • ファイナンシャル・プランナー(CFP)
  • 行政書士
  • 宅建士
  • マンション管理士
  • 証券アナリスト検定会員補
  • テクニカルアナリスト

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