クレジットカードを選ぶ上で、そのカードにどんなメリット・デメリットがあるのかというのは非常に重要ですよね。
大手の三井住友カードは、初めてカードを持つ方からステータスカードを持ちたい方まで、様々な層から人気があるクレジットカードになりますが、
「大手の銀行系のカードで安心感はあるけど、何か不便な点はないの?」
「他のカードと比べて本当に良いカードなの?」
と他のカードと迷っている方も非常に多いです。
今回は、そんな三井住友カードのデメリットを中心に、どんな人に向いているのか、また簡単にメリットも合わせてご紹介していきますので、ぜひカード選びの参考にしてみてください。
1.三井住友カードの6つのデメリット
デメリット1.年会費が有料
デメリット2.ポイント還元率が低い
デメリット3.マイペイすリボの利用を推奨している
デメリット4.ネット申込は特定の口座を持っている必要がある
デメリット5.即日発行は不可
デメリット6.突出した特徴がない
2.三井住友カードの3つのメリット
メリット1.大手のカード会社&VISAで使い場所に困らない
メリット2.学生、新社会人のカードデビューからサブカードとしても幅広く使える
メリット3.セキュリティー面に優れている
3.三井住友カードがオススメな人
4.他のカードがオススメな方
5.三井住友カードの申込方法
申込方法1.インターネット(らくらく発行)
申込方法2.インターネット+郵送手続き
6.まとめ
1.三井住友カードの6つのデメリット
三井住友カードのデメリットは、下記6点があげられます。
デメリット1.年会費が有料
基本的に通常年会費は有料となっており、学生カードは在学中無料、一般カードはリボ払いの登録&利用で無料というのは可能ですが、永年完全無料なのはリボ払い専用のエブリプラスのみとなっています。
もちろん、エブリプラスはリボ払い専用カードですので、あまりおすすめはしません。
手続き次第で年会費を無料にできるためその点は良いのですが、「自分で色々設定するのが面倒」と感じる人にとってはやや不便な点と言えます。
年会費を無料にする方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
「三井住友カードをずっと年会費無料で使う方法」
デメリット2.ポイント還元率が低い
三井住友カードのポイント還元率は0.5%がベースとなっています。
ポイントが貯まりやすいカードの条件は、還元率1.0%以上ですので、ポイントを貯めていくのは向いていないカードになります。
カードの還元率を分かりやすく言うと、たとえば還元率0.5%のカードでは「100円利用ごとに1ポイント(0.5円分)がもらえる」ということになります。
還元率1.0%になると「100円利用ごとに1ポイント(1.0円分)もらえる」ということになりますので、還元される金額が違ってきます。
デメリット3.マイペイすリボの利用を推奨している
三井住友カードは「マイペイすリボ」というリボ払いの利用を推奨していますが、利用するのはおすすめしません。
マイペイすリボを利用すると、カードの利用金額に関わらず毎月一定金額ずつ支払うことが出来ますが、その分支払い期間が長引き、利息も発生します。
クレジットカードを利用するのであれば、基本的に一括払いのみの利用をおすすめします。
デメリット4.ネット申込は特定の口座を持っている必要がある
ネットの手続きだけで申し込むことが出来るネット申込(らくらく発行)ですが、利用するにはらくらく発行に対応している金融機関の口座を持っている必要があります。
らくらく発行に対応している金融機関は、下記公式サイトのページをご覧ください。
らくらく発行(インターネットで引落し口座の設定)対象金融機関一覧
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/ol-rakuraku.jsp
デメリット5.即日発行は不可
カードは最短3営業日で発行となっており、即日発行は不可となっています。
ただ、手元にカードが届くのは最短1週間となっており、他のカードと比べると早いくらいですので、即日発行にこだわらなければデメリットとはならないかと思います。
デメリット6.突出した特徴がない
三井住友カードは万能に使えるという反面、突出した特徴はありません。
他のカードであれば、「ポイントが貯まりやすい」「お店の提携カードで特典がたくさんある」といった、何かしらに特化した機能があることが多いのですが、三井住友カードは無難に使えるカードというのが特徴と言えるかと思います。
2.三井住友カードの3つのメリット
前章ではデメリットをお先にご紹介しましたが、三井住友カードにはもちろんメリットもたくさんあります。
今回は、その一部を簡単にご紹介したいと思います。
メリット1.大手のカード会社&VISAで使い場所に困らない
三井住友カードは大手のカード会社で安心して使うことが出来ます。
また、VISAは世界シェアNo.1の国際ブランドであり、国内・海外問わずどこでも利用することが出来ます。
メリット2.学生、新社会人のカードデビューからサブカードとしても幅広く使える
三井住友カードは様々な種類のカードを発行しており、学生カードやクレジットカードデビューにピッタリのカードから、サブカードを検討中の方もピッタリのカードを選択することが出来ます。
カードの選び方については下記の記事で詳しく解説しています。
「三井住友カードを作るならどれ?おすすめと5つの選び方」
メリット3.セキュリティー面に優れている
三井住友はセキュリティー面に優れており、不正利用の防止・発生時のケアも手厚くなっています。
主なセキュリティー対策は次の通りです。
3.三井住友カードがオススメな人
三井住友カードは安心の大手銀行系のカードで、初めての方でも安心して利用することが出来るカードとなっています。
また、VISAカード以外をメインカードとして使っている方は、サブカードとしてもおすすめ出来るカードとなります。
使い場所に困ることがなく、セキュリティーも手厚い為、海外旅行のお供としても活躍することが出来ます。
4.他のカードがオススメな方
先程もご説明しましたが、一般カードを年会費無料で持つにはリボ払いの登録&利用が必要となりますので、手軽に完全無料で持ちたい方にはやや不便となります。
また、基本的にポイント還元率が低い為、ポイントを活用したいという方はもっと高還元率のカードを利用した方がお得になります。
サブカードとして発行するのであれば、国際ブランドはメインカードとは異なるものを選択した方が利用できる幅が広がりますので、既にVISAカードを持っている方はあえて同じVISAを選択する必要はないかと思います。
ただ、持っているVISAカードが信販系や流通系のカードで、「なんとなく人前では使いにくい」という方も少なからずいますので、銀行系のカードを持ちたいという理由であれば三井住友カードを選択するのもよいかと思います。
5.三井住友カードの申込方法
三井住友カードの申込方法は次の2通りになります。
申込方法1.インターネット(らくらく発行)
先程もご紹介した通り、インターネット申込はらくらく発行に対応している三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行といった提携口座を持っている必要があります。
らくらく発行対象金融機関
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/ol-rakuraku.jsp
公式ホームページの「カード一覧」を開き、申し込みたいカードの「お申込み」から手続き可能となっています。
申込方法2.インターネット+郵送手続き
らくらく発行に対応していない口座を指定する場合は、インターネット+郵送の手続きが必要となります。
こちらも、公式サイトの申し込みたいカードの欄から「お申込み」に進むと手続き可能となっています。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、三井住友カードのデメリットをご紹介していきましたが、大きなデメリットとなることはないかと思います。
ただ、記事内でもご紹介した通り、リボ払いの利用はおすすめしませんので、その点だけ注意していただければとても快適に使えるクレジットカードとなります。
三井住友カード
詳細
VISAと言えば三井住友カードというほど、日本で最も有名なVISAカードになります。誰もが知っている定番のクレジットカードであり、誰でも持つことができる嫌味のないクレジットカードになります。
世界的にもVISAブランドは最も使える国際ブランドであるため、日本人がよく行く国や地域では、VISAが使えないというケースは、そう多くありません。
年齢と共に自然とステータスを上げていけるので、「カードは1枚しか持たず、どこでも普通に使いたい」という方には、非常におすすめの1枚になります。
さらに、支払い方法をリボ払いにし、利用明細書の郵送をやめることで、年会費を無料にすることができるので、お財布にも優しいカードになります。
また、リボ払いの最低支払額を99万円にすることで、ほとんどの人が1括払いと同じように利用することができるため、無駄な手数料を支払う必要もありません