この記事は、「三井住友カードのVpassにログインできない…」と悩んでいる人に向けて書きました。
「IDもパスワードも間違いないのにログインできない…」
「ログインはできたけど機能が多すぎて使い方がわからない…」
様々な不安や心配があるでしょう。
三井住友カードを使用する上で、支払い額の確認や各種情報の変更、申し込みができるVpassはとても重要です。
ログイン方法や、詳しい使い方を知りたいと思うのは当たり前です。
そこでこの記事では、三井住友カードのVpassにログインする方法について詳しく説明します。
また、ログインできないときの対処法やVpassの詳しい使い方、便利なサービスについても紹介します。
三井住友カードのVpassにログインする方法
三井住友カードは、請求額、利用可能額の確認やポイント交換を管理する会員向けサービス「Vpass」を提供しています。
Vpassを活用すれば三井住友カードの管理が簡単になるだけでなく、お得なサービスも利用可能になるのです。
Vpassを利用するためには、まずサービスに登録する必要があります。
登録方法は非常に簡単です。
またVpassには、インターネットからログインする方法とスマホアプリからログインする方法があり、iPhone版とAndroid版のアプリが用意されています。
ここでは以下の手順について解説します。
- Vpassに登録する方法
- インターネットからログインする方法
- スマホアプリからログインする方法
Vpassに登録する方法
まずはVpassに登録する場合の手順を説明します。
クレジットカード・支払い口座番号・メールアドレスを用意してから登録を始めましょう。
入力する情報は大きく分けて2種類。「三井住友カード会員の情報」と「Vpass登録情報」です。
三井住友カード会員の情報には、16桁のカード番号・カード有効期限・生年月日・セキュリティコード(カード裏面記載の3桁の番号)・電話番号といった個人情報を入力します。
Vpass登録情報は、ID・パスワード・ハンドルネーム・メールアドレスといったVpassで使用する情報です。
支払い口座番号に関しては、必要事項を入力した後の画面で入力を求められることがあります。
今回紹介した手順は個人会員向けのものです。
法人会員の場合は、法人会員のお申し込みの「お申し込みはこちら」からVpassに登録します。
入力する内容は個人会員と基本的に同じです。
Vpass登録時の注意点
登録時に入力する電話番号は、三井住友カードに申し込んだ際に申告した電話番号になります。
それ以外の電話番号を入力した場合はエラーになり、Vpassに登録することができません。
複数回エラーになった場合、アカウントロック状態になります。
アカウントロック状態を解除し、電話番号の確認を完了するためには、カード裏面に記載の電話番号に連絡しなければいけません。
インターネットからログインする方法
次はインターネットからVpassにログインする手順を説明します。
ここで入力するID・パスワードは、Vpass登録時に設定したものです。
パズル認証はID・パスワードの入力欄のすぐ下に表示されていますので、パズルを手で操作して完成させてください。
この手順は、間違いなく人間がログインしていることを確認するために必要な手順です。
この仕組みには不正ログインを防ぐ効果があります。
スマホアプリからログインする方法
スマホアプリからVpassにログインすることも可能です。
iPhone版とAndroid版のアプリが用意されています。
まずは以下のリンクから、使用中のスマホに対応したVpassアプリをダウンロードしてください。
アプリをダウンロードした後のログイン手順は以下の通りです。
「アプリにログインするたびにID・パスワードを入力するのは面倒」という人は多いと思います。
でも安心してください。
初回ログイン後に、次回以降のログイン方法を選択することができます。
ログイン方法の選択肢は4つ
Vpassアプリには4つのログイン方法があり、好みのログイン方法を選んで設定することができます。
- ID・パスワード
- パスコード
- 生体認証(指紋・顔認証)
- オートログイン
ID・パスワードは初回ログインと同じように、毎回IDとパスワードを入力してログインする方法です。
パスコードを選択した場合、設定した4桁の数字を入力してログインします。
スマホのロックを解除するためのパスコードではなく、Vpass用のパスコードを設定可能です。
生体認証は指紋や顔認証でログインする方法です。
iPhoneならTouch IDとFace ID、Andoidなら指紋認証に対応しています。
オートログインはVpassアプリ起動時に自動でログインする設定です。
オートログインは認証不要でスピーディーにVpassアプリを確認できますが、セキュリティリスクが高く、おすすめできません。
必ずオートログイン以外のログイン方法を選択するようにしましょう。
ログインできないときに試したいこと
次にVpassにログインできないときの対処方法を紹介します。
以下は、よくあるVpassにログインできないケースです。
- エラーコード001と表示される
- ID・パスワードを忘れてしまった
- 正しいID・パスワードを入力してもエラーになる
- パズル認証が表示されない
- スマホアプリでログインできない
エラー001と表示される
「エラーコード001」は、何らかの理由で三井住友カードが利用停止状態になっているときに表示されます。
エラーコード001を解消するには、利用停止の原因を解決しなければいけません。
利用停止になる理由は様々ですが、その理由は三井住友カードに問い合わせれば確認できます。カード裏面に記載されている電話番号に連絡しましょう。
以下は、カードが利用停止になる代表的な原因です。
- 指定口座からの引き落としができなかった
- 三井住友カードが不正利用を検知した
- 換金性の高いものを大量に購入した
- 三井住友カードの利用規約に触れる買い物をした
ID・パスワードを忘れてしまった
ID・パスワードを忘れてしまった場合は、VpassIDの再登録を行う必要があります。
ログインが必要なサービスによくある、メールアドレス認証によるIDの確認やパスワードの再発行手続きなどは存在しません。
三井住友カードのVpassに「ログインできない方」のページを開き、再登録、もしくは新規登録を行なってください。
以下は再登録を行う際の注意点です。
- 忘れてしまったIDが8桁以上の場合は「再登録はこちら」から再登録する
- 忘れてしまったIDが7桁の場合は「新規登録はこちら」から再登録する
- 忘れてしまったIDの桁数がわからない場合は「新規登録はこちら」から再登録する
- パスワードを忘れた場合は「新規登録はこちら」から再登録する
再登録する際は、16桁のカード番号・カード有効期限・生年月日・セキュリティコード(カード裏面記載の3桁の番号)・電話番号が必要です。
正しいID・パスワードを入力してもエラーになる
正しいと思われるID・パスワードを入力しているのにエラーになる場合は、以下を確認してみてください。
- 入力している文字の大文字・小文字が間違っている
- 半角文字で入力できていない
- ブラウザのオートコンプリート機能が古いID・パスワードを入力している
最もよくあるのがIDやパスワードの大文字・小文字・半角を間違えているケースです。
気づかないうちに、Caps LockキーやNum LockキーがONになっていることはよくあります。
またブラウザのオートコンプリート(自動入力)機能が、以前使用していた古いID・パスワードを自動入力しているケースも多いです。
入力しているID・パスワードをよく確認するようにしましょう。
パズル認証が表示されない
パズル認証が表示されず、パズル認証を正しく行えなかった場合もログインに失敗します。
原因は様々ですが、パズル認証自体が表示されないときはログイン画面を再読み込みしてみましょう。
またパズルの画像右下にある矢印マークをクリックすると、パズル認証の画像だけを再読み込みすることもできます。
スマホアプリでログインできない
インターネットからはログインできるのに、Vpassアプリからはログインできないことがあります。
その場合の原因は以下の通りです。
- Vpassアプリに保存されているID・パスワードが古い
- Vpassアプリのバージョンが古い
- アプリに不具合が起きている
インターネットからログインし、ID・パスワードを変更しても、アプリに保存されているID・パスワードは自動更新されません。
アプリのオートログイン機能が保存しているIDを削除して、もう一度IDを手で入力してみましょう。
またVpassアプリのバージョンが古い場合や、アプリに何か不具合が起きている場合もログインに失敗します。
一度アプリをアンインストールし、再インストールするとログインできることが多いです。
何をしてもログインできない場合は、三井住友カードの裏面に記載されている電話番号に問い合わせをしてみましょう。
三井住友カードのVpassの便利な機能
Vpassには便利な機能やサービスがたくさんあります。
以下はVpassの主な機能や、三井住友カード会員のみが利用できるサービスの数々です。
- 三井住友カードの支払額を確認できる
- 三井住友カードの利用明細を確認できる
- 三井住友カードの利用可能額を確認できる
- Vポイントの確認・交換ができる
- 支払い方法の変更ができる
- 会員情報の確認・変更ができる
- 利用可能枠引き上げの申込ができる
- キャッシングの申込ができる
- 追加カードの申込ができる
- カードのアップグレード申込ができる
- ポイントUPモールでお得に買い物ができる
- ココイコ!でポイント優待が受けられる
詳しく説明します。
三井住友カードの支払額を確認できる
Vpassにログインすると、メイン画面に次回の支払額がされます。
いつ・いくらの支払いが発生するのかを一目で確認可能です。
定期的に確認すれば、「支払日に口座の残高が足りなくて引き落としできなかった」という事態を避けることができます。
三井住友カードの利用明細を確認できる
Vpassを利用していれば、三井住友カードの利用明細の確認も簡単です。
利用明細は過去15ヶ月分が保存されていますので、数ヶ月前の利用履歴も簡単に確認できます。
いつ・どこで・いくら利用したのかが一覧で表示されますので、客観的に自分の支出状況を知ることができます。
また紙の明細書とは違い、紛失することもないのでセキュリティ性が高いといえるでしょう。
Vpassで明細を確認するためには、「カードご利用代金WEB明細書サービス」への申し込みが必須です。
支払い方法の変更ができる
支払い方法の変更もVpassから行えます。
1回の買い物ごとに分割・リボ払いを指定することができますので、「一括払いは厳しいかも…」と思ってもすぐに変更可能です。
予定外の出費などでカードを使いすぎた月も安心ですね。
三井住友カードの利用可能額を確認できる
Vpassを使えば、三井住友カードの利用可能額も確認可能です。
クレジットカードは1ヶ月間に決済できる限度額(利用枠)が決まっています。
その限度額からまだ支払いを終えていない利用額を引いた残りの金額が、その時点での利用可能額です。
Vpassなら高額な買い物をする前に利用可能額をスピーディーに確認できますので、残高不足で決済できないという事態も避けられます。
Vポイントの確認・交換ができる
三井住友カードには、「Vポイント」というポイントプログラムがあります。
このVポイントのポイントもVpassで管理可能です。
現在保有しているポイント数、累計獲得ポイントの確認やポイントの交換、交換履歴の確認といった機能があります。
さらに、ポイントをお得に貯める方法を紹介するコンテンツを閲覧可能です。
会員情報の照会・変更ができる
Vpassには、三井住友カードに申告しているお届け内容の照会・変更も行えます。
照会や変更が可能な内容は以下の通りです。
- カード名義人の名前
- 自宅住所
- 電話番号
- 勤務先情報
- 郵便物の送付先
- 年収額
- 暗証番号
- 支払い口座
- ID・パスワード
- メールアドレス
また三井住友カードの支払日を10日から26日に変更することも可能です。
利用可能枠引き上げの申込ができる
利用可能枠(限度額)の変更もできます。
収入が上がり、三井住友カードでもっと高額なお買い物をしたくなった場合に活用したい機能です。
一時的な引き上げと継続的な引き上げの2タイプから選べます。
またキャッシングリボや海外キャッシュサービスの利用枠の引き上げもVpassから行えます。
Vpassから申し込めるのは20歳以上の社会人のみですので、注意が必要です。
また三井住友カードは券種ごとに最大利用可能枠が決まっています。
希望する金額が券種の最大利用可能枠を超える場合は、上位カードへの切り替えも検討しましょう。
キャッシングの申込ができる
新規にキャッシング枠を付加したい場合もVpassから申し込み可能です。
利息はかかってしまいますが、急な出費で現金が必要になった場合もキャッシング枠があれば安心ですね。
また、すでにキャッシング枠を保有している場合は、Vpassから申し込むだけで30分以内に指定口座にお金を振り込んでもらえます。
キャッシング枠を付けていれば、当日中の借入も十分可能です。
追加カードの申込ができる
三井住友カードが提供している追加カードの申し込みもVpassから行います。
申し込みできるカードは以下の通りです。
- 家族カード
- ETCカード
- バーチャルカード
- 三井住友カードWAON
- PiTaPaカード
- iD(電子マネー)専用カード
中国で役立つ銀聯カードやデュアル発行で別の国際ブランドのカードを発行したい場合は、Vpassから申し込むことはできません。
銀聯カードは専用の申し込みページから、デュアル発行は通常の三井住友カード申し込みページから申し込む必要があります。
カードのアップグレード申込ができる
上位カードへの切り替え申し込みもVpassから行えます。
三井住友カードをゴールドにアップグレードしたい場合などに便利です。
これまで積んできたカードの利用歴を加味した審査が行われます。
三井住友カードをメインカードとして愛用していれば、ゆくゆくはプラチナカードへのアップグレードも可能です。
ポイントUPモールでお得に買い物ができる
Vpassに登録していれば、「ポイントUPモール」というサービスを利用可能です。
ポイントUPモール経由でネットショッピングをするだけで、通常の2倍〜20倍のポイントを貯めることができます。
Amazonや楽天市場といった、メジャーどころも対象サイトです。
非常にお得ですので、対象サイトでお買い物をするときは必ず利用するようにしましょう。
ココイコ!でポイント優待が受けられる
「ココイコ!」は実店舗でポイント優待が受けられるサービスです。
ココイコ!掲載のお店で三井住友カードを使ってお買い物や食事をするだけで、通常の何倍ものポイントが貯まります。
ポイントUPモールの実店舗版といった感じのサービスですね。
ココイコ!はVpassに登録している人だけが使えるサービスです。
三井住友カードのVpassの豆知識
最後に三井住友カードのVpassに関する豆知識を紹介します。
知っていれば三井住友カードをより便利に使えるようになるものばかりです。
家族カードをVpassに登録する方法
家族カードの利用者も、自分のカードの管理をVpassで行うことができます。
本会員とは別に、自分のVpassIDを持つことができるということです。
以下は家族カードの利用者がVpassでできることの一覧です。
- ID・パスワードの登録・変更
- 自分の家族カードの利用明細の確認
- 利用可能額の照会
- カード暗証番号の照会・変更
- サービス情報の照会・利用
- 資料の請求
- 追加カードの申込・iD一体型カードへの切り替え申請
どの機能も家族カードをより便利に使うための手助けになるでしょう。
住所変更やVポイントの景品交換申込といった機能は、本会員のみが利用可能です。
Vpassには複数のカードを登録できる
Vpassに登録できるカードは1枚だけではありません。
「おまとめログインサービス」を使えば、複数の三井住友カードをVpassでまとめて管理することができます。
登録方法は簡単です。
おまとめサービスの対象となったカードを作成したタイミングでVpassにログインすると、おまとめ設定の画面が自動で表示されます。
設定が完了すると、プルダウンメニューで複数のカードを切り替えて情報を表示できるようになります。
おまとめサービスには、一部の券種を除く三井住友カード発行のクレジットカードや三井住友カード ゴールドローンを登録することが可能です。
Vpassに銀行の口座情報を連携できる
Vpassには銀行口座情報を連携する機能があります。
連携した口座の残高情報をVpassから確認できるようになります。
三井住友銀行の口座なら、「三井住友銀行口座と連携する」から手続きをするだけでOK。
三井住友銀行以外の口座でも、「家計管理機能」を使用することで連携可能です。
家計管理機能は、Vpassアプリと個人資産管理サービス「Moneytree」を連携した三井住友カード独自の機能です。
家計管理機能を活用すれば、他社クレジットカードや三井住友銀行以外の銀行口座の情報を一括で管理することができます。
家計管理機能を利用するには、Vpassへの登録以外にMoneytreeのアカウントが必要です。
三井住友カードを使用してからVpassに反映されるまでの期間
三井住友カードの利用明細は、カード決済をした店舗から利用データ送信され、三井住友カードに届き次第Vpassに反映されます。
そのため、利用データの反映までにはある程度の期間が必要です。
利用データが送信されるタイミングは店舗によって異なります。
早い店舗であればカードの利用から2〜3日。
利用データを一定期間分まとめて送信する店舗なら、2〜3ヶ月遅れて反映されることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Vpassは三井住友カードの管理を便利にしてくれる必須サービスです。
ポイントをお得に貯められるサービスも充実しています。
また家計の管理にも役立ちますので、三井住友カードを保有しているのなら必ず登録し、定期的にログインすることをおすすめします。