「銀行のカードローン審査に通らない…」
「大手の消費者金融でもダメだ…」
カードローン審査になかなか通らないという人は、中小消費者金融を利用すると良いでしょう。中小消費者金融の中でも、特におすすめの消費者金融を紹介していきます。
また、申し込む際の注意点や、それでも審査に通らない人はどうすべきか?についても分かりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。
審査が通らない人は中小消費者金融を利用しよう
中小消費者金融は、銀行や大手消費者金融のカードローン審査に落ちた人の受け皿的存在です。
基本的な審査内容は銀行や大手消費者金融と同じですが、対面式での審査が多く、過去の信用実績より、現在の支払い能力を重視する傾向にあります。
おすすめの中小消費者金融
中でも特におすすめの中小消費者金融を見ていきましょう。
ノーローン
SBI新生銀行グループのノーローン。主なメリットとしては以下が挙げられます。
- 楽天銀行の口座があれば土日でも即日融資可能
- 電話対応も土日でもしてくれる
- 全国に配置された自動契約機
基本情報は以下の通りです。
金利 | 4.90~18.00% |
---|---|
申込方法 | ネット、自動契約機、専用フリーダイヤル |
借入方法 | ネット、振込、提携ATM |
返済方法 | ネット、振込、自動引き落とし、提携ATM |
無利息期間 | 何度でも1週間無利息 |
土日即日融資申込方法の流れや自動契約機の配置場所などは「土日に中小消費者金融から融資は受けられる?借金せずに今すぐ稼ぐ方法」の記事を参考にしてください。
セントラル
セントラルも土日即日融資可能で、使い勝手の良い中小消費者金融です。セントラルの利用メリットとしては
- 年中無休の自動契約機
- 昭和48年から続く安心の実績
- 初回利用時には30日間無利子
などが挙げられるでしょう。
基本情報は以下の通りです。
金利 | 4.80~18.00%(1~100万円未満) 4.80~15.00%(100~300万円) |
---|---|
申込方法 | ネット、自動契約機、店舗、郵送、コンビニ |
借入方法 | セントラルATM、振込、セブン銀行ATM |
返済方法 | |
無利息期間 | 最大30日間 |
自動契約機の設置場所などは、ノーローンと同様「土日に中小消費者金融から融資は受けられる?借金せずに今すぐ稼ぐ方法」の記事を参考にしてください。
中小消費者金融に申し込む際の4つの注意点
中小消費者金融の審査通過率を上げるには、4つの点に注意することが大切です。以下で詳細を見ていきましょう。
一度に複数の金融機関に申し込まない
利用者が申込をした際、6カ月間は申し込んだ情報が履歴として残ります。
一度に複数の金融機関に申し込むと、「相当お金に困っているのか?」と思われやすくなり、信用されにくくなってしまいます。時間を空けるか、申込数を2社程度に抑えると良いでしょう。
借入額は最低限にする
借入する際は、計画性を持って、最低限の額を借入しましょう。借入額はそれほど審査に影響はしませんが、自分の返済能力以上の額を借入してしまうと、結局首が締まるのは自分です。
申込情報に嘘はつかない
年収を高く見積もったり、現在の借入状況を隠したりするなど、申込情報に嘘をついても、すぐにばれてしまいます。結果的に信用を失って借入できなくなるので、申込情報には正しい情報を記載しましょう。
借入は2社までにする
複数の金融機関からすでに借入している場合、多重債務者として審査に通りづらくなります。多重債務者は、貸し倒れのリスクが高いとみなされるからです。
すでに複数借入している場合は、おまとめローンを利用しましょう。
おまとめローンとは、複数の借入を一つにまとめることができる金融商品です。
- 管理が楽になる
- 金利が下がる可能性がある
などのメリットがあります。おまとめローンを利用できる中小消費者金融としては、「ダイレクトワン」などが候補として上がります。
それでも審査が通らないという人がとるべき2つの行動
「中小消費者金融にも落ちてしまった…」という人でも、諦めるのはまだ早いです。
実は成約率でみると、大手消費者金融の場合、約50%が審査に通過しています。つまり、コツさえつかめば大手消費者金融でも受かる可能性は高いといえるでしょう。
大手消費者金融の審査に通過しやすくなるにはどうしたらいいのでしょうか。以下から見ていきましょう。
属性を改善する
コツとしては、属性を改善することが大切です。属性とはつまり、「あなた自身の情報」を指します。たとえば、
- 年収
- 勤務先
- 家族構成
- 資産
- 勤務形態
などが、属性として挙げられます。もう少し具体的なコツを見ていきましょう。
給料は年収200万円以上が目安
明確に「年収○○万円以上は審査通過!」とうたっている機関はありません。ただし、目安として一般的に年収200万円以上あれば、審査に通りやすくなるといわれています。
アコムを例にみると、
- 年収200万円以下:
およそ4人に1人が審査通過(通過率25%) - 年収200万円超:
およそ5人のうち3人が審査通過(通過率60%)
となっています。(※1)
※1参照:アコム 2020年3月期第3四半期「データブック」より
正社員がもっとも信用されやすい
安定的に給料をもらっていることが重要視されるので、正社員がもっとも信用を勝ち取りやすいです。
ただし、アルバイトなどでも、安定した給料があれば問題ありません。「正社員じゃないから…」と諦める前に、1年以上の勤務履歴があれば、申し込んでみるのもありでしょう。
フリーランスなら固定電話を用意する
安定した給料があるかどうかは、その会社に実際に所属しているかどうかを証明することが大切です。つまり、在籍確認が重要になります。
しかし、フリーランスで勤務している場合、家を職場としている人も多いでしょう。その場合は固定電話を引くと、在籍確認ができるとして、審査に通過できる可能性が高まります。もし固定電話がないのであれば、回線を引くのも一つの手です。
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国の融資制度を受ける
「属性を改善しても審査に通らなかった…」
という人は、国の融資制度の利用を検討してみましょう。基本的に4つの融資制度があり、無利子で借りられるケースもあります。
4つの融資制度は
- 総合支援資金貸付
- 福祉資金貸付
- 教育支援資金貸付
- 不動産担保型生活資金貸付
があります。それぞれの詳細については「一時的にお金を作る方法とは?損しない「融資」と「貯金」の仕方」内の「公的機関からの融資」の段落をご覧ください。
大手消費者金融や銀行のカードローン審査が通らないという人は、上記で挙げた注意点に気を付けつつ、中小消費者金融のカードローン審査を受けてみましょう。
それでも通らなければ、属性を改善し再度審査申込するか、場合によっては、無利子で借りられる可能性もある国からの融資を受けるのも一つの手です。
審査に通らないからといって、闇金などに手を出すのは絶対にやめましょう。