三井住友カード ゴールド(NL)は、三井住友カード(NL)に続いて発行されるようになった三井住友カードのナンバーレスカードです。
キャッシュレスで使えるゴールドカードで、Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスにも対応しつつも、しっかりとした旅行傷害保険やショッピング補償などゴールドならではの特典が魅力となっています。
ここでは、三井住友カード ゴールド(NL)の特徴やメリット、デメリット、通常の三井住友カード ゴールドとの違いについて詳しく解説していきます。
三井住友カード ゴールド(NL)の概要
三井住友カード ゴールド(NL)の特徴
三井住友カード ゴールド(NL)のメリット
三井住友カード ゴールド(NL)のデメリット
三井住友カード ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)との違い
三井住友カード ゴールド(NL)の概要
三井住友カード ゴールド(NL)は、その名前の通りカード番号がカードに記載されていないクレジットカードとなります。
カード番号がカードに記載されない代わりに、Vpassというアプリを利用し、
- カード番号
- 利用明細
- ポイント管理
などを管理します。
その他の三井住友カード ゴールド(NL)の概要は下記の表を参考にしてください。
申し込み対象 | 原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある ※ゴールド独自の審査基準により発行 |
---|---|
年会費 | 通常 5,500円(税込) ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 |
家族カード年会費 | 年会費無料 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険 ※傷害死亡・後遺障害補償は、事前の旅費などの当該カードでのクレジット決済有無により最高補償額が異なる(引受保険会社/三井住友海上火災保険株式会社) |
ショッピング補償 | 年間300万円までのお買物安心保険 ※一部補償の対象とならない商品・損害あり |
三井住友カード ゴールド(NL)のメリット
三井住友カード ゴールド(NL)はカード番号が記載されていないクレジットカードというのはわかっていただけたかと思いますが、そのメリットとは一体どこになるのでしょうか。
三井住友カード ゴールド(NL)のメリットについて詳しく解説していきます。
カードの到着を待たずに最短5分で発行
三井住友カード ゴールド(NL)は、Vpassアプリでカード番号を管理しますが、このことでクレジットカードの到着を待たずにカードを利用することができます。
通常の三井住友カード ゴールドの場合、最短翌営業日でカードが発行されますが、三井住友カード ゴールド(NL)の場合は、最短5分でVpassにデジタルカードが発行されます。
デジタルカードなので、ATMでのキャッシングなどは出来ませんが、ネットショッピングなどカード番号さえあれば利用できる購入に関しては問題なく使うことができます。
すぐにクレジットカードが必要という人には非常におすすめです。
年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料
三井住友カード ゴールド(NL)の通常での年会費は5,500円(税込)となりますが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料となります。
翌年だけではなく、翌年以降の年会費がというのがポイントです。
この年間100万円には、家族カードおよび子カード(ETCカード、iD専用カードなど)の利用分も合算して集計するため、永年無料を獲得するために家族カードやETCカードを三井住友カード ゴールド(NL)にまとめておくとよいでしょう。
初年度で年間100万円利用を達成出来なかった場合、2年目はその金額は繰り越さず改めて年間100万円の利用が必要になりますので、注意しましょう。
また、年間100万円の利用で10,000ポイントを付与してもらえ、年間100万円利用を達成した年(初年度は除く)なら、何度でも付与されます。
比較的高額の商品購入を考えている方は、ぜひ年会費永年無料を狙ってみてはいかがでしょうか。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページをご確認ください。詳細はコチラ
※三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、三井住友カード ゴールド(NL)の年会費永年無料、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。詳細はコチラ
カードに番号が印字されていないので安心・安全
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード自体にはカード番号が印字されていません。
そのため、周りの人に番号を知られたり、落としたときにカード番号が盗まれたりするという心配がありません。
カード番号自体はVpassアプリで管理することになります。
このことで三井住友カード ゴールド(NL)でキャッシュレス決済をすることが出来るようになるというメリットもあります。
Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスなどにも対応しているので、今まで以上に手軽に三井住友カードを利用できるようになります。
対象のコンビニ、マクドナルドでの利用で最大5%還元
三井住友カード ゴールド(NL)は、下記の店舗で利用すると最大5%還元を受けることができます。
- セブン-イレブン
- ローソン
- マクドナルドなど
最大5%還元を受けるためには、Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスが必須となりますので注意してください。
ナンバーレスカードのコンビニでの利用についての詳細は、「三井住友カードをコンビニで使うなら三井住友カード(NL)がおすすめ!最大5%のポイント還元率!」を参考にしてください。
年間300万円までのショッピング補償がつく
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間300万円までのお買い物安心保険がつきます。
これは、通常カードの三井住友カード(NL)ではつきませんので、ゴールドならではのメリットとなります。
クレジット決済後、商品が壊れたり、商品が盗まれたりしたときに利用できるサービスとなり、家族会員も対象に含まれますので万が一のときに安心ですね。
三井住友カード ゴールド(NL)のデメリット
一方、三井住友カード ゴールド(NL)のデメリットはどのようなものがあるのかチェックしていきましょう。
ゴールド以上のランクのカードがない
三井住友カードのナンバーレスカードは、2021年10月現在、下記の2種類のみとなります。
- 三井住友カード(NL)
- 三井住友カード ゴールド(NL)
プラチナカードのナンバーレスは現在のところ発行されていませんので、プラチナレベルの補償などを求めている人には物足りなさがあるかもしれません。
アプリでカード番号などを一括管理しなければならない
三井住友カード ゴールド(NL)はカード券面などをVpassアプリで管理をしなければなりません。
操作方法は簡単ですが、アプリでの操作に抵抗がある方には通常のゴールドカードのほうがよいかもしれません。
三井住友カード ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)との違い
最後に、通常の三井住友カード ゴールドと三井住友カード ゴールド(NL)との違いを紹介しておきます。
三井住友カード ゴールド(NL) | 三井住友カード ゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 通常 5,500円(税込) ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 | 通常 11,000円(税込) ※インターネット入会で初年度年会費無料 |
発行までの期間 | 最短5分 | 最短翌営業日 |
旅行傷害保険 | 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険 |
ショッピング補償 | 年間300万円までのお買物安心保険 | 年間300万円までのお買物安心保険 |
最大ポイント還元率 | 5.0% | 2.5% |
旅行傷害保険については三井住友カード ゴールドが優秀ですが、その他については三井住友カード ゴールド(NL)が優秀もしくは同等と、非常に魅力的なカードであることがわかるかと思います。
さらに詳細な比較に関しては、三井住友カード ゴールド(NL)ホームページを参照してください。